2017年サンデーレーシング募集馬・パラダイスコーブの16(★★★)について

現役獣医師による2017年サンデーレーシング募集馬評価の⑤総合評価で、★★★の評価だった、「142・パラダイスコーブの16」。気になる方は募集馬カタログやDVDをご覧になっている事と思われるが、本稿では募集馬カタログには出ていない補足情報をQ&A形式でアトランダムにお届けする。

Q1・祖母のキャッシュインクルーデッドの主な勝ち鞍は募集馬カタログを見れば分かりますが、全戦績と日本入りの経緯はどうなっていますか?

A1・2006年の8/6にデビューして4着(D5.5F)。9/2の2戦目で初勝利をあげています(D6.0F)。9/30の3戦目が唯一のG1勝ちとなった、オークリーフS(D8.5F)で、11頭立ての5人気でしたが4馬身3/4差で圧勝しました。

ちなみに、オークリーフSは現在はシャンデリアSと改称されていますが、位置付け的にはブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズの西海岸における重要なプレップレースになります。

4戦目が大一番のG1-ブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズ。キャッシュインクルーデッドは前走の圧勝ぶりも評価され、2人気に押されました。ちなみに1人気は母の半弟にKitten’s Joyがいる良血馬で、ここまでデビュー3連勝のDreaming of Anna(父・Rahy)。レースは1番枠からDreaming of Annaが内枠を利して、先手を奪い逃げる展開となり、そのまま押し切り人気に応えました。キャッシュインクルーデッドは末脚にかけるレースをしましたが5着と敗れています。

その後、3歳時に4着→3着→3着→11着と負け続け、そのまま引退しました。同年のファシグティプトンノベンバーセールで、65万ドルで社台コーポレーションが落札し、日本入りすることとなりました。

Q2・パラダイスコーブもキャッシュインクルーデッドもドリームジャーニーと交配されていますが、ドリームジャーニーの種牡馬成績は現状、どんな感じなんでしょうか?

A2・サラ総合のデータになりますが、2013年生まれの現4歳のファーストクロップは血統登録頭数が36頭、出走頭数が33頭、勝馬頭数が27頭です。27頭の内、2歳時に勝っている馬は8頭います。このファーストクロップのAEIは1.76と優秀です。ファーストクロップの代表馬はミライヘノツバサ(今年のG2-日経賞で2着、今年のG2-AJCCで3着)です。

2014年生まれの現3歳のセカンドクロップは血統登録頭数が30頭、出走頭数が26頭、勝馬頭数が5頭です。5頭の内、2歳時に勝っている馬は3頭で、セカンドクロップのAEIは0.82です。セカンドクロップの代表馬はドリームズライン(今年の東海ダービー、駿蹄賞の勝ち馬)です。

2015年生まれの現2歳のサードクロップは血統登録頭数が31頭、出走頭数が1頭です。2016年生まれは血統登録頭数が39頭で、この中に母・パラダイスコーブの本馬と母・キャッシュインクルーデッドの牝駒がいることになります。

関連コンテンツ

シェアする

フォローする