先週は5頭が新たに入厩し、1頭が退厩。純増4頭の計15頭が栗東に入厩中。トゥザフロンティアがCWで好時計をマークし、良血馬に相応しい動きを見せており、動向が注目される。今週も各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

ウインネプチューン(牡・飯田雄三・母エルノヴァ by サンデーサイレンス)

・7/1(土)の中京芝1600mの新馬戦で5着(1.4秒差)。先週は7/13(木)に坂路、7/16(日)にCW、7/18(火)に坂路で乗られている。いずれも軽めのものだが、未勝利戦出走に向けて着々と乗り込まれている。ひとまずは今週の追い切りが注目される。

・母は2004年のG1-エリザベス女王杯(京都芝2200)でアドマイヤグルーヴの3着。他に重賞2着が2回、3着が1回。本馬は7番仔。祖母の半兄にジェネラス、オースミタイクーン。叔母の産駒にディーマジェスティ。

 

サンライズカナロア(牡・安田隆行・母ストリートスタイル by アドマイヤベガ)

・先週新たに入厩(7/8から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。ゲート試験にまだ合格しておらず、まずは合格に向けての調整になるが7/16(日)に坂路で半マイル54.5秒を出しており、調整段階は進んでいる印象。

・母は29戦4勝で準OP勝ちの実績あり。本馬は3番仔。母の半妹ブロードストリートはG2-ローズSの勝ち馬。母の半兄フィニステールはG2-青葉賞3着。祖母の半姉Mysteriesの産駒にヒシアケボノ(G1-スプリンターズS、G2-スワンS)、アグネスワールド(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-ジュライC、G2-CBC賞、G2-全日本3歳優駿、G3-函館3歳S)。

 

シーシャンティ(牡・今野貞一・母コイウタ by フジキセキ)

・先週新たに再入厩。ゲート試験には既に合格しており、帰厩後、7/15、7/16、7/18と坂路で軽めの時計を出しはじめている。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて4428万円で落札。社台ファームの生産馬。母は2007年のJRA最優秀4歳以上牝馬、同年のG1-ヴィクトリアマイル、2006年のG3-クイーンCの勝ち馬。本馬は6番仔。母の半弟ベールドインパクトは重賞入着3回。

 

スズカマンサク(牝・橋田満・母スズカローズマリー by アフリート)

・7/23(日)の函館2歳Sへ登録済み。7/14(金)に函館Wで4Fから岩田ジョッキーが乗り、馬ナリで乗られており、全体時計はぼちぼちだが、ラスト1F12秒台半ばの軽快な動きを見せている模様。今週の最終追いが注目される。

・母は20戦2勝。本馬は6番仔。叔父に2007年のG1-高松宮記念(中京芝1200)など、重賞3勝のスズカフェニックス。祖母の半兄にドクターデヴィアス、祖母の全兄にシンコウキング。

 

スズカローレル(牝・橋田満・母スズカローラン by サンデーサイレンス)

7/16(日)半マイル54.6-40.5-26.8-13.3。ラップタイム14.1-13.7-13.5-13.3。

・7/12にゲート試験合格。合格後、7/16(日)に坂路で半マイル54.6秒を計時。時計は1F12秒台がなく、まだまだのものだが、ここから調整ピッチをあげていくこととなろう。

・母は32戦4勝。本馬は6番仔。半兄スズカデヴィアスは2015年のG2-京都記念で2着、2017年のG3-金鯱賞で3着。祖母の半弟にG1馬・スズカフェニックス。

 

スピリットワンベル(牡・牧田和弥・母ショウサンミーベル by フジキセキ)

・7/16の中京芝1400mの未勝利戦で8着(1.3秒差)。6/24の東京芝1600mの新馬戦では0.4秒差の3着だっただけに、一歩後退。母は5戦1勝。本馬は初仔。

 

トゥザフロンティア(牡・池江泰寿・母トゥザヴィクトリー by サンデーサイレンス)

7/16(日)半マイル56.0-40.8-26.1-12.7。ラップタイム15.2-14.7-13.4-12.7

・7/13(木)にCWで6Fから一杯に追われ、水準以上の好タイムをあっさり計時。併走馬(障害未勝利)を追走し先着した内容も良いが、ラスト1F11秒台半ばの終いの脚が良好。7/16(日)の坂路は馬ナリで乗られたもので、今週の追い切りに備えている。

