2017年サンデーレーシング募集馬・ザズーの16(★★)について

明日のネット申し込み締め切りを控え、出資を検討中の方は選択が迫られていることと推察しているが、本稿では先日の「現役獣医師による2017年サンデーレーシング募集馬評価」の⑤総合評価で、★★の評価だった、「147・ザズーの16」に関して補足情報をQ&A形式でアトランダムにお届けする。

Q1・母のザズーの日本入りの経緯を教えて下さい。

A1・2012年のキーンランド・ノベンバーセールにて210万ドルで吉田勝巳氏に落札され、日本入りとなりました。当時のBLOOD-HORSE誌の吉田俊介氏へのインタビューによると、セリの場でザズーを一目みて気に入り、購入を決めたとのこと。同年1月のキーンランド・ジャニュアリーセールで半姉のアートプリンセスを40万ドルで既に購入していた中での、ザズーの購入ですので、実際そうなのではないでしょうか。

レーンズエンドファームのビル・ファリシュ氏も「ザズーは偉大な母になるだろう」、「どうしてオーナーがザズーを売却する選択をしたのかはよくわからない」、「Zenyatta(ゼニヤッタ)が牧場(レーンズエンドファーム)に戻ってきたので少し楽になるかもしれないが、それでもザズーが日本に行ってしまうのを見送るのはとても辛い」、とコメントを寄せている。

Q2・母のザズーの父・Tapitは大種牡馬ですが、BMSとしての実績はどうなんですか?

A2・Tapitは2001年生まれで、初年度産駒がデビューしたのが2008年ですので、まだ、BMSが活躍し出す状況ではなく、北米のBMSランキングでもランキング外です。TapitがBMSの馬は北米、欧州、日本などで145頭が出走し、84頭が勝利(勝ち馬率27%)。AEIは0.97、CPIは1.56です。

賞金の高さからこのようなデータでは大抵そうなるのですが、現時点で母父・Tapitの馬で最も賞金を稼いでいる馬は日本の現役5歳馬・キングカヌヌになります。キングカヌヌはノーザンファームの生産馬。父はキングカメハメハで、ここまで23戦2勝です。

Tapitが輩出したザズーのような牝馬のG1馬としてスターダムバウンド(G1-BCジュヴェナイルフィリーズなど、G1を5勝)がいますが、キングカヌヌの母がこの馬です。参考までにスターダムバウンドの産駒成績をまとめると、以下のようになります。

初仔・シーサイドバウンド(父・Big Brown)18戦1勝(函館ダ1700)
2番仔・キングカヌヌ(父・キングカメハメハ)23戦2勝(中京ダ1900で2勝)・現役馬
3番仔・エイプリルミスト(父・ディープインパクト)5戦1勝(東京芝2400)・現役馬
4番仔・スターダムバウンドの2016(父・ロードカナロア)

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