2018ブリーダーズカップ2日目レース結果&レース動画

現地時間11/3(土)に米チャーチルダウンズ競馬場にて行われた、今年のブリーダーズカップ2日目の各レースの結果とレース動画をレース順にまとめてお届けする。注目のターフはデットーリとムーアの名手2人が見応え充分の接戦を演じ、クラシックは人気馬が堂々と勝ち切る競馬を見せている。

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フィリー&メア・スプリント(ダート7f)

レース結果

1着:Shamrock Rose(シャムロックローズ)

父・First Dude、母・Slew’s Quality、母父・Elusive Quality
牝3、Mark E.キャス調教師、I.オルティスJr騎手

・2017年のOBSエイプリルセールにて12万ドルで落札された馬。

・これで7戦4勝、G1は初制覇、重賞は2勝目。前走10/20のG2-レイヴンランS(ダ7f)が初重賞制覇だったが、中1週の競馬で一気にG1馬へ登り詰めている。

・父は2007年米国産のStephen Got Even(その父・A.P. Indy)産駒でG1-ハリウッドゴールドカップ(AW10f)の勝ち馬。プリークネスSで2着、ベルモントSで3着と米クラシック戦線で存在感を発揮した馬。今年の種付料は1万ドル。2013年産まれの現5歳馬がファーストクロップで、同馬はサードクロップになる。これまでの主な産駒にSkye Diamonds(米重賞3勝)。

・祖母のGreat Lady Slewを牝祖とする複数の重賞勝ち馬がいる。4代母のGreat Lady M.の直仔にSecretariatの代表産駒の1頭でもある「鉄の女」Lady’s Secret(1986年のエクリプス賞年度代表馬、最優秀古牝馬)。

・母父はGone West(その父・Mr. Prospector)産駒で米重賞2勝。BMSとして輩出した主な産駒に今日のBCスプリントを勝ち、連覇を達成したRoy H(ロイエイチ)。他にNo Nay Never(2歳G1-モルニー賞など仏英米で重賞3勝)、Guelph(G1-MRC1000ギニー、G1-AJCフライトS、G1-AJCシャンペインSなど重賞6勝)、ショウナンアデラ

2着:Chalon

父・Dialed In、母・Fall Fantasy、母父・Menifee
牝4、A.デラクール調教師、J.カステリャーノ騎手

3着:Anonymity

父・Tapit、母・Stormy Sunday、母父・Sir Cat
牝4、R.マンデラ調教師、F.プラット騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・道中最後方を追走していたShamrock Rose(シャムロックローズ)が直線、内に進路を取ると見事な末脚を発揮。ゴール板前は4頭が並ぶ接戦となったがアタマ差抜け出して、初G1制覇を達成している。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/3/breeders-cup-filly-and-mare-sprint-g1

ターフスプリント(芝5.5f)

レース結果

1着:Stormy Liberal(ストーミーリベラル)

父・Stormy Atlantic、母・Vassar、母父・ロイヤルアカデミーII
せん6、P.ミラー調教師、D.ダイク騎手

・2014年のOBSジャニュアリーセールにて10万ドルで落札された馬。

・これで20戦8勝、G1は2勝目、重賞は4勝目。昨年に続きBCターフスプリント連覇達成

・父は1994年米国産のStorm Cat(その父・Storm Bird)産駒で現役時の重賞勝ちはなし。今年の種付料は1.5万ドル。代表産駒にGet Stormy(G1-ガルフストリームパークターフH、G1-ターフクラシックS、G1-メイカーズマークマイルSなど重賞7勝)。

・曽祖母Luv Luvin’を牝祖とする活躍馬にHenrythenavigator(G1-英2000ギニーなど重賞5勝)、Magician(G1-BCターフなど重賞4勝)、Dolphin Street(G1-モーリスドゲスト賞など重賞3勝)、リッスン(2歳G1-フィリーズマイル。タッチングスピーチの母)など。

・母父はNijinsky(その父・Northern Dancer)産駒。BMSとして輩出した主な産駒にFastnet Rock(G1-オークレイプレート、G1-ライトニングSなど重賞6勝)、Lightning Spear(G1-サセックスSなど重賞3勝)、ルールオブロー(G1-セントレジャーなど重賞2勝)。

