今週出走予定の無敗馬・Lah Ti Dar(ラーティダー)とマイル路線席捲中のAlpha Centauri(アルファセントーリ)。

今週末の欧州競馬は見どころ満載。愛チャンピオンSやロンシャンで行われる凱旋門賞の各ステップレースも注目だが、本稿では破竹の勢いで快進撃を続けている注目の3歳牝馬2頭、英セントレジャー(G1)に出走する、3戦3勝の無敗馬・Lah Ti Dar(ラーティダー)と愛メイトロンS(G1)に出走する、G1を4連勝中のAlpha Centauri(アルファセントーリ)をご紹介する。

スポンサーリンク

土曜の英セントレジャー(G1)(1m6f115y)に出走する無敗の3歳牝馬

Lah Ti Dar(ラーティダー)

3歳牝馬
父・Dubawi、母・Dar Re Mi、母父・Singspiel
ジョン・ゴスデン調教師、L・デットーリ騎手

・現時点で凱旋門賞の英ブックメーカーWilliamHILLの単オッズで13.00倍(4人気)に押されている注目馬。ここを勝って凱旋門賞へ駒を進めた場合、かなりの注目馬となることは必至な存在。尚、現在の英ブックメーカーWilliamHILLの凱旋門賞の単オッズ上位人気は先週、復活を遂げた昨年の覇者・Enable(イネイブル)が2.37倍、愛オークスとヨークシャーオークスのG1連勝中の3歳牝馬・Sea of Class(シーオブクラス)が6.00倍、昨年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬Cracksman(クラックスマン)が8.00倍。

・今年4/20のデビュー戦(10f)を6馬身差で勝利→5/6の2戦目のListedレース(10f)を3 1/4身差で勝利→8/23の3戦目のListedレース(11f)を10馬身差で勝利。ここまで3戦3勝と完璧な戦績を残し、英セントレジャー(G1)へ歩を進めている。

・母のDar Re Mi(ダーレミ)は2010年のドバイシーマクラシック(G1)、2009年のヨークシャーオークス(G1)、2009年のプリティーポリーS(G1)の勝ち馬。全姉のSo Mi Darは英G3勝ち馬。全弟のToo Darn Hotは現2歳で2戦2勝。来年の英2000ギニーと英ダービーの両方で英ブックメーカーWilliamHILLで1番人気(6.00倍)に押されている逸材候補で、セントレジャーの前のレース(G2シャンペンS)に同じL・デットーリ鞍上で出走予定。こちらもレースぶりや結果が非常に注目される。

・母の半兄Darazariは豪G1馬、River Dancerは香港G1馬、母の半弟RewildingはプリンスオブウェールズS(G1)、ドバイシーマクラシック(G1)の勝ち馬。祖母のDararaは1986年のヴェルメイユ賞(G1)の勝ち馬。祖母の半兄・Darshaanは1984年の仏ダービー馬。

※10馬身差で圧勝した前走のListedレースのレース動画。重賞未出走で凱旋門賞の上位人気に押される高評価も頷ける内容とインパクト。

※Lah Ti Darの全弟・Too Darn Hotの前走ソラリオSのレース動画。この馬が来年のクラシック戦線の主役か?という目線でチェックしておきたい動画。

土曜の愛メイトロンS(G1)(1m)でG1レース5連勝を目指す3歳牝馬

Alpha Centauri(アルファセントーリ)

3歳牝馬
父・Mastercraftsman、母・Alpha Lupi、母父・Rahy
Jハリントン夫人調教師、C・オドノヒュー騎手

・愛1000ギニー以降、好内容でG1を勝ちまくっているニアルコスファミリー所有の3歳牝馬。今秋のマイル戦線の主役を張る存在で、ここもあっさり勝って、クイーンエリザベス2世S(10/20)やブリーダーズカップマイル(11/3)へ向かうこととなろう。ちなみにクイーンエリザベス2世SにはSaxon Warrior(サクソンウォリアー)が愛チャンピオンSの次走として出走予定である。

2018/08/12 ジャックルマロワ賞(G1)(1m) 1着(2馬身半差)
2018/07/13 ファルマスS(G1)(1m) 1着(4馬身半差)
2018/06/22 コロネーションS(G1)(7f213y) 1着(6馬身差・レコード勝ち)
2018/05/27 愛1000ギニー(G1)(1m) 1着(1 3/4身差)

・父のMastercraftsmanはDanehill Dancer産駒。2008年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬。英2000ギニー、インターナショナルS、愛チャンピオンSでは同期のSea the Starsには歯が立たなかったが、愛2000ギニー、セントジェームズパレスSなどG1を4勝。父としてThe Grey Gatsby(仏ダービー、愛チャンピオンS)、Kingston Hill(英セントレジャー、レーシングポストT)らを輩出。

・祖母がEast of the Moon(仏オークス、仏1000ギニー、ジャックルマロワ賞)、3代母がMiesque(仏英米のG1を10勝)の名門牝系出身。今年は仏ダービー馬・Study Of Man(スタディオブマン)も同牝系から出現しており、申し分のない牝系としての活力を誇示している。

※圧勝だったロイヤルアスコット開催で行われたコロネーションSのレース動画。

※前走ジャックルマロワ賞のレース動画。「ワンダーフィリー」の形容詞が実況から飛び出すほどの完勝劇。