ケンタッキーダービー・レース結果

日本時間の今朝、米チャーチルダウンズ競馬場にて行われたケンタッキーダービーのレース結果とレース動画を速報でお届けする。合わせて昨日行われたケンタッキーオークスのレース結果とレース動画もお届けする。

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Kentucky Derby(G1・ダ10f)・レース結果とレース動画

1着:Country House

(2着入線繰り上がり)
父・Lookin At Lucky、母・Quake Lake、母父・War Chant
調教師:William Mott、騎手:Flavien Prat

・1着入線のMaximum Securityが4角手前の斜行で降着になる大波乱。Country Houseは20番枠から道中は中団を追走し、3角過ぎの勝負所から外を進出。直線入口では4頭並びの先頭に立つと、Maximum Securityは差せなかったが2着入線。結果、繰り上がりでケンタッキーダービー馬となっている。

・今日の勝利で通算7戦2勝(重賞1勝)。1/17のデビュー3戦目で初勝利をあげた後は、2/17のリズンスターS(G2・8.5f)で2着→3/23のルイジアナダービー(G2・9f)で4着→4/13のアーカンソーダービー(G1・9f)で3着と入着続きだった馬。

 1着:ケンタッキーダービー(G1・ダ10f)

・父のLookin At Luckyは2007年米国産のSmart Strike(その父・Mr. Prospector)産駒で、米G1-プリークネスS、ハスケル招待Sなど重賞8勝。2009年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬、2010年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬。シャトル種牡馬としてチリで繋養され、大成功を収めており、輩出した本馬も含めた10頭のG1馬の内、8頭はチリ産。今年の種付料は2万ドル。これまでの主な産駒は以下の2頭。

 Accelerate2018年のエクリプス賞最優秀古馬。BCクラシック、パシフィッククラシックS、ゴールドカップアットサンタアニタなどG1を5勝。

 Wow Catチリ産。チリでG1を5勝しチリ年度代表馬に。その後、アメリカへ移籍し、昨年10/6に米G1-ベルデイムSを勝ち、昨年11/3の米G1-BCディスタフで2着。

・母のQuake Lakeは米6戦2勝。祖母のShooting Partyは米23戦4勝。叔父のBreaking LuckyはカナダのG3勝ち馬。

・母父のWar Chantは1997年米国産のDanzig(その父・Northern Dancer)産駒で、米G1-BCマイルなど重賞3勝。父として輩出した主な産駒にChamberlain Bridge(BCターフスプリントなど重賞2勝)。BMSとして輩出した主な産駒にShalaa(ミドルパークS、モルニ賞など重賞5勝)。

・Cigar、Drosselmeyer、Royal Delta,、Theatricalなどを管理してきた名伯楽・William Mott師はケンタッキーダービー初勝利。Flavien Prat騎手はテン乗り(=前走騎乗していたJoel RosarioはGame Winnerを、前々走騎乗していたLuis SaezはMaximum Securityを選んでいた)でチャンスをモノにしてケンタッキーダービー初勝利。

2着:Code of Honor

父・Noble Mission、母・Reunited、母父・Dixie Union
調教師:Claude McGaughey III、騎手:John R. Velazquez

・道中は中団のインを追走。3角過ぎからは終始、ラチ沿いを周った事で斜行の影響も皆無となり、直線はほぼ先頭に立つ勢いに。そのままバテずにしっかり走り切り、結果、2着に。

3着:Tacitus

父・Tapit、母・Close Hatches、母父・First Defence
調教師:William I. Mott、騎手:Jose L. Ortiz

・道中は後ろから4頭目の後方待機。馬群の中に突っ込み進出を図り、直線手前では7番手程にポジションを押し上げると、直線は外から良く伸びて結果、3着に。

4着:Improbable

父・City Zip、母・Rare Event、母父・A. P. Indy
調教師:Bob Baffert、騎手:Irad Ortiz, Jr.

