UAEのメイダン競馬場で行われたG2-アルラシディーヤ(芝1800m)、G3-アルシンダガスプリント(ダ1200m)、LR-メイダンカップ(芝2800m)のレース結果と動画をお届けする。アルラシディーヤでは一度、種牡馬入りした後に現役復帰していたBarney Royが2017年6月以来、久々の重賞制覇を成し遂げている。

Al Rashidiya Sponsored By Hamdan Bin Mohammed Cruise Terminal(G2・芝1800m・3歳以上)

1着:Barney Roy

せん6、父・Excelebration、母・Alina、母父・Galileo
調教師:Charlie Appleby、騎手:William Buick

・直線は外から伸びたBarney RoyとDream Castleの共にG1馬の人気2頭の争いとなり、最後はBarney RoyがDream Castleに2馬身1/4差をつけて久しぶりの重賞制覇を達成。

・今回の勝利で通算11戦5勝、重賞3勝目。3歳時にG1戦線で活躍した馬で、英G3-グリーナムS(芝7f)に勝って臨んだ英G1-英2000ギニー(芝1m)では勝ったChurchillから1馬身差の2着。その後、ロイヤルアスコットの英G1-セントジェームズパレスS(芝7f213yds)で1着。古馬混合のG1でもエクリプスSで2着、インターナショナルSで3着と好走し、秋の英チャンピオンSで9着と敗れたのを最後に種牡馬入り。2018年からダルハムホールスタッドにて1万ポンドの種付料で種牡馬生活がスタートするも、同年5月に不妊症のため現役復帰が検討されている旨のアナウンスがあり、同年12月に去勢され、2019年5月に現役復帰。復帰後は2着(リステッド)→1着(リステッド)→8着(G1-クイーンアンS)とし、今回は227日ぶりのレースだった。

 1着:[2020/01/30]アルラシディーヤ(G2・芝1800m・メイダン)
 1着:[2017/06/20]セントジェームズパレスS(英G1・芝7f213yds・アスコット)
 1着:[2017/04/22]グリーナムS(英G3・芝7f・ニューベリー)

・父のExcelebrationは2008年愛国産のExceed And Excel産駒。現役時はA P O’Brien師に管理され、15戦8勝、クイーンエリザベス2世S、ジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞の3つのG1を含む重賞6勝。他にG1での2着が3回あるがこれは全てFrankelに敗れてのもの。Barney Royは初年度産駒になり、これまでの代表産駒となる。昨年の種付料は8000ユーロ。2013年以来、繋養されていたクールモアスタッドの2020年の種付料発表の際にExcelebrationの名前が無くなっており、今年の繋養先は不明。

・母のAlinaは2戦未勝利。祖母のCheyenne Starは愛重賞2勝。母のいとこ(せん馬)にあたるGordon Lord Byronはフォレ賞、スプリントC、ジョージライダーSの仏英豪の3つのG1を含む重賞7勝の活躍馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2020-01-30/750255

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1着:Secret Advisor

せん6、父・Dubawi、母・Sub Rose、母父・Galileo
調教師:Charlie Appleby、騎手:Tadhg O’Shea

・1番人気のDee Ex Beeが最内で粘りを欠き沈んでいく中、直線入口では中団にいたSecret Advisorが直線で鋭く伸びて1着。

・今回の勝利で通算9戦3勝。3歳時にはロイヤルアスコットの英G2-クイーンズヴァーズ(芝1m5f211yds)でStradivariusの3着になったこともある馬だが、2018年は1走も出来ず、2019年も6月と7月に1度ずつ走り、いずれも12着。今回は昨年7/12以来、203日ぶりのレースだった。

・父のDubawiは2002年愛国産のDubai Millennium産駒。現役時は8戦5勝、ジャックルマロワ賞、アイリッシュ2000ギニー、ナショナルSの3つのG1を含む重賞4勝。TDNによる昨年の欧州サイアーランキング2位で、昨年は4頭がG1勝ち、24頭が重賞勝ち、37頭がブラックタイプ勝ち。種付料は2017年以降、25万ポンドを維持している。

母のSub Roseは2戦2勝、仏G3-ロワイヨモン賞(芝2400m)の勝ち馬。半きょうだい(せん馬)のSubway Dancerは仏G2-コンセイユドパリ賞、仏G3-アンドレバボワン賞の勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2020-01-30/750256

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1着:Gladiator King

牡4、父・Curlin、母・Golden Dawn、母父・ヘネシー
調教師:S Seemar、騎手:Mickael Barzalona

・直線を3番手で向いたGladiator Kingが、先に抜け出していたTruck Salesmanを一気に交わし去り1着。昨年の勝ち馬で1番人気だったDraftedは4着。

・今回の勝利で通算17戦7勝、重賞3勝目。昨年12月にアメリカからUAEへ移籍したばかりの馬で、転厩初戦で昨年6月以来の休み明けだった前走G3-ドバウィSに続き、今回重賞連勝達成。

 1着:[2020/01/30]アルシンダガスプリント(G3・ダ1200m・メイダン)
 1着:[2020/01/02]ドバウィS(G3・ダ1200m・メイダン)
 1着:[2019/03/23]ハッチソンS(米G3・ダ6f・ガルフストリームパーク)

・父のCurlinは2004年米国産のSmart Strike産駒。現役時は16戦11勝、BCクラシック、ドバイワールドC、プリークネスS、ジョッキークラブゴールドカップ(2勝)、スティーヴンフォスターH、ウッドワードSの7つのG1を含む重賞9勝。主な産駒にPalace Malice(ベルモントS、メトロポリタンH)、Vino Rosso(BCクラシック、ゴールドカップアットサンタアニタ)、Exaggerator(プリークネスS、サンタアニタダービー、ハスケル招待S)、Good Magic(ハスケル招待S、BCジュヴェナイル)、Stellar Wind(G1を6勝)など。TDNによる昨年の北米サイアーランキング2位(G1勝ち1頭、重賞勝ち11頭、ブラックタイプ勝ち18頭を輩出)。今年の種付料は17万5000ドル。

母のGolden Dawnは10戦3勝、米G2-バーバラフリッチーH(ダ7f)の勝ち馬。祖母のPaved in Goldは米2歳G2-アスタリタSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/1231/meydan/2020-01-30/750259