第144回ケンタッキーダービー(G1)ミニ展望

注目の第144回ケンタッキーダービーが現地時間5/5・土曜18:50発走(=日本時間5/6・日曜朝7:50発走)にチャーチルダウンズ競馬場にて行われる。今年は欧州から参戦する有力馬の存在で一際注目が集まるが、人気上位馬6頭のプロフィールを簡単にご紹介する。

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Mendelssohn(メンデルスゾーン)

英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズ4.50倍(1人気)

父・Scat Daddy、母・Leslie’s Lady、母父・Tricky Creek

・7戦4勝。昨年のG1-BCジュヴェナイルターフ(芝1m)の勝ち馬。今年に入り前走のG2-UAEダービー(ダ1900)を18馬身半差で圧勝。欧州馬初のケンタッキーダービー制覇なるか大いに注目が集まる。アメリカ遠征は経験済み、半姉があの名牝・Beholderという血統背景、Rムーアが同日の英2000ギニー騎乗ではなくこちらを選択、と人気になる要素は満載。

※血統については昨年のブリーダーズカップジュヴェナイルターフの結果記事にて触れています。以下よりご参照下さい。

ブリーダーズカップ結果【1】ジュヴェナイルターフ・Mendelssohn(メンデルスゾーン)
現地時間11/3、11/4に行われたブリーダーズカップ。各レースの結果と血統についてのまとめを何回かに分けてお届けする。今回は2歳芝のマイル戦・ジュヴェナイルターフについて。

Justify(ジャスティファイ)

英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズ5.00倍(2人気)

父・Scat Daddy、母・Stage Magic、母父・Ghostzapper

・今年2月にデビューし、デビュー戦(ダ7f)→2戦目(ダ1m)→3戦目・G1-サンタアニタダービー(ダ9f)と3連勝。名伯楽ボブバファート師の管理馬。前走G1-サンタアニタダービーの勝ちタイムは1.49.72だが、この時計は同条件で行われた近10Rの内、9番目のタイム。サンデーサイレンス(1989年優勝・1.47.60)、Point Given(2001年優勝・1.47.77)、アイルハヴアナザー(2012年優勝・1.47.88)、California Chrome(2014年優勝・1.47.52)らの過去の錚々たる優勝馬と比べると、見劣るタイムとなっている点がどうか。父のScat Daddyはヨハネスブルグ産駒でMendelssohn(メンデルスゾーン)と共に人気上位2頭を父として送り込んでいる。現時点の北米サイアーランキング4位。母父のGhostzapperはAwesome Again産駒。

※関連記事:注目の海外父系④ Scat Daddy(スキャットダディ)

注目の海外父系④ Scat Daddy(スキャットダディ)
これまで本稿では、現在最も勢いのある海外種牡馬として、Galileo(ガリレオ)、Medaglia d'Oro(メダグリアドーロ)、War Front(ウォーフロント)を紹介してきた。今回は、Scat Daddy(スキャットダディ)をとりあげる。Scat Daddyは既に2015年に11歳の若さで早逝しており、現2歳世代がラストクロップとなる。Blood Horse誌による2017年北米サイアーランキング第6位、芝部門では第2位にランクされており、後継争いの思惑を交え、残された産駒に熱い視線が注がれる状況となっている。

Audible(オーディブル)

英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズ7.00倍(3人気)

父・Into Mischief、母・Blue Devil Bel、母父・Gilded Time

・5戦4勝。昨年9月のデビュー戦で3着に敗れてから、ここまで4連勝。前走のG1-フロリダダービー(ダ9f)優勝からここへ臨むローテーションは昨年のケンタッキーダービー馬・Always Dreamingと同じで、トッドプレッチャー師はケンタッキーダービー連覇を狙う。従姉にリエノテソーロがいる牝系出身。父のInto MischiefはHarlan’s Holiday産駒で現時点の北米サイアーランキング5位。母父のGilded Timeは1992年のG1-BCジュヴェナイルの勝ち馬で同年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。Teddy、Damascusらから連なる父系だがBMSとしてこれまでに大物は輩出していない。

Magnum Moon(マグナムムーン)

英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズ9.00倍(4人気)

父・Malibu Moon、母・Dazzling Song、母父・Unbridled’s Song

・4戦4勝。前走G1-アーカンソーダービー(ダ9f)で初のG1制覇。Audible(オーディブル)と同じトッドプレッチャー師の管理馬。2013年のケンタッキーダービー馬・Orbと同じMalibu Moon産駒。ちなみにOrbの母父はUnbridledで、本馬と血統構成が非常に似ている。Malibu MoonはA.P.Indy産駒で現時点の北米サイアーランキング8位。母父のUnbridled’s Songは現時点の北米BMSランキング4位。

Bolt D’Oro(ボルトドーロ)

英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズ11.00倍(5人気)

父・Medaglia d’Oro、母・Globe Trot、母父・A.P.Indy

・6戦4勝。2歳時にG1を2連勝し、G1-BCジュヴェナイルに1番人気で臨むも3着。今年初戦のG2-サンフェリペSを勝ち、前走G1-サンタアニタダービーに臨むもJustify(ジャスティファイ)の2着。父のMedaglia d’OroはEl Prado産駒で現時点の北米サイアーランキング11位。母父のA.P.IndyはSeattle Slew産駒で現時点の北米BMSランキング8位。

※関連記事:注目の海外父系② Medaglia d’Oro(メダグリアドーロ)

注目の海外父系② Medaglia d'Oro(メダグリアドーロ)
前回の①Galileo(ガリレオ)編に続き、直近で海外GⅠ競走馬を数多く輩出している父系に注目していくコーナーの第2回目。今回は、Medaglia d'Oro(メダグリアドーロ)を取り上げる。Medaglia d'Oroも、前回のGalileo同様Sadler's Wellsの系統。Galileoが専ら欧州の芝路線で君臨しているのに対し、Medaglia d'Oroは米国へ輸出されて成功を収めたSadler's Wells後継種牡馬El Pradoの産駒で、芝・ダートを問わず良駒を輩出する種牡馬として米国で大きな存在感を示している。Blood Horseによる2017年北米サイアーランキング第4位で、本年の種付料は25万USドル。

Good Magic(グッドマジック)

英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズ11.00倍(5人気)

父・Curlin、母・Glinda the Good、母父・ハードスパン

・5戦3勝。昨年のG1-BCジュヴェナイルの勝ち馬。今年初戦のG2戦では3着と敗れたが、前走のG2-ブルーグラスS(ダ9f)を勝利。父のCurlinはSmart Strike産駒で現時点の北米サイアーランキング7位。自身は2007年のケンタッキーダービーで3着。母父のハードスパンはDanzig産駒で現時点の北米BMSランキング91位。自身は2007年のケンタッキーダービーでCurlinと戦っており2着。

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