・5,6番手の絶好位につけていたが、3角過ぎの勝負所でやや踏み遅れ、結果、直線入口で行き場を無くし、外に持ち出さざるを得ない不利な形になったのが全て。

5着:Game Winner

父・Candy Ride、母・Indyan Giving、母父・A. P. Indy
調教師:Bob Baffert、騎手:Joel Rosario

・スタートでほぼ最後方に置かれる最悪の展開になり、3角過ぎから大外をぶん回し押し上げを図るも、捲れるような脚は無く、直線大外から差をつめるだけの競馬に。

6着:マスターフェンサー

父・ジャスタウェイ、母・セクシーザムライ、母父・Deputy Minister
調教師:角田晃一(栗東)、騎手:Julien R. Leparoux

・終始離れた最後方を周回。4角手前まで最後方にいたが直線、インに切れ込みながら馬群に突っ込んでいくと、目覚ましい伸びを見せ大健闘の6着。1995年のスキーキャプテン(14着)、2016年のラニ(9着)を上回る日本調教馬の過去最高着順で入線。

17着:Maximum Security

(1着入線も降着)
父・New Year’s Day、母・Lil Indy、母父・Anasheed
調教師:Jason Servis、騎手:Luis Saez

・ハナを奪いレースを主導したが、4角手前で痛恨の斜行。長い審議の結果、ケンタッキーダービー史上初の1着入線馬の降着になっている。今後、ひと揉めありそうな展開に早くもなっており、Luis Saez騎手は「どの馬も危険にさらしていない」、調教師、オーナーは「あらゆる手段で異議申し立てをする」とのコメントを出している。

Kentucky Oaks(G1・ダ9f)・レース結果とレース動画

前日の現地時間5/3に行われたケンタッキーオークス(G1)についてもレース結果とレース動画をお届けする。

1着:Serengeti Empress

父・Alternation、母・Havisham、母父・Bernardini
調教師:Thomas Amoss、騎手:Jose L Ortiz

・今回の勝利で通算8戦5勝、重賞3勝。逃げ圧勝→逃げ大バテシンガリ負けの近2走から、人気を落としていたが、14頭立ての13番枠から出脚良くスタートダッシュを決めて、きっちり自分の形に持ち込んで、まんまと逃げ切り勝ち。

 1着:ケンタッキーオークス(G1・ダ9f)、レイチェルアレクサンドラS(G2・ダ8.5f)、ポカホンタスS(G2・ダ8.5f)

・2016年のキーンランドノベンバーセールにて2.5万ドルで落札され、2017年のキーンランドセプテンバーセールにて7万ドルで落札された馬。

・父のAlternationは2008年産まれのDistorted Humor(その父・フォーティナイナー)産駒で、米G2-ピーターパンS(ダ9f)など重賞4勝。本馬以外の主な産駒に米G3-スーパーダービーを勝ったLimation。今年の種付料は1万ドル。

2着:Liora

父・Candy Ride、母・Giant Mover、母父・Giant’s Causeway
調教師:Wayne Catalano、騎手:Channing Hill

・通算8戦2勝(重賞1勝)。これで3走連続で重賞2着。半姉のFamily Treeは米G2-インディアナオークス、米G3-アイオワオークスの勝ち馬。

3着:Lady Apple

父・Curlin、母・Miss Mary Apples、母父・Clever Trick
調教師:Steven Asmussen、騎手:Ricardo Santana Jr

4着:Champagne Anyone

父・ストリートセンス、母・Lucevan、母父・Ghostzapper
調教師:Ian R Wilkes、騎手:Chris Landeros

5着:Bellafina

父・Quality Road、母・Akron Moon、母父・Malibu Moon
調教師:Simon Callaghan、騎手:Flavien Prat

・通算9戦6勝(重賞6勝=初勝利が重賞)。人気を集めていた今回のケンタッキーオークス(5着)と昨年のBCジュヴェナイルフィリーズ(4着)でいずれも敗戦。少頭数の前哨戦には滅法強いが、頭数が揃う大一番では勝ち切れない結果が続いている。