新たに4頭が入厩し、1頭が退厩。純増3頭の計11頭が栗東に入厩中。7/16(日)に坂路で51.8秒を計時したクーファエランの動向がまず注目になるが、札幌入りして調整を進めているアドマイヤツルギもデビューが近そうで注目の存在。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

アドマイヤツルギ(牡・須貝尚介・母リュシオル by クロフネ)

・先週の当欄で北海道へ移動しているかも、と報じたが、既に札幌に入り時計を出している。7/12(水)は4Fから一杯に追われ、7/16(日)は5Fから馬ナリで乗られている。札幌デビューに向けて鋭意調整中。

・2015年のセレクトセールにて9288万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母は32戦3勝。本馬は3番仔。母はスリープレスナイト(2008年のJRA最優秀短距離馬で、同年のG1-スプリンターズSの勝ち馬)の全妹。3代母KatiesはG1-アイリッシュ1000ギニー馬で、直仔ヒシアマゾン、孫スリープレスナイト、曽孫アドマイヤムーンの3頭のG1馬の牝祖。

 

アラウン(牡・森秀行・母アリアプーラ by Flying Spur)

・先週新たに入厩。ゲート試験にまだ合格しておらず、当面はゲート試験合格に向けての調整になろう。

・母父Flying Spurはデインヒル産駒。本馬は5番仔。母の従兄フェアリーキングプローンはG1-安田記念、G3-香港スプリントの勝ち馬で、G1-香港マイルおよびG1-ドバイデューティーフリーで2着。

 

アルドーレ(牡・昆貢・母ティックルピンク by フレンチデピュティ)

・先週新たに入厩。ゲート試験にまだ合格しておらず、当面はゲート試験合格に向けての調整になろう。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で4戦1勝。本馬は5番仔。半姉アンジュデジールは今年のG3-スパーキングレディーCの勝ち馬。母の半弟オールブラッシュは今年のJpn1-川崎記念の勝ち馬。

 

クーファエラン(牝・浅見秀一・母ウインアンジェラス by Bertolini)

7/16(日)半マイル51.8-37.8-25.6-13.1。ラップタイム14.0-12.212.5-13.1。

・ここまで坂路で全く早い時計は出ていなかったが、7/16(日)に突如、上記の好タイムをマーク。一杯に追われてのものだが、ハローがけ直後の時計ではなく、同日の栗東2歳坂路の1番時計をあっさりマーク。一気に今後に向けての注目度がアップする展開になっている。母は21戦3勝。本馬は4番仔。

 

ゼットジガンテ(牡・宮徹・母ゼットフウリン by ジャングルポケット)

・7/16の中京芝2000m戦で6着(1.3秒差)。ワグネリアン、ヘンリーバローズには歯が立たなかったが、3着馬とは0.4秒差で悲観する内容ではなかった印象。

 

トップヴォイス(牡・昆貢・母レッドヴィーナス by サクラバクシンオー)

・依然としてゲート試験未合格。現在は函館で調整中で7/12(水)にダートで4Fから乗られている。函館でのゲート試験合格に向けて注力中。

 

ノーフェイク(牡・平田修・母リーサルヒート by Unusual Heat)

7/16(日)半マイル54.0-39.1-25.7-13.0。ラップタイム14.9-13.4-12.7-13.0。

・7/13(木)にゲート試験に合格。合格後、7/15、7/16と連日、坂路で乗られる。7/16には馬ナリで上記の時計を計時。これぐらいの時計があっさり出る状態なら、このままデビューに向けて調整ピッチをあげていく形になりそうだが、はたしてどうか。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。母はアメリカで17戦6勝、2008年のG2-ハリウッドオークス、同年のG3-サンタポーラSの勝ち馬。本馬は4番仔。

 

バイオスパーク(牡・浜田多実・母ナナヨーティアラ by マイネルラヴ)

・7/16の中京芝2000m戦で7着(1.5秒差)。同じレースに出走していたオルフェーヴル産駒・ゼットジガンテ共々、ディープインパクト産駒の2頭(ワグネリアン、ヘンリーバローズ)とは差を見せつけられた格好だが、上り32秒台後半で2頭とも走られては、相手が悪かったとしか言えないだろう。

・祖母ナナヨーストームは1996年のG2-サンスポ賞4歳牝馬特別で2着。ナナヨーストームの全妹ナナヨーウイングは1997年のG1-オークスでメジロドーベルの2着。ナナヨーストームの半弟ナナヨーウォリアーは1998年のG2-スーパーダートダービーでウイングアローの2着。

 

プルンクザール(牡・石坂正・母プリオバーン by Galileo)

・先週新たに入厩(7/1から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。7/12にゲート試験に合格。合格後、7/14、7/15と坂路で軽く乗られている。

・母はアイルランドで17戦5勝。本馬は3番仔。4代母Tropical CreamはG3-クレオパトル賞の勝ち馬。5代母Tropic Starは愛プリティポリーS、チェシャーオークスの勝ち馬。

 

マージェリー(牝・西浦勝一・母マダムチェロキー by Cherokee Run)

・7/14にゲート試験に合格。合格後はまだ時計は出していない。母は46戦4勝。本馬は7番仔。半兄ホッコータルマエはダートG1を10勝。

 

ムーンレイカー(牡・池添兼雄・母シルバービート by シルバーチャーム)

・先週新たに入厩(7/8から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。ゲート試験にはまだ合格していない。坂路での時計もごくごく軽めのもので、まずはゲート試験合格に向けての調整になろう。

・母は27戦1勝。本馬は2番仔。母の従兄エイシンサリヴァンはG3-ラジオたんぱ賞3着。4代母Oh So SharpはG1-英オークス、G1-英1000ギニー、G1-英セントレジャーなど重賞5勝し、1985年のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着。

 

クリノクーニング(牡・須貝尚介・母クリノビスケット by パラダイスクリーク)

→先週は入厩していたが既に退厩。一息入れて札幌2歳Sへ、という予定通りの行動だろう。