第3回ペガサスワールドカップ(G1)ミニ展望

現地時間1/26に米フロリダ州のガルフストリームパーク競馬場にて行われる第3回ペガサスワールドカップ(G1・ダ9f)のミニ展望をお届けする。1着賞金400万ドルの一戦となるが、大勢は昨年のBCクラシックを制したAccelerateと、昨年のBCダートマイルを制したCity Of Lightの一騎打ちムードとみられるが果たしてどうか。

※米Equibaseの出馬表は以下をご参照下さい(別タブで開きます)。

http://www.equibase.com/static/entry/GP012619USA12-EQB.html

※以下のオッズは英ブックメーカー・WilliamHILLのもの。

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Accelerate:2.50倍

父・Lookin At Lucky、母・Issues、母父・Awesome Again
牡6、調教師:John W. Sadler

・22戦10勝、2着5回、3着5回。3歳時と4歳時に重賞を各1勝していたが、本格化した5歳時には4/14のオークローンH(G2・1m1f)でCity Of Lightの2着に敗れた以外は、BCクラシックオーサムアゲインSパシフィッククラシックSゴールドカップアットサンタアニタの4つのG1を含む、重賞を6勝するほぼパーフェクトな戦績を残す。第1回(Arrogate)、第2回(Gun Runner)の勝ち馬はいずれも前年のBCクラシックとの連勝を達成しており、今年はこの馬が本命馬として前年のBCクラシックとの連勝を狙う。

・父のLookin At Luckyは2007年米国産のSmart Strike(その父・Mr. Prospector)産駒でG1-プリークネスSなど重賞8勝、2009年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。今年の種付料は2万ドル。米BLOOD HORSEによる昨年の北米サイアーランキング9位同馬がこれまでの最多賞金獲得産駒。他の主な活躍馬にMoney Multiplier(米重賞2勝)などがいる。

City Of Light:3.50倍

父・Quality Road、母・Paris Notion、母父・Dehere
牡5、調教師:Michael W. McCarthy

・10戦5勝、2着4回、3着1回。3歳7月にデビューし、2→1→2→2着と好走が続くと、12月のマリブS(G1・7f)→3/10のトリプルベンドS(G1・7f)→4/14のオークローンH(G2・1m1f)と一気に重賞3連勝。その後は3着→2着と連敗するも、2番人気で迎えた11/3のBCダートマイル(G1・1m)では絶好の1番枠からハナを奪うとそのまま逃げ切りに成功。昨年4月のオークローンHでAccelerateに土をつけている馬だが、次走のゴールドカップアットサンタアニタでは返り討ちにあっている。

・父のQuality Roadは2006年米国産のElusive Quality(その父・Gone West)産駒で、G1-ドンH(ペガサスワールドカップの前身)、G1-フロリダダービー、G1-メトロポリタンH、G1-ウッドワードSなど重賞7勝。近年産駒の活躍が目立っており、米BLOOD HORSEによる北米サイアーランキングは84位(2015年)→25位(2016年)→11位(2017年)→7位(2018年)とまさに右肩上がり種付料も3.5万ドル(2017年)→7万ドル(2018年)→15万ドル(2019年)と高騰中

Gunnevera:9.00倍

父・Dialed In、母・Unbridled Rage、母父・Unbridled
牡5、調教師:Antonio Sano

・19戦6勝、2着5回、3着2回。2歳時に重賞2勝、3歳時にはファウンテンオブユースS(G2・1m1/2f)に勝利。その後は重賞勝ちはないものの、3歳時のトラヴァーズS(G1・1m2f)でWest Coastの2着、4歳時のペガサスワールドカップ(G1・1m1f)でGun Runnerの3着、ウッドワードS(G1・1m1f)でYoshidaの2着、前走のBCクラシック(G1・1m2f)でAccelerateの2着、と名脇役ぶりを如何なく発揮している。

・父のDialed Inは2008年米国産のMineshaft(その父・A.P. Indy)産駒で、G1-フロリダダービー、G3-ホーリーブルSの勝ち馬。米BLOOD HORSEによる昨年の北米サイアーランキング34位今年の種付料は2.5万ドル本馬がこれまでの最多賞金獲得産駒になる。