2着:World of Trouble

父・Kantharos、母・Meets Expectations、母父・Valid Expectations
牡3、J.セルビス調教師、I.オルティスJr騎手

3着:Disco Partner

父・Disco Rico、母・Lulu’s Number、母父・Numerous
牡6、C.クレメント調教師、J.ロザリオ騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・絶好のスタートを切ったStormy Liberal(ストーミーリベラル)が、先に行きたいWorld of Troubleを行かせて好位追走。4角手前で外からWorld of Troubleに並びかけると、直線は2頭の一騎打ちに。3着以下を大きく引き離す中、手に汗握る攻防が繰り広げられたが最後はクビ差抜け出したStormy Liberalが連覇達成。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/4/breeders-cup-turf-sprint-g1t

ダートマイル(ダート8f)

レース結果

1着:City Of Light(シティオブライト)

父・Quality Road、母・Paris Notion、母父・デヒア
牡4、Michael W. マッカーシー調教師、J.カステリャーノ騎手

・2015年のキーンランドセプテンバーセールにて71万ドルで落札された馬。

・これで8戦4勝、G1は3勝目、重賞は4勝目。今年4/14のG2-オークローンH(ダ9f)では今日のBCクラシックを制したAccelerateに今年唯一の土をつけており、9fまでの距離に限ると2着を外したことがない戦績を残している。

・父は2006年米国産のElusive Quality(その父・Gone West)産駒。今年のブリーダーズカップに複数の産駒の有力馬を送り込んでいたが、ディスタフのAbel Tasmanは11着、ジュヴェナイルフィリーズのBellafinaは4着に終わっている。

・母父はDeputy Minister(その父・Vice Regent)産駒で2歳G1-シャンペンS、2歳G1-ホープフルSなど重賞5勝。BMSとして輩出した主な産駒にMidnight Lute(G1-BCスプリント2勝、G1-フォアゴーSなど重賞4勝)、Will Take Charge(G1-トラヴァーズS、G1-クラークHなど重賞5勝)など。

2着:Seeking the Soul

父・Perfect Soul、母・Seeking the Title、母父・Seeking the Gold
牡5、D.スチュワート調教師、B.エルナンデスJr騎手

3着:Bravazo

父・Awesome Again、母・Tiz o’ Gold、母父・Cee’s Tizzy
牡3、D.W.ルーカス調教師、L.コントレラス騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・1番枠から飛び出したCity Of Light(シティオブライト)が主導権を握ると、そのまま脚色乱れることなく逃げ切り勝ち。2着馬との着差は2馬身3/4差で危なげのない勝利。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/5/breeders-cup-dirt-mile-g1

フィリー&メア・ターフ(芝10f)

レース結果

1着:Sistercharlie(シスターチャーリー)

父・Myboycharlie、母・Starlet’s Sister、母父・Galileo
牝4、C.ブラウン調教師、J.ベラスケス騎手

・2015年のアルカナオクトーバーセールにて13,592ドルにて落札された馬。

・これで10戦6勝、G1は4勝目、重賞は5勝目。今年は6月のG2-ニューヨークS(芝10f)で2着に敗れた以外は全勝で、7/21のG1-ダイアナS(芝1 1/8m)、8/11のG1-ビヴァリーD.ステークス(芝1 3/16m)に続き、G1レース3連勝。C.ブラウン調教師はブリーダーズカップ通算11勝目。J.ベラスケス騎手はブリーダーズカップ通算16勝目。

・父は2005年愛国産のDanetime(その父・デインヒル)産駒で2歳G1-モルニー賞など重賞2勝。今年の種付料は5000ユーロ。これまでの代表産駒はJameka(G1-ザBMW、G1-コーフィールドカップ、G1-クラウンオークスなど重賞6勝)、ユーロシャーリーン(G1-ビヴァリーディS)など。

・半妹のMy Sister Natは仏G3勝ち馬。伯母のリオズスターレットも仏G3勝ち馬でダーレー・ジャパン・ファームに繋養中。

・母父はSadler’s Wells(その父・Northern Dancer)産駒。今日の勝利でGalileoがBMSとして輩出した産駒の中で最多賞金獲得馬になっている。ちなみに2位以下はLea、The Autumn Sun、Saxon Warrior、U S Navy Flag、Galileo Gold、Night Of Thunder、カンタービレ、La Cressonniereの順となっている。

