7/22(土)にデルマー競馬場にて行われるサンディエゴH(G2)で、復帰戦を迎える、Arrogate(アロゲート)。注目のレースになるが、出走頭数は6頭になる予定。出走予定の各馬の簡単なプロフィールとArrogate(アロゲート)の過去のレース動画(G1初勝利となった昨年のトラヴァーズS)をお届けする。
Accelerate 牡4
父・Lookin At Lucky、母・Issues、母父・Awesome Again
・2014年のキーンランドセプテンバーセールにて、38万ドルで落札。主な勝ち鞍は2016年9月のG2-ロスアラミトスダービー。今年はここまで2→3→2→3着と勝ちきれないレースが続いている。昨年のJpn1-ジャパンダートダービーを勝ったキョウエイギアの祖母と本馬の4代母が同じで近親にあたる。
El Huerfano 牡5
父・Tannersmyman、母・Adriftinthebay、母父・Capsized
・重賞勝ちはなく、重賞入着級の馬。父のTannersmymanはLord Carson産駒でMr. Prospector系の種牡馬。
Arrogate 牡4
父・Unbridled’s Song、母・Bubbler、母父・Distorted Humor
・2014年のキーンランドセプテンバーセールにて、56万ドルで落札。復帰戦となるここを使って、同じデルマー競馬場の8/19のG1-パシフィッククラシックS(ダ10f)へ、というローテーションが予定されている。
1着:2017ドバイワールドC(G1)2000m
1着:2017ペガサスワールドC(G1)9.0F
1着:2016ブリーダーズCクラシック(G1)10.0F
1着:2016トラヴァーズS(G1)10.0F
Donworth 牡5
父・Tiznow、母・Temple Street、母父・Street Cry
・2015年のキーンランドノベンバーセールにて、55万ドルで落札。重賞勝ちはなく、重賞入着級の戦績。3代母の兄妹にA Phenomenon(G1-ヴォスバーグS)、シアトルミーティア(G1-スピナウェイS)。
Cat Burglar 牡7
父・Unbridled’s Song、母・Be My Prospect、母父・Forest Wildcat
・2010年のキーンランドノベンバーセールにて、41万ドルで落札。Arrogateと同じBob Baffert厩舎の馬。重賞勝ちはなく、重賞入着級の馬だが、約1年ぶりの休み明けだった前走、G3-Precisionist Stakesで2着。
Dalmore 牡4
父・Colonel John、母・Silver Breeze、母父・Silver Deputy
・2014年のキーンランドセプテンバーセールにて、4万7千ドルで落札。2016年のG3-アファームドSの勝ち馬。今年の3走は3→6→7着。
Arrogate(アロゲート)復帰戦を前にして、同馬が初めてG1を勝った、昨年のトラヴァーズSの動画をニューヨーク競馬協会(NYRA)のYouTube公式アカウントよりご紹介する。まさにぶっちぎりの勝利で、実況でも触れているが同レースの過去最速タイムで、なおかつトラックレコードでの圧勝。ここから快進撃がはじまったという意味で今後、語り草になるレースとなろう。未見の方はぜひご覧頂きたい。