Audible:10.00倍

父・Into Mischief、母・Blue Devil Bel、母父・Gilded Time
牡4、調教師:Todd A. Pletcher

・8戦5勝、2着1回、3着2回。2歳9月にデビューし、2歳時は3→1→1着。3歳時は2/3のホーリーブルS(G2・1m1/2f)→3/31のフロリダダービー(G1・1m1f)と重賞連勝。その後、5/5のケンタッキーダービー(G1・1m2f)に向かうと、中団からよく追い上げ、Justifyの3着入線(勝ち馬と2馬身3/4身差)。半年の休養明けだった11/3の復帰戦(7f)を勝ち、前走12/15のハーランズホリデーS(G3・1m1/2f)で2着。

・父のInto Mischiefは2005年米国産のHarlan’s Holiday(その父・Harlan)産駒で米2歳G1-キャッシュコールフューチュリティの勝ち馬。米BLOOD HORSEによる昨年の北米サイアーランキング4位種付料は2017年・7.5万ドル→2018年・10万ドル→2019年・15万ドルと上昇中本馬が最多賞金獲得産駒になる。

Bravazo:13.00倍

父・Awesome Again、母・Tiz O’ Gold、母父・Cee’s Tizzy
牡4、調教師:D. Wayne Lukas

・16戦3勝、2着4回、3着3回。唯一の重賞勝ちは3歳2月のリズンスターS(G2・1m1/2f)昨年の米3冠レースに全て出走し、ケンタッキーダービー6着→プリークネスS2着→ベルモントS6着。ベルモントS後は全てG1レースを使われており、2着(ハスケル招待S)→3着(トラヴァーズS)→7着(ペンシルヴァニアダービー)→3着(BCダートマイル)→2着(クラークH)。

・父のAwesome Againは1994年カナダ産のDeputy Minister(その父・Vice Regent)産駒で、G1-BCクラシック、ホイットニーHなど重賞6勝。米BLOOD HORSEによる昨年の北米サイアーランキング50位。種付料はPrivate。主な産駒に2004年のエクリプス賞年度代表馬でG1-BCクラシックなど重賞6勝のGhostzapper

Patternrecognition:13.00倍

父・Adios Charlie、母・Almost a Valentine、母父・High Cotton
牡6、調教師:Chad C. Brown

・11戦5勝、2着5回。4歳4月のデビュー以降、地道にキャリアを積み上げてきたが、前々走9/22のケルソH(G2・1m)で初めて重賞へ出走すると、これを見事に逃げ切り勝ち。続く前走12/1のシガーマイル(G1・1m)でも人気を集めたMendelssohnを向うに回し、ここも逃げ切り勝ち。

・父のAdios Charlieは2008年米国産のIndian Charlie(その父・In Excess)産駒で、G3-ジェロームSの勝ち馬。米BLOOD HORSEによる昨年の北米サイアーランキング90位今年の種付料は3000ドル本馬がこれまでの最多賞金獲得産駒になる。

・従弟のBattle of MidwayはG1-BCダートマイルなど米重賞3勝。伯母のRigolettaはG1-オークリーフSの勝ち馬。母の従姉Musical RomanceはG1-BCフィリー&メアスプリントなど米重賞4勝。

Seeking The Soul:15.00倍

父・Perfect Soul、母・Seeking The Title、母父・Seeking the Gold
牡6、調教師:Dallas Stewart

・23戦6勝、2着5回、3着6回。4歳11月にクラークH(G1・1m1f)、5歳9月にアクアクS(G3・1m)に勝利。前々走のBCダートマイル(G1・1m)ではCity Of Lightの2着(2馬身3/4身差)。連覇を狙った前走のクラークH(G1・1m)では3着。

・父のPerfect Soulは1998年愛国産のSadler’s Wells(その父・Northern Dancer)産駒で、G1-キーンランドターフマイルなど米芝重賞3勝。本馬がこれまでの最多賞金獲得産駒になる。

母はG3-アイオワSの勝ち馬。曽祖母Personal Ensignは13戦13勝、BCディスタフなどG1を8勝。「ミス・パーフェクト」の異名を取った名牝。1988年のエクリプス賞最優秀古牝馬。