2019ドバイワールドカップデー・レース結果&レース動画

昨夜の生中継をご覧になった方も多いと思われるが、見応えのあるレースが続いた今年のドバイワールドカップデー。各重賞レースの結果、レース動画をまとめてお届けする。

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9R・ドバイワールドカップ(G1・ダ2000m)

North America、Gronkowski、Thunder Snowの3頭がレースの先団を形成。まず、直線手前までの間にGronkowskiがNorth Americaを競り落としに行き、Thunder Snowは3番手から上昇。残り300mからは壮絶なマッチレースとなり、最後はハナ差でThunder Snowが連覇達成。

レース結果

1着:Thunder Snow
父・Helmet、母・Eastern Joy、母父・Dubai Destination
牡5、調教師:Saeed bin Suroor、騎手:Christophe Soumillon

・前哨戦で大敗していたが、きっちり巻き返し接戦を制す。モハメド殿下の歓喜の表情が印象的な勝利で、ゴドルフィンは近10年でこのレース5勝目(2012年・モンテロッソ、2014年・African Story、2015年・Prince Bishop、2018年、2019年・Thunder Snow)。尚、現時点で今年のBCクラシックで英ブックメーカー・Ladbrokesで4番人気。

2着:Gronkowski
父・Lonhro、母・Four Sugars、母父・Lookin At Lucky
牡4、調教師:S bin Ghadayer、騎手:Oisin Murphy

・昨年のベルモントS2着馬(勝ったJustifyから1馬身3/4身差)。昨年12月と今年3月に転厩しており、アメリカからUAE所属へ。父のLonhroは1998年豪州産のOctagonal(その父・Zabeel)産駒でオーストラリアでG1を10勝した「黒い閃光」。父系はSir Ivor→Sir Tristram→Zabeel→Lonhroで、シャトル種牡馬としてアメリカで供用された際に産まれたのが本馬。

3着:Gunnevera
父・Dialed In、母・Unbridled Rage、母父・Unbridled
牡5、調教師:Antonio Sano、騎手:Emisael Jaramillo

・一昨年のフロリダダービー、昨年のペガサスワールドカップに続く3度目のG1での3着。他に昨年のBCクラシックとウッドワードS、一昨年のトラヴァーズSと2着も3回。今回もきっちり自分のレースはした印象。

8R・ドバイシーマクラシック(G1・芝2410m)

レイデオロがハナに立たされる形となり、直線入口まではレースを主導したが早々に脚が無くなり沈む中、ゴドルフィンのOld Persianが躍動。シュヴァルグラン、スワーヴリチャードの両ハーツクライ産駒も見せ場十分な内容だったが、内容的にはOld Persianの完勝。

レース結果

1着:Old Persian
父・Dubawi、母・Indian Petal、母父・Singspiel
牡4、調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

2着:シュヴァルグラン
父・ハーツクライ、母・ハルーワスウィート、母父・Machiavellian
牡7、調教師:友道康夫(栗東)、騎手:Hugh Bowman

3着:スワーヴリチャード
父・ハーツクライ、母・ピラミマ、母父・Unbridled’s Song
牡5、調教師:庄野靖志(栗東)、騎手:Joao Moreira

7R・ドバイターフ(G1・芝1800m)

アーモンドアイは直線外に持ち出されると他馬の鞍上のアクションが激しくなる中、ルメール騎手は持ったまま。スムーズかつラクに、あっさりと先頭に立ち、数発のムチは入ったもののヴィブロス以下を完封。

レース結果

1着:アーモンドアイ
父・ロードカナロア、母・フサイチパンドラ、母父・サンデーサイレンス
牝4、調教師:国枝栄(美浦)、騎手:Christophe-Patrice Lemaire

・全文英語になるが、以下に欧米メディアのアーモンドアイ勝利のレポートをご紹介する。

米BLOOD HORSE「Almond Eye Brilliant in Dubai Turf」

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/232822/almond-eye-brilliant-in-dubai-turf

英RACING POST「Almond Eye boosts huge reputation with easy victory in Dubai Turf」

https://www.racingpost.com/news/big-race-reports/almond-eye-boosts-huge-reputation-with-easy-victory-under-lemaire/373343

2着:ヴィブロス
父・ディープインパクト、母・ハルーワスウィート、母父・Machiavellian
牝6、調教師:友道康夫(栗東)、騎手:Mickael Barzalona

・1馬身1/4身差の2着。このレースで一昨年1着→昨年2着→今年2着と見事な戦績を残し引退。

3着:Lord Glitters
父・Whipper、母・Lady Glitters、母父・Homme De Loi
せん6、調教師:David O’Meara、騎手:Daniel Tudhope