2着:Wild Illusion

父・Dubawi、母・Rumh、母父・Monsun
牝3、C.アップルビー調教師、W.ビュイック騎手

3着:A Raving Beauty

父・Mastercraftsman、母・Anabasis、母父・High Chaparral
牝5、C.ブラウン調教師、J.カステリャーノ騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・1番人気のWild Illusionをマークする形でレースを運んだSistercharlie(シスターチャーリー)。4角手前でWild Illusionが仕掛けると、これに合わせて上昇。Wild Illusionが先行2頭を交わした外から最後に脚を伸ばしたSistercharlieが見事に差し切り勝ち。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/6/makers-mark-breeders-cup-filly-and-mare-turf-g1t

スプリント(ダート6f)

レース結果

1着:Roy H(ロイエイチ)

父・More Than Ready、母・Elusive Diva、母父・Elusive Quality
せん6、P.ミラー調教師、P.ロペス騎手

・2013年のキーンランドセプテンバーセールにて11.5万ドルで落札され、2014年のキーンランドエイプリルセールにて31万ドルで落札された馬。

・これで22戦9勝、G1は4勝目、重賞は6勝目(全てダ6f)。昨年に続くBCスプリント連覇達成となった。

・父は1997年米国産のサザンヘイロー(その父・Halo)産駒でG1-キングスビショップS(ダ7f)など重賞4勝。今年の種付料は7.5万ドル。主な産駒にMore Joyous(豪G1を8勝し重賞18勝。母父はサンデーサイレンス)がいる。

・母はG3-セネターケンマディH、G3-ラスシエネガスH、G3-レイルバードSの勝ち馬。

・母父はGone West(その父・Mr. Prospector)産駒で米重賞2勝。BMSとしてフィリー&メア・スプリントのShamrock Rose(シャムロックローズ)に続き、本日2頭目の勝ち馬を輩出。

2着:Whitmore

父・Pleasantly Perfect、母・Melody’s Spirit、母父・Scat Daddy
せん5、R.Moquett調教師、R.サンタナJr騎手

3着:Imperial Hint

父・Imperialism、母・Royal Hint、母父・Lahint
牡5、Luis Carvajal Jr調教師、J.カステリャーノ騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・好位外目を悠々と追走していたRoy H(ロイエイチ)が直線を絶好の手応えで先頭で迎えると、そのままの勢いでパワフルに駆け抜け、後続を完封。2着馬に3馬身1/4差をつける完勝劇を演じている。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/7/twinspires-breeders-cup-sprint-g1

マイル(芝8f)

レース結果

1着:Expert Eye(エクスパートアイ)

父・Acclamation、母・Exemplify、母父・Dansili
牡3、サー・マイケル・スタウト調教師、L.デットーリ騎手

・これで10戦5勝、G1は初勝利、重賞は4勝目(G1-BCマイル、G3-シティオブヨークS、G3-ジャージーS、2歳G2-ヴィンテージS)。サー・マイケル・スタウト調教師はブリーダーズカップ通算7勝目、L.デットーリ騎手はこの時点ではブリーダーズカップ通算13勝目。この後、ターフを勝利し通算14勝目。

・父は1999年英国産のRoyal Applause(その父・ワージブ)産駒で重賞1勝。今年の種付料は4万ユーロ。これまでの代表産駒はAclaim(G1-フォレ賞など重賞3勝)、Dark Angel(2歳G1-ミドルパークSなど重賞2勝)、Equiano(G1-キングズスタンドS2勝)など。

・伯母のSpecial DutyはG1-英1000ギニー、G1-仏1000ギニー、2歳G1-チェヴァリーパークSなど重賞4勝。祖母の全姉のSightseekはG1を7勝、重賞を10勝。祖母の半姉のTates CreekはG1を2勝、重賞を7勝。

・母父はデインヒル(その父・Danzig)産駒でG2-ミュゲ賞、G3-エドモンブラン賞、G3-メシドール賞の勝ち馬。BMSとして輩出した他の主な産駒にTime Test(英重賞4勝)、Snow Sky(英重賞3勝)。

