「 海外父系の状況 」一覧

注目の海外父系④ Scat Daddy(スキャットダディ)

注目の海外父系④ Scat Daddy(スキャットダディ)

これまで本稿では、現在最も勢いのある海外種牡馬として、Galileo(ガリレオ)、Medaglia d'Oro(メダグリアドーロ)、War Front(ウォーフロント)を紹介してきた。今回は、Scat Daddy(スキャットダディ)をとりあげる。Scat Daddyは既に2015年に11歳の若さで早逝しており、現2歳世代がラストクロップとなる。Blood Horse誌による2017年北米サイアーランキング第6位、芝部門では第2位にランクされており、後継争いの思惑を交え、残された産駒に熱い視線が注がれる状況となっている。

注目の海外父系③ War Front(ウォーフロント)

注目の海外父系③ War Front(ウォーフロント)

第1回のGalileo(ガリレオ)、第2回のMedaglia d'Oro(メダグリアドーロ)に続き、今回はWar Front(ウォーフロント)をとりあげる。ザファクター、アメリカンペイトリオットと続けざまに直仔の日本導入が決まったことで大きな脚光を浴びているWar Frontは、大種牡馬Danzigが25歳と晩年に残した産駒。この系統は息長く日本で試され成果を上げており、必ずしもクラシックレース向きではないというイメージも、Danzig→デインヒル→Dansiliと2世代を経ているハービンジャーが覆した感がある。War FrontはBlood Horseによる2017年北米ターフサイアーランキング第3位にランクインしている。産駒は高値で取引されており、本年の種付料は25万USドルとなっている。

注目の海外父系② Medaglia d’Oro(メダグリアドーロ)

注目の海外父系② Medaglia d’Oro(メダグリアドーロ)

前回の①Galileo(ガリレオ)編に続き、直近で海外GⅠ競走馬を数多く輩出している父系に注目していくコーナーの第2回目。今回は、Medaglia d'Oro(メダグリアドーロ)を取り上げる。Medaglia d'Oroも、前回のGalileo同様Sadler's Wellsの系統。Galileoが専ら欧州の芝路線で君臨しているのに対し、Medaglia d'Oroは米国へ輸出されて成功を収めたSadler's Wells後継種牡馬El Pradoの産駒で、芝・ダートを問わず良駒を輩出する種牡馬として米国で大きな存在感を示している。Blood Horseによる2017年北米サイアーランキング第4位で、本年の種付料は25万USドル。

注目の海外父系① Galileo(ガリレオ)

注目の海外父系① Galileo(ガリレオ)

この稿では、直近の海外GⅠ競走勝馬がどの父系から出ているかを分析し、今後の世界的な父系発展の展望の一助とすべく、考察を進めていく。 2017年も断トツの存在感を示したのは大種牡馬 Galileo(ガリレオ)。さらに、同年には直仔NathanielがEnable(凱旋門賞などGⅠを5勝)を、FrankelがチャンピオンS勝ちのCracksmanを、Teofiloが仏ロマネ賞勝ちのAjman Princessを出すなど、父系の発展という意味でも密度の濃い一年だったと言えよう。