英ケンプトン競馬場にて行われたボクシングデー恒例の障害G1-キングジョージ6世チェイス(3m)、クリスマスハードル(2m)、コートスターノーヴィシスチェイス(3m)の3レースの結果と動画をお届けする。チェルトナムフェスティバルの有力馬が出走しており障害ファン必見のレースである。

Ladbrokes King George VI Chase(G1・3m・4歳以上)

・1937年創設。毎年12月26日のボクシングデーに行われるケンプトン競馬場の看板レース。過去にDesert Orchidが4勝、Kauto Starが5勝していることで有名。Kauto Starはケンプトン競馬場に銅像が建てられており、チェルトナムゴールドカップも2勝した名障害馬。

1着:Clan Des Obeaux

せん7、父・Kapgarde、母・Nausicaa Des Obeaux、母父・April Night
調教師:Paul Nicholls、騎手:Sam Twiston-Davies

・最後から2つ目の障害飛越時に大歓声の中、一気に先頭に立ったClan Des Obeauxが後続を突き離して快勝。勝ちっぷりは圧巻そのものである。

昨年に続きキングジョージ6世チェイス連覇達成。昨年はこのレースを勝った後に2月のG2-デンマンチェイスを勝ち、3月の大一番、G1-チェルトナムゴールドカップへ臨んだがAl Boum Photoの5着。その後、4月のエイントリーでのG1-ボウルチェイスに出走したが、Kemboyの2着と敗れていた。今シーズンは11/2のダウンロイヤルでの愛G1-チャンピオンチェイスから始動し、Road To Respectの2着としここへ臨んでいた。現時点で来年3月のチェルトナムゴールドカップにおいてウィリアムヒルではKemboy、Al Boum Photoに続く3番人気(8.0倍)に推されており、今年5着に敗れた雪辱なるか注目される。

 1着:[2019/12/26]キングジョージ6世チェイス(G1・3m・ケンプトン)
 1着:[2019/02/16]ベットフェアデンマンチェイス(G2・2m7f180yds・アスコット)
 1着:[2018/12/26]キングジョージ6世チェイス(G1・3m・ケンプトン)
 1着:[2016/11/25]バークシャーノーヴィシスチェイス(G2・2m3f187yds・ニューベリー)

・父のKapgardeは1999年仏国産のGarde Royale(その父・Mill Reef)産駒。現役時にフランスの障害重賞を勝った馬で、本馬以外の主な産駒にG1-パリ大障害など障害レースで12勝をあげている現役馬・Milord Thomas(せん10歳)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/28/kempton/2019-12-26/742315

Ladbrokes Christmas Hurdle(G1・2m・4歳以上)

1着:Epatante

牝5、父・No Risk At All、母・Kadjara、母父・Silver Rainbow
調教師:Nicky Henderson、騎手:Barry Geraghty

・最終障害を難なく飛越したEpatanteが、脚色バテることなく、2着以下をちぎり捨てて圧勝。

・フランスでの障害G1勝ちがある馬だが、英障害重賞は初制覇。今年3月のチェルトナムフェスティバルではG2-メアズノーヴィシスハードル(2m179yds)に出走し9着。今シーズンは11/30のニューベリーでのリステッド(2m69yds)から始動。これに勝利し、ここへ臨んでいた。今回の勝利を受けて、チェルトナムフェスティバル初日のG1-チャンピオンハードル(2m87yds)でウィリアムヒルで1番人気(4.5倍)に浮上

 1着:[2019/12/26]ラドブロークスクリスマスハードル(英G1・2m・ケンプトン)
 1着:[2017/11/24]ジャックドヴィエンヌ賞(仏G1・1m4f110yds・サンクルー)

・父のNo Risk At Allは2007年仏国産のMy Risk(Grey Sovereign系)産駒。仏G3-ラ・クープ(1m2f)、仏G3-ヴィシー大賞(1m2f)の勝ち馬。EpatanteはNo Risk At Allのファーストクロップ。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/28/kempton/2019-12-26/745639

Ladbrokes Kauto Star Novices’ Chase(G1・3m・4歳以上)

1着:Slate House

せん7、父・Presenting、母・Bay Pearl、母父・Broadway Flyer
調教師:Colin Tizzard、騎手:Robbie Power

・最終障害の飛越っぷりにはやや危うさが見られたが、Slate Houseが最後まで我慢しきって勝利。

・今回の勝利でチェイスでの重賞初制覇。昨シーズンは4着→5着→2着→8着(チェルトナムフェスティバルでのG1-アークルチャレンジトロフィー)。今シーズンは1着→競走中止(転倒)→1着とし、ここへ臨んでいた。

 1着:[2019/12/26]ラドブロークスコートスターノーヴィシスチェイス(G1・3m・ケンプトン)
 1着:[2017/11/19]スカイベットシュプリームノーヴィシスハードル(G2・2m87yds・チェルトナム)

・父のPresentingは1992年英国産のMtoto産駒。英G2-ジェフリーフリアS(13.3f)、英G3-ゴードンS(12f)の勝ち馬で、1995年の英ダービー3着馬。「The Tank(戦車)」の愛称で親しまれた名障害馬・Denman(2008年のチェルトナムゴールドカップで前年覇者・コートスターを降し優勝)の父として有名

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/28/kempton/2019-12-26/745640