2着:Catapult

父・Kitten’s Joy、母・Gata Bella、母父・Storm Cat
牡5、John W.サドラー調教師、D.ファンダイク騎手

3着:Analyze It

父・Point of Entry、母・Sweet Assay、母父・Consolidator
牡3、C.ブラウン調教師、I.オルティスJr騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・序盤は10番手前後の位置取りで後方に控えていたExpert Eye(エクスパートアイ)が、4角手前で外から進出。直線は大外から差す競馬となり、L.デットーリ騎手の叱咤に応えて最後の最後に半馬身差差し切って1着。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/8/breeders-cup-mile-g1t

ディスタフ(ダート9f)

レース結果

1着:Monomoy Girl(モノモイガール)

父・Tapizar、母・Drumette、母父・ヘニーヒューズ
牝3、B.コックス調教師、F.ジェルー騎手

・2016年のキーンランドセプテンバーセールにて10万ドルで落札された馬。

・これで11戦9勝、G1は5勝目、重賞は6勝目。今年は前走で1着入線で2着に降着となった以外は全勝。レース後、B.コックス調教師は「She was training like a monster, and she ran like a monster. She is a special filly, one of a kind, an unbelievable filly.」と同馬を称えている。

・父は2008年米国産のTapit(その父・Pulpit)産駒でG1-BCダートマイルなど重賞3勝。昨年の種付料は1.5万ドル。これまでの産駒の中で同馬が最多賞金獲得馬になる。繋養先の以下の米ゲインズウェイファームのHPにTapizarの現在の動画があるので興味のある方はご参照頂きたい。

http://gainesway.com/stallions/tapizar/

・伯父のDrum MajorはG3-ニッカボッカーHの勝ち馬。

・母父はヘネシー(その父・Storm Cat)産駒でG1-キングズビショップS、G1-ヴォスバーグSなど重賞4勝。BMSとして輩出したこれまでの最多賞金獲得馬が同馬になる。

2着:Wow Cat

父・Lookin At Lucky、母・Winter Cat、母父・Cat Thief
牝4、C.ブラウン調教師、J.オルティズ騎手

3着:Midnight Bisou

父・Midnight Lute、母・Diva Delite、母父・Repent
牝3、S.アスムッセン調教師、J.ベラスケス騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・番手追走のMonomoy Girl(モノモイガール)が3角過ぎから仕掛けて逃げ馬を交わすと、ラクな手応えで直線先頭。そのまま押し切り勝ち。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/9/longines-breeders-cup-distaff-g1

ターフ(芝12f)

レース結果

1着:Enable(イネイブル)

父・Nathaniel、母・Concentric、母父・Sadler’s Wells
牝4、J.ゴスデン調教師、L.デットーリ騎手

・これで11戦10勝、G1は7勝目、重賞は8勝目。唯一の敗戦は約4カ月ぶりの休み明けだった2戦目で3着に敗れたもの(鞍上はW.ビュイック)で以後、9連勝中。今日の勝利で凱旋門賞とBCターフを同一年に制した最初の馬となり、BCターフを制した4頭目の牝馬(Pebbles、Miss Alleged、Found、Enable)となっている。J.ゴスデン調教師はブリーダーズカップ通算5勝目、L.デットーリ騎手は今日のマイルに続く勝利で、ブリーダーズカップ通算14勝目。

※参考:L.デットーリ騎手のブリーダーズカップ全勝利

1994年マイル・Barathea
1999年ターフ・Daylami
2001年ターフ・Fantastic Light
2004年ジュヴェナイル・Wilko
2006年フィリー&メアターフ・Ouija Board
2006年ターフ・Red Rocks
2008年ジュヴェナイルターフ・Donativum
2008年クラシック・Raven’s Pass
2009年ジュヴェナイルターフ・Pounced
2010年ターフ・Dangerous Midge
2014年ジュヴェナイルターフ・Hootenanny
2016年フィリー&メアターフ・Queen’s Trust
2018年マイル・Expert Eye
2018年ターフ・Enable

・父は2008年愛国産のGalileo(その父・Sadler’s Wells)産駒でG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、G1-エクリプスSなど英重賞3勝。今年の種付料は2万ユーロ。ファーストクロップの本馬がこれまでの代表産駒。

・伯父のApsisは仏重賞2勝。伯母のDance Routineも仏重賞2勝。祖母のApogeeは仏重賞勝ち馬。Apogeeの孫にFlintshire(米、仏、香港でG1を5勝、重賞7勝)がいる。

