先週は新たに1頭が入厩し、1頭が退厩し先週と同じ計14頭が栗東に入厩中。先週はトゥザフロンティアが新馬戦を勝ち、血統馬に相応しい結果を出したが、これに続ける馬はいるだろうか。今週も各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

ウインネプチューン(牡・飯田雄三・母エルノヴァ by サンデーサイレンス)

・7/23(日)の中京芝1600mの未勝利戦に出走し、6着(1.3秒差)。

・母は2004年のG1-エリザベス女王杯(京都芝2200)でアドマイヤグルーヴの3着。他に重賞2着が2回、3着が1回。本馬は7番仔。祖母の半兄にジェネラス、オースミタイクーン。叔母の産駒にディーマジェスティ。

 

サンライズカナロア(牡・安田隆行・母ストリートスタイル by アドマイヤベガ)

・7/20(木)にゲート試験合格。合格以降、7/22、7/23と坂路に入り軽めの時計を出している。ここから調整ピッチをあげていく形だろう。

・母は29戦4勝で準OP勝ちの実績あり。本馬は3番仔。母の半妹ブロードストリートはG2-ローズSの勝ち馬。母の半兄フィニステールはG2-青葉賞3着。祖母の半姉Mysteriesの産駒にヒシアケボノ(G1-スプリンターズS、G2-スワンS)、アグネスワールド(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-ジュライC、G2-CBC賞、G2-全日本3歳優駿、G3-函館3歳S)。

 

シーシャンティ(牡・今野貞一・母コイウタ by フジキセキ)

7/20(木)半マイル51.9-38.2-25.7-13.3。ラップタイム13.7-12.5-12.4-13.3。

・帰厩後、いきなり7/20(木)に上記の好タイムをマーク。この時計は同日の栗東2歳坂路最速のもので、状態の良さが見てとれる。この感じならデビューは近そうで今週の追い切りが注目される。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて4428万円で落札。社台ファームの生産馬。母は2007年のJRA最優秀4歳以上牝馬、同年のG1-ヴィクトリアマイル、2006年のG3-クイーンCの勝ち馬。本馬は6番仔。母の半弟ベールドインパクトは重賞入着3回。

 

スズカマンサク(牝・橋田満・母スズカローズマリー by アフリート)

・7/23(日)の函館2歳S(G3)で8着(0.8秒差)。

・母は20戦2勝。本馬は6番仔。叔父に2007年のG1-高松宮記念(中京芝1200)など、重賞3勝のスズカフェニックス。祖母の半兄にドクターデヴィアス、祖母の全兄にシンコウキング。

 

スズカローレル(牝・橋田満・母スズカローラン by サンデーサイレンス)

・先週は7/20(木)に坂路で半マイル56.3秒を馬ナリでマーク。7/16(日)の54.6秒には及ばなかったが、これは一杯に追われての時計。まだ乗り込み量を増やしている段階でデビューはもう少し先だろうか。

・母は32戦4勝。本馬は6番仔。半兄スズカデヴィアスは2015年のG2-京都記念で2着、2017年のG3-金鯱賞で3着。祖母の半弟にG1馬・スズカフェニックス。

 

タガノムシナ(牝・川村禎彦・母タガノディーバ by フジキセキ)

・先週新たに入厩(7/15から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。ゲート試験にまだ合格しておらず、まずは合格へ向けての調整が中心になる。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で10戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄サンカルロはG2-阪神C(2勝)、G2-ニュージーランドT、G3-阪急杯の勝ち馬。3代母Miss SecretoはG2-イタリア1000ギニーなどイタリアで重賞3勝。

 

トゥザフロンティア(牡・池江泰寿・母トゥザヴィクトリー by サンデーサイレンス)