・ノーザンファームの生産馬。母も同様で21戦6勝、2001年のG1-エリザベス女王杯など重賞4勝。本馬は11番仔。半兄トゥザグローリーは重賞5勝、半兄トゥザワールドはG2-弥生賞の勝ち馬、半姉トーセンビクトリーはG3-中山牝馬Sの勝ち馬。

 

ビーチキャンドル(牝・崎山博樹・母ビーチパーティー by ゼンノロブロイ)

・7/14(金)にCWで6Fから追われる。時計はまだまだのもので、もう少し乗り込んで時計を詰めてからのデビュー、ということになりそう。

・母は社台ファームの生産馬で30戦2勝。本馬は2番仔。祖母ビーチフラッグは2001年のG3-かきつばた記念で2着、2000年のG3-グランシャリオCで2着。

 

マイウェイアムール(牝・矢作芳人・母レイズユアグラス by アジュディケーティング)

・先週新たに入厩。ゲート試験にまだ合格しておらず、当面は合格へ向けての調整ということになろう。

・母は地方で28戦2勝。本馬は10番仔。

 

メジェールスー(牝・藤原英昭・母エイジアンウインズ by フジキセキ)

・7/12(水)に函館Wで4Fから馬ナリで追われる。馬ナリでしか乗られておらず、時計はまだそれほどでもないが、着々と乗り込まれ態勢が整いつつある印象。

・母は社台ファームの生産馬で11戦6勝、2008年のG1-ヴィクトリアマイル、同年のG2-阪神牝馬Sの勝ち馬。本馬は5番仔。母の半妹キュートエンブレムは2008年のG2-フローラSで3着。母の半妹エバーブロッサムは2013年のG1-オークス2着馬で同年のG2-フローラSとG3-フラワーCでも2着。

 

ヤエノグラフ(牝・安田隆行・母シーカーマ by Exchange Rate)

7/12(水)半マイル52.9-38.6-25.6-13.1。ラップタイム14.3-13.0-12.5-13.1。

・先週7/12に坂路で上記時計を計時。一杯に追われた時計だが、この時計が出るということは調整段階がかなり進んでいる証で、デビューは近いとみるのが自然だろう。

・2016年のセレクトセールにて4320万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアメリカとカナダで16戦3勝、2008年のG3-ナタルマSの勝ち馬。本馬は5番仔。

 

ラガーデリゲート(牝・池添学・母ラガーリンリン by クロフネ)

・先週新たに入厩(7/9に坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。7/14にゲート試験に合格しており、以後、7/16、7/18と坂路で軽めを乗られている。

・母は31戦4勝。本馬は初仔。3代母サクラレディⅡの半兄にグルームダンサー(G1-リュパン賞など重賞5勝)。3代母サクラレディⅡの半妹の仔にキンシャサノキセキ(G1-高松宮記念2勝など、重賞7勝)。

 

ルリジオン(牡・石坂正・母フェイドレスシーン by タニノギムレット)

・先週新たに再入厩(既にゲート試験は合格済み)。7/15、7/16、7/18と坂路で軽めを乗られる。まずは今週の追い切りに注目。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。母は31戦3勝。本馬は3番仔。4代母は桜花賞3着馬。

 

レッドシャーロット(牝・庄野靖志・母シルバーフォックス by クロフネ)

・7/16(日)の中京芝1400mの未勝利戦で1着。新馬戦(2着)の内容から全くの順当勝ち。

 

ロードイヒラニ(牡・千田輝彦・母レディカーニバル by Giant’s Causeway)

・7/12(水)にCWで6Fから馬ナリで乗られている。全体時計はまだまだだが、ラスト1F12秒台前半でまとめ、動き自体は良好だった模様。

・母は14戦2勝。本馬は6番仔。半姉ブリュネットはG2-フローラSで3着。祖母Virginieは1999年のG1-ビヴァリーヒルズH(USA芝10.0F)など、アメリカとブラジルでG1を4勝。

 

アドマイヤセレブ(牝・友道康夫・母アドマイヤオウカ by シンボリクリスエス)

→先週は入厩していたが既に退厩。7/14に函館でゲート試験に合格しており、ここで放牧を挟むのは予定通りの行動だろう。