・母父のSadler’s WellsがBMSとして輩出したこれまでの最多賞金獲得馬が同馬になる。ちなみに2位はEnableと同牝系出身(祖母が同じ)のFlintshire。他にコンデュイット(BCターフ2勝、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど)、ワークフォース(英ダービー、凱旋門賞など)、Taghrooda(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英オークス)、Henrythenavigator(英愛2000ギニーなど)等々、錚々たる名馬を輩出。

2着:Magical

父・Galileo、母・Halfway to Heaven、母父・Pivotal
牝3、A.オブライエン調教師、R.ムーア騎手

3着:Sadler’s Joy

父・Kitten’s Joy、母・Dynaire、母父・Dynaformer
牡5、T.アルバートラニ調教師、J.カステリャーノ騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・道中4,5番手追走のEnable(イネイブル)とそれを見る形で直後でマークしたMagical。直線手前で外から進出するEnableに対し、内側から動いたMagicalがコース取りの利で先に先頭に出る形になり位置が逆転。直線はデットーリとムーア、名手2人が火花を散らす激闘となり、戦前の予想とは異なる大接戦となったが最後はEnableが3/4身差で抑え込み、凱旋門賞→BCターフの連勝達成。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/10/longines-breeders-cup-turf-g1t

クラシック(ダート10f)

レース結果

1着:Accelerate(アクセラレイト)

父・Lookin At Lucky、母・Issues、母父・Awesome Again
牡5、J.サドラー調教師、J.ロサリオ騎手

・2014年のキーンランドセプテンバーセールにて38万ドルで落札された馬。

・これで22戦10勝、G1は5勝目、重賞は8勝目。今年は4月のG2-オークローンHで2着に敗れた以外は全て1着で(この時の勝ち馬は今日のBCダートマイルを制した、City Of Light(シティオブライト))、5/26のG1-ゴールドカップアットサンタアニタ(ダ10f)→8/18のG1-パシフィッククラシックS(ダ10f)→9/29のG1-オーサムアゲインS(ダ9f)に続き、G1を4連勝。

・父は2007年米国産のSmart Strike(その父・Mr. Prospector)産駒でG1-プリークネスSなど重賞8勝、2009年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。今年の種付料は1万7500ドル。セカンドクロップの同馬がこれまでの産駒の中の最多賞金獲得馬。他の主な活躍馬にファーストクロップのMoney Multiplier(米重賞2勝)、サードクロップのLookin At Lee(昨年のケンタッキーダービー2着馬)などがいる。

・祖母の半兄・Wagon LimitはG1-ジョッキークラブゴールドCなど重賞2勝。4代母スマートダーリンの孫にJpn1-ジャパンダートダービーの勝ち馬・キョウエイギア

・母父はDeputy Minister(その父・Vice Regent)産駒でG1-BCクラシックなど重賞6勝、2001年にカナダ競馬殿堂入り。BMSとして輩出した主な産駒にKeen Ice(Deputy Ministerの3×3のクロスを持つ。G1-トラヴァーズSなど重賞2勝)、ローマンレジェンドミラクルレジェンドルージュバックなどがいる。

2着:Gunnevera

父・Dialed In、母・Unbridled Rage、母父・Unbridled
牡4、A.サノ調教師、I.オルティスJr騎手

3着:Thunder Snow

父・Helmet、母・Eastern Joy、母父・Dubai Destination
牡4、サイード・ビン・スルール調教師、C.スミヨン騎手

4着:Yoshida

父・ハーツクライ、母・ヒルダズパッション、母父・Canadian Frontier
牡4、W.モット調教師、J.オルティズ騎手

5着:Mendelssohn

父・Scat Daddy、母・Leslie’s Lady、母父・Tricky Creek
牡3、A.オブライエン調教師、R.ムーア騎手

レース動画と全着順(米BLOOD HORSEより)

・Mendelssohnがハナを奪い、Accelerate(アクセラレイト)は外目の5,6番手を追走。4角手前までにAccelerateが2番手にまで浮上すると、早めにMendelssohnを交わし先頭に。内と外から後続が差し込んでくるが、確かな脚色で抑え込み2着馬に1馬身差をつけて快勝。

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/race/usa/cd/2018/11/3/11/breeders-cup-classic-g1