・7/22(土)の中京芝1600mの新馬戦で1着(-0.1秒差)。フワフワした走りでまだ完全に出来上がっていない感じだが、それでも最低限の格好はつけた形。

・ノーザンファームの生産馬。母も同様で21戦6勝、2001年のG1-エリザベス女王杯など重賞4勝。本馬は11番仔。半兄トゥザグローリーは重賞5勝、半兄トゥザワールドはG2-弥生賞の勝ち馬、半姉トーセンビクトリーはG3-中山牝馬Sの勝ち馬。

 

ビーチキャンドル(牝・崎山博樹・母ビーチパーティー by ゼンノロブロイ)

・7/19(水)にCWで6Fから一杯に追われる。時計は7/14(金)のものよりは良いが、まだ水準級には達していない。もう少し本数を増やしてからのデビュー、という感じか。

・母は社台ファームの生産馬で30戦2勝。本馬は2番仔。祖母ビーチフラッグは2001年のG3-かきつばた記念で2着、2000年のG3-グランシャリオCで2着。

 

マイウェイアムール(牝・矢作芳人・母レイズユアグラス by アジュディケーティング)

・札幌で乗り込まれており、7/19(水)の札幌ダート5Fでの追い切りで既に水準級の時計をマーク。併走馬(2歳未勝利)を追走し、先着する内容も良く、今週の追い切りに備えている。

・母は地方で28戦2勝。本馬は10番仔。

 

メジェールスー(牝・藤原英昭・母エイジアンウインズ by フジキセキ)

・7/19(水)に函館Wで5Fから強めに追われ、水準級の時計をマーク。併走馬(新馬)を先行しながら、遅れての入線となったがこの時計なら心配不要だろう。この感じならデビューは近い印象。

・母は社台ファームの生産馬で11戦6勝、2008年のG1-ヴィクトリアマイル、同年のG2-阪神牝馬Sの勝ち馬。本馬は5番仔。母の半妹キュートエンブレムは2008年のG2-フローラSで3着。母の半妹エバーブロッサムは2013年のG1-オークス2着馬で同年のG2-フローラSとG3-フラワーCでも2着。

 

ヤエノグラフ(牝・安田隆行・母シーカーマ by Exchange Rate)

・7/19(水)にCWで4Fから一杯に追われ、ラスト1F12秒台前半なのは良いが、全体時計は今一つ。先週の当欄でデビューが近そうと書いたが、今週の追い切りでどんな動きを見せるか次第だろうか。

・2016年のセレクトセールにて4320万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアメリカとカナダで16戦3勝、2008年のG3-ナタルマSの勝ち馬。本馬は5番仔。

 

ラガーデリゲート(牝・池添学・母ラガーリンリン by クロフネ)

・7/19(水)、7/23(日)と坂路で馬ナリで乗り込まれている。7/19は半マイル55.5秒で、1F12秒台こそないが、ここまででは最も速い時計をマーク。現状、乗り込み本数を増やしていく段階だろう。

・母は31戦4勝。本馬は初仔。3代母サクラレディⅡの半兄にグルームダンサー(G1-リュパン賞など重賞5勝)。3代母サクラレディⅡの半妹の仔にキンシャサノキセキ(G1-高松宮記念2勝など、重賞7勝)。

 

ルリジオン(牡・石坂正・母フェイドレスシーン by タニノギムレット)

・7/19(水)に坂路で馬ナリで乗られたが、半マイル58.7秒。まだデビュー云々の段階ではない。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。母は31戦3勝。本馬は3番仔。4代母は桜花賞3着馬。

 

ロードイヒラニ(牡・千田輝彦・母レディカーニバル by Giant’s Causeway)

・7/23(日)の中京芝1400mの新馬戦で3着(0.4秒差)。

・母は14戦2勝。本馬は6番仔。半姉ブリュネットはG2-フローラSで3着。祖母Virginieは1999年のG1-ビヴァリーヒルズH(USA芝10.0F)など、アメリカとブラジルでG1を4勝。

 

レッドシャーロット(牝・庄野靖志・母シルバーフォックス by クロフネ)

→先週は入厩していたが既に退厩。放牧を挟んで次走へ備える形。