先週のセール出身勝利馬【4】コウエイアンカ、ウインテンダネス

先週のセール出身勝利馬の中から取引価格が安い馬を取り上げてご紹介するコーナーの第4回。馬主の方の相馬眼、選択を顕彰するとともに、馬主として愛馬が勝利をあげるために、どういう馬をどのセリで購買すればいいのか(出来ればなるべく安く)、実例に学んでいこうという趣旨のコーナーである。

コウエイアンカ 牡2

父・プリサイスエンド、母・カノヤトップレディ、母父・キングヘイロー
生産者:浜本牧場、(栗)柴田光陽、松山弘平
2016年北海道サマーセール取引価格324万円
現在の総賞金:775万円

戦歴

新馬戦5着→未勝利戦4着→未勝利戦3着と、着順を着実に上げてきた中で迎えた、10/21(土)の京都ダ1200の未勝利戦を勝利。デビュー4戦目での勝ち上がりとなっている。

血統

・母は30戦2勝。本馬は4番仔。初仔は地方7勝、2番仔は地方4勝、3番仔は地方1勝。
・母の半姉にカノヤザクラ(G2-セントウルS、G3-アイビスSD(2勝)の勝ち馬。他にG1-スプリンターズS3着など重賞入着6回)。

メモ

これまで3回、このコーナーで取り上げてきた各馬の共通点として、母の4番仔、5番仔が多いというのがあり、コウエイアンカも4番仔。プリサイスエンド産駒はこれまでに2歳馬が中央で4頭勝ち上がっているが、4頭中、3頭は市場取引馬で、取引価格は162万円(ミコジェンヌ)、324万円(コウエイアンカ)、2916万円(ムルシェラゴ)。取引価格500万円未満でもこれだけ産駒が勝ち上がるという点にプリサイスエンドの父としての資質が表現されている。

ウインテンダネス 牡4

父・カンパニー、母・モエレメルシー、母父・マジックマイルズ
生産者:アサヒ牧場、(栗)杉山晴紀、
2014年北海道サマーセール取引価格346万円
現在の総賞金:4850.6万円

戦歴

10/22(日)の新潟芝2000の浦佐特別(500万下)を勝利。デビュー4戦目の2歳未勝利戦(福島芝2000)、デビュー15戦目の三春駒特別(500万下・福島芝2000)に続く3勝目をあげている。

血統

・母は24戦3勝。本馬は3番仔。初仔(中央現役)は中央1勝、2番仔は地方1勝。
・祖母ブライトサンディーは中央6勝、G3-サファイヤS、G3-函館記念の勝ち馬でG1-エリザベス女王杯2着。

メモ

カンパニーのファーストクロップがデビューした年は2013年なので、2014年のセール時点では2世代目がデビューしはじめた時期にあたる。2013年のサラ総合・ファーストシーズンサイアーランキングは5位。

他のセール出身勝ち馬(取引価格500万円以下)

トミケンスラーヴァ 牡7
父・タイキシャトル、母・タイキクララ、母父・デヒア
生産者:大樹ファーム、(美)竹内正洋、
2011年北海道セレクションセール取引価格420万円
現在の総賞金:6853.7万円

・10/21(土)の京都芝2400mの古都S(1600万下・ハンデ)を9頭立ての9番人気で逃げ切り勝ち。通算4勝目をあげている。

タイガートゥーレ 牡2
父・キャプテントゥーレ、母・コンフィデンシャル、母父・Fusaichi Pegasus
生産者:杵臼牧場、(栗)大橋勇樹、
2016年北海道サマーセール取引価格486万円
現在の総賞金:500万円

・10/22(日)の京都ダ1400mの未勝利戦を11頭立ての11番人気で勝利。新馬戦は芝を使われ11頭立ての11着(3.2秒差)。ここから中1週での2戦目で大きな変わり身を見せている。