メルボルンカップカーニバル3日目(ケネディオークス)・レース結果

豪ビクトリア州メルボルンにあるフレミントン競馬場にて行われているメルボルンカップカーニバル。本稿では本日行われたG1-ケネディオークスの結果と動画をお届けする。

Kennedy Oaks(G1・2500m・3歳牝馬)

・メルボルンCと同じ1861年創設。1861年から2006年まではVRCオークス、2007年から2016年まではクラウンオークス、2017年以降はケネディオークスとして施行されている。当日はLadies Dayで場内では「Fashions on the Field」と銘打たれたファッションイベントが行われ、着飾った女性が平日にも関わらず多数来場する。2011年の勝ち馬・Mosheenはノーザンファームにて繋養中。2番仔のプリモシーンが昨年、関屋記念、フェアリーSに勝利している。

1着:Miami Bound

牝3、父・Reliable Man、母・Arapaho Miss、母父・Danehill Dancer
調教師:Danny O’Brien、騎手:Damien Oliver

・中団外目追走のMiami Boundが直線を外の5番手辺りで向かえると、残り200で先頭に立ち、最後は鞍上が手綱を抑えたまま1着ゴール。2着に3馬身1/4差をつけての完勝。

・今回の勝利で通算7戦4勝、G1初勝利、重賞2勝目。8/23のデビュー2戦目(1400m)で初勝利をあげ、次走9/11の3戦目(1600m)で2勝目をあげ、以後、3着(G2-エドワードマニフォールドS・1600m)→4着(G3-ラドブロークスクラシック・2000m)→1着(G2-ウェイクフルS・2000m)とし、ここへ臨んでいた。前走からは中4日のレースだったが、見事に勝利。Danny O’Brien師は先日のメルボルンカップに続き、G1を制覇。

 1着:[2019/11/07]ケネディオークス(豪G1・2500m・フレミントン)
 1着:[2019/11/02]ウェイクフルS(豪G2・2000m・フレミントン)

・父のReliable Manは2008年英国産のDalakhani産駒。現役時は14戦5勝、デビュー3連勝で制した仏ダービー(2100m)、ニエル賞(2400m)、オーストラリア移籍2戦目で勝ったクイーンエリザベスS(2400m)の3つのG1を制覇。ドイツで重賞勝ち馬を何頭か出しているが、G1馬は本馬が初。今年の種付料は9000ユーロ。

母のArapaho Missは26戦2勝、2007年の豪G1-VRCクラウンオークス(2500m)の勝ち馬本馬はオークス母仔制覇を達成したことになる。従兄のDeclarationofheartは豪G3-チェアマンズSの勝ち馬。

・母父のDanehill Dancerは現時点の豪BMSランキングで19位。先日のメルボルンカップで3着に入ったIl ParadisoもBMSはDanehill Dancer。

2着:Never Listen(3馬身1/4差)

牝3、父・Trusting、母・Rose O’War、母父・デインヒル
調教師:John W Ramsey、騎手:Darryl McLellan

3着:Moonlight Maid(2馬身差)

牝3、父・Puissance De Lune、母・Manhattan Maid、母父・Choisir
調教師:Mitchell Freedman、騎手:Ben Melham

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/297/flemington/2019-11-07/744264