6R・ドバイゴールデンシャヒーン(G1・ダ1200m)

逃げたX Y Jetがそのまま逃げ切り勝ち。番手追走のマテラスカイもそのまま粘り込み2着確保。レース後、森調教師より11月のブリーダーズカップ挑戦が明言されており、今後が注目されることとなっている。気が早い話だが、ブリーダーズカップスプリントは2000年に同じ森厩舎・武豊騎手のコンビでアグネスワールドが挑戦しており、8着。

レース結果

1着:X Y Jet
父・Kantharos、母・Soldiersingsblues、母父・Lost Soldier
せん7、調教師:Jorge Navarro、騎手:Emisael Jaramillo

2着:マテラスカイ
父・Speightstown、母・Mostaqeleh、母父・Rahy
牡5、調教師:森秀行(栗東)、騎手:武豊

3着:Imperial Hint
父・Imperialism、母・Royal Hint、母父・Lahint
牡6、調教師:Luis Carvajal Jr、騎手:Jose L Ortiz

5R・UAEダービー(G2・ダ1900m)

道中は中団のインを追走していたアメリカ調教馬・Plus Que Parfaitが内からポジションを押し上げて、直線入口では6番手まで上昇。直線は追われるほどに良好な伸び脚を見せ、内から差し切って1着。2着もアメリカ調教馬のGray Magician。

レース結果

1着:Plus Que Parfait
父・Point Of Entry、母・Belvedera、母父・Awesome Again
せん3、調教師:Brendan P Walsh、騎手:Jose L Ortiz

2着:Gray Magician
父・Graydar、母・Burg Berg、母父・ヨハネスブルグ
牡3、調教師:Peter Miller、騎手:Joel Rosario

3着:Manguzi
父・Planteur、母・My Girl Charlie、母父・Kodiac
牡3、調教師:A R Al Rayhi、騎手:Fernando Jara

4着:デルマルーヴル
父・パイロ、母・カリビアンロマンス、母父・コマンズ
牡3、調教師:戸田博文(美浦)、騎手:Christophe-Patrice Lemaire

4R・アルクォズスプリント(G1・芝直線1200m)

圧倒的な人気を集めたゴドルフィンのBlue Pointが、終始レースを先導していたBelvoir Bayに残り100mの地点で並びかけると、William Buickの力感溢れる叱咤に応え、抜け出して1着。昨年6月のキングズスタンドSに続き2つ目のG1タイトルを獲得。

レース結果

1着:Blue Point
父・Shamardal、母・Scarlett Rose、母父・Royal Applause
牡5、調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

2着:Belvoir Bay
父・Equiano、母・Path Of Peace、母父・Rock Of Gibraltar
牝6、調教師:Peter Miller、騎手:Flavien Prat

3着:Stormy Liberal
父・Stormy Atlantic、母・Vassar、母父・ロイヤルアカデミーII
せん7、調教師:Peter Miller、騎手:Joel Rosario

3R・ドバイゴールドカップ(G2・芝3200m)

逃げたゴドルフィンのRed Galileoが3角過ぎに後退すると、内からIspolini、外からCross Counterが上昇。直線入口ではIspoliniとCross Counterのゴドルフィン2騎のマッチレースの様相を呈すると、最後は外からCross Counterが力強く伸びて1着。

レース結果

1着:Cross Counter
父・Teofilo、母・Waitress、母父・Kingmambo
せん4、調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

2着:Ispolini
父・Dubawi、母・Giants Play、母父・Giant’s Causeway
せん4、調教師:Charlie Appleby、騎手:Brett Doyle

3着:Call The Wind
父・Frankel、母・In Clover、母父・Inchinor
牡5、調教師:F Head、騎手:Aurelien Lemaitre

2R・ゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)

先行したHeavy Metalが直線完全に先頭に立ち、そのまま押し切りを図ろうとするところへ、アメリカ調教馬・Coal Frontが猛追。残り100mの時点ではまだ1馬身以上の差があったが、ゴール前、きっちり差し切りCoal Frontが優勝。日本調教馬・ノンコノユメは出遅れて12頭立ての10着。

レース結果

1着:Coal Front
父・Stay Thirsty、母・Miner’s Secret、母父・Mineshaft
牡5、調教師:Todd Pletcher、騎手:Jose L Ortiz

2着:Heavy Metal
父・Exceed And Excel、母・Rock Opera、母父・Lecture
せん9、調教師:S bin Ghadayer、騎手:Mickael Barzalona

3着:Muntazah
父・Dubawi、母・Rumoush、母父・Rahy
せん6、調教師:Doug Watson、騎手:Jim Crowley

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