ブリティッシュ・チャンピオンズデイ・結果速報&直線動画

先程まで英アスコット競馬場にて行われていた今年のブリティッシュ・チャンピオンズデイ。Cracksman、Roaring Lionなどの注目馬が多数出走し、盛り上がりを見せたが本稿ではグレードレース5鞍の勝ち馬と直線動画をお届けする。

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1R・ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ(G2・1m7f209y)の勝ち馬、直線動画

1着:Stradivarius(ストラディヴァリウス)

父・Sea The Stars、母・Private Life、母父・Bering
牡4、J.ゴスデン調教師、L.デットーリ騎手

・これで今年は5戦5勝。ブリティッシュ・チャンピオンズシリーズの長距離部門の対象レース7つの内、5つを制覇。残り2つの内の1つは本馬が出走できない3歳限定の英セントレジャー(G1)のため、ほぼ完全制覇達成ということになる。
・今年のStradivarius(ストラディヴァリウス)の全戦績を以下に記す。6/21のアスコットゴールドカップで2年連続でカルティエ賞最優秀ステイヤーに選出されたOrder of St Georgeを4着に降し、ここで名実ともに世代交代を成し遂げた感あり。

05/18・ヨークシャーカップ(G2・1m5f188y) 1着
06/21・アスコットゴールドカップ(G1・2m3f21oy) 1着
07/31・グッドウッドカップ(G1・2m) 1着
08/24・ロンズデールカップ(G2・2m56y) 1着
10/20・ブリティッシュ・チャンピオンズ・ロングディスタンスカップ(G2・1m7f209y) 1着

https://twitter.com/racing_uk/status/1053624846012370944

2R・ブリティッシュ・チャンピオンズ・スプリントステークス(G1・6f)の勝ち馬、直線動画

1着:Sands Of Mali(サンズオブマリ)

父・Panis、母・Kadiania、母父・Indian Rocket
牡3、R A Fahey調教師、P.ハナガン騎手

・全くの人気薄だったが見事に初G1勝ち(重賞4勝目)。6/22のロイヤルアスコット開催での22頭立てのコモンウエルスC(G1・6f)で2着に食い込んだ実績があり、アスコットでの実績の割には人気の盲点になっていた印象。地味な血統背景も人気薄の要因か。
・父はMiswaki(その父・Mr. Prospector)産駒で仏重賞2勝。母父はIndian Ridge(その父・Ahonoora)産駒で英重賞1勝。

https://twitter.com/ChampionsSeries/status/1053633396960882688

3R・ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークス(G1・1m3f211y)の勝ち馬、直線動画

1着:Magical(マジカル)

父・Galileo、母・Halfway to Heaven、母父・Pivotal
牝3、A.オブライエン調教師、R.ムーア騎手

・断然人気のLah Ti Dar(ラーティダー)が先に抜け出しを図るところへ、背後にいたMagical(マジカル)が急襲。あっさり差し切るとCoronetの追撃も封じ、1着ゴール。前々走のメイトロンS(G1)では4着、前走の凱旋門賞(G1)では10着だったが、ここで待望のG1初勝利(重賞3勝目)を収めている。レース後、R.ムーア騎手はsoftな馬場状態が今日のMagical(マジカル)に違いをもたらした旨のコメントを残している。
・母はアイリッシュ1000ギニー(G1)、ナッソーS(G1)、サンチャリオットS(G1)の勝ち馬。全姉のRhododendronはロッキンジS(G1)、オペラ賞(G1)、フィリーズマイル(G1)など重賞4勝。

https://twitter.com/racing_uk/status/1053643949754277888

4R・クイーンエリザベス2世ステークス(G1・1m)の勝ち馬、直線動画

1着:Roaring Lion(ロアリングライオン)

父・Kitten’s Joy、母・Vionnet、母父・ストリートセンス
牡4、J.ゴスデン調教師、O.マーフィー騎手

・人気のRoaring Lion(ロアリングライオン)が外から差す競馬で、かなり苦戦するも最後はきっちり差し切って1着。これでG1レース4連勝。苦戦したように見えたのは当初から懸念されていた馬場状態(soft)もあろうが、4月のクレイヴァンS(G3・1m)で後の英ダービー馬・Masarに9 3/4身差をつけられた3着に敗れていたり、5月の英2000ギニー(G1・1m)でもSaxon Warriorと2 1/2身差の5着に敗れているように、マイルはやや短いというのもある印象。
・レース後、シェイクファハド氏は、今年一杯での同馬の引退について言及。ラストランはブリーダーズカップとなるであろうとコメント。ターフには同厩のEnable(イネイブル)の出走が予定されており、使い分けを考えるとマイルがラストランとなるのであろうか?

https://twitter.com/Ascot/status/1053654390152839169

5R・チャンピオンステークス(G1・1m1f212y)の勝ち馬、直線動画

1着:Cracksman(クラックスマン)

父・Frankel、母・Rhadegunda、母父・Pivotal
牡4、J.ゴスデン調教師、L.デットーリ騎手

・昨年の同レースを彷彿とさせるCracksman(クラックスマン)の圧勝劇となり、ゴール手前から早々にL.デットーリ騎手の右手が高々と上がる完勝。最高の勝ち方で引退レースを飾っている。
・通算成績は11戦8勝(2着2回、3着1回)。4着以下に負けたことがない点はいくら強調しても強調し過ぎということはないだろう。G1勝ちは昨年の英チャンピオンS(7馬身差)、今年のガネー賞(4馬身差)、コロネーションC(頭差)、英チャンピオンS(6馬身差)の計4勝。他に昨年グレートヴォルティジュールS(G2)とニエル賞(G2)に勝っており重賞は計6勝。2回の2着は3歳時のアイリッシュダービー(1着:Capri)と今年のプリンスオブウェールズS(1着:Poet’s Word)でのもの。唯一の3着はデビュー2連勝で挑んだ英ダービー(1着:Wings of Eagles)でのもので、強気に勝ちに行く競馬をしたところを外から人気薄の馬に出し抜けを食わされ、結果は3着だが負けて強しの好内容だったレースである。

https://twitter.com/ChampionsSeries/status/1053661844190257152