米ガルフストリームパーク競馬場にて行われた、G1-ペガサスワールドカップ(ダ9f)、G1-ペガサスワールドカップターフ招待S(芝9.5f)のレース結果と動画をお届けする。注目のペガサスワールドカップは1番人気確実だったOmaha Beachが回避となり、一気に混戦模様の中、行われている。

Pegasus World Cup Invitational Stakes presented by Runhappy(G1・ダ9f・4歳以上)

1着:Mucho Gusto

牡4、父・Mucho Macho Man、母・Itsagiantcauseway、母父・Giant’s Causeway
調教師:Bob Baffert、騎手:Irad Ortiz Jr

・好位追走のMucho Gustoが4角手前で外から絶好の手応えで前進。そのままの勢いで直線を先頭で向かえると、後続を突き離し快勝。

・今回の勝利で通算11戦6勝、G1初制覇重賞5勝目。昨年は米3冠には未出走で地元のサンタアニタで重賞制覇を重ねていた馬。6月にG3-アファームドSを勝った後は7/20のG1-ハスケル招待SでMaximum Securityの2着→8/24のG1-トラヴァーズSでCode Of Honorの3着→9/30のG3-オクラホマダービーで4着とし、一息入れて118日ぶりに今回ここへ出走していた。Maximum SecurityやCode Of Honorと好勝負していた馬だが、今回は有力視されていたOmaha Beach、Spun To Runの回避で大きなチャンスが巡ってきて、これをしっかりとモノにした印象。これまでに4度、セリに出されている馬で、2018年5月のファシィグティプトン2歳馬トレーニングセールにて62万5000ドルにて取引されたのが直近の取引となる。

 1着:[2020/01/25]ペガサスワールドカップ(米G1・ダ9f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2019/06/17]アファームドS(米G3・ダ8.5f・サンタアニタ)
 1着:[2019/05/18]ラザロバレラS(米G3・ダ7f・サンタアニタ)
 1着:[2019/02/02]ロバートB.ルイスS(米G3・ダ8.5f・サンタアニタ)
 1着:[2018/11/17]ボブホープS(米G3・ダ7f・デルマー)

・父のMucho Macho Manは2008年米国産のMacho Uno産駒。現役時は25戦9勝、G1-BCクラシック(ダ10f)、オーサムアゲインS(ダ9f)の2つのG1を含む重賞5勝。父系はいわゆるHimyar(ヒムヤー)系に属し、Plauditから分岐したサイアーラインに属するが、Mucho Macho Man以外に父系存続を担える存在が見当たらない状況で、父系の存亡がかかっている現況だったが、Mucho Gustoの今回の勝利は父系存続の意味でも大きな勝利。一昨年の北米ファーストクロップサイアーランキング9位、昨年の北米セカンドクロップサイアーランキング8位。Mucho Gusto以外の主な産駒にMucho Unusual(G2-サンクレメントH)。今年の種付料は1万ドル。

・母のItsagiantcausewayは23戦3勝。曽祖母のStrike a Balanceを牝祖とする主な活躍馬にPeaks and Valleys(メドウランズカップH、モルソンエクスポートミリオン)、今回1番人気だったHigher Power(パシフィッククラシックS)など。

2着:Mr Freeze(4馬身半差)

牡5、父・To Honor And Serve、母・Heavenly Cat、母父・Tabasco Cat
調教師:Dale Romans、騎手:Luis Saez

3着:War Story(3/4身差)

せん8、父・Northern Afleet、母・Belle Watling、母父・Pulpit
調教師:Elizabeth L Dobles、騎手:Joel Rosario

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/272/gulfstream-park/2020-01-25/750053

Pegasus World Cup Turf Invitational Stakes presented by Runhappy(G1・芝9.5f・4歳以上)

1着:Zulu Alpha

せん7、父・Street Cry、母・Zori、母父・A.P. Indy
調教師:Michael J Maker、騎手:Tyler Gaffalione

・大外枠発走のMagic Wandがハナを切る展開。そのまま直線で逃げ込みを図ろうとするところへ、中団やや後方のインを追走していたZulu Alphaが最内から強襲。見事な末脚を発揮したZulu AlphaがMagic Wandを一気に差し切って1着。

・今回の勝利で通算31戦10勝、G1初制覇重賞5勝目。4歳7月に初勝利をあげた馬で重賞初制覇は5歳10月。これまでにG1では7着(マンノウォーS)、2着(ユナイテッドネーションズS)、6着(ジョーハーシュターフクラシック)、4着(BCターフ)。前走のG1-BCターフ(芝12f)では勝ったBricks And Mortarから2馬身差の4着と健闘しており、メンバー次第ではG1を狙える位置にはいた馬。

 1着:[2020/01/25]ペガサスワールドカップターフ招待S(米G1・芝9.5f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2019/09/07]ケンタッキーターフカップS(米G3・芝12f・ケンタッキーダウンズ)
 1着:[2019/03/02]マックディアーミダS(米G2・芝11f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2019/01/26]W.L.マックナイトS(米G3・芝12f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2018/10/18]シカモーS(米G3・芝12f・キーンランド)

・父のStreet Cryは1998年愛国産のMachiavellian産駒。現役時は12戦5勝、ドバイワールドカップ、スティーヴンフォスターHの2つのG1を含む重賞3勝。主な産駒にWinx(コックスプレート4勝などG1を25勝)、Zenyatta(BCクラシックなどG1を13勝)、ストリートセンス(ケンタッキーダービー、BCジュヴェナイル、トラヴァーズS)、ニューイヤーズデイ(BCジュヴェナイル)など。TDNによる昨年の北米サイアーランキング39位、G1勝ち馬1頭、重賞勝ち馬3頭、ブラックタイプ勝ち馬5頭を昨年輩出。2014年9月に12クロップを残して16歳で亡くなっている。

・母のZoriは5戦未勝利。伯母のAjinaはG1-BCディスタフ、CCAオークス、マザーグースSの3つのG1を含む重賞6勝。従兄のQuality RoadはG1-ウッドワードS、メトロポリタンH、ドンH、フロリダダービーの4つのG1を含む重賞7勝、現在種牡馬としてCity of LightやAbel Tasmanらを輩出して活躍中。

2着:Magic Wand(2馬身差)

牝5、父・Galileo、母・Prudenzia、母父・Dansili
調教師:A P O’Brien、騎手:Ryan Moore

・昨年12/8のG1-香港カップでウインブライトの2着となったのに続き2戦連続G1で2着で、昨年のこのレースで勝ったBricks And Mortarから2馬身半差の2着だったのに続き、2年連続2着。今後はサウジアラビア、ドバイなどへの遠征が見込まれており、今年も世界を股にかけたタフな雄姿を見せてくれそうである。

3着:Instilled Regard(クビ差)

牡5、父・Arch、母・Enhancing、母父・Forestry
調教師:Chad C Brown、騎手:Irad Ortiz Jr

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/272/gulfstream-park/2020-01-25/750052