現地時間2/8(土)に豪コーフィールド競馬場では1日に7つの重賞が行われている。その中から本稿ではディープインパクト産駒・Fierce Impactらが出走した、G1-C.F.オーアステークス(芝1400m)と、2/22に行われる2歳G1-ブルーダイヤモンドSに向けた前哨戦2鞍のレース結果と動画をお届けする。

Neds C.F. Orr Stakes(G1・芝1400m・3歳以上)

・1925年創設。レース名は創設時の開催場・ウィリアムスタウン競馬場の施行者ウィリアムスタウンレーシングクラブのチェアマン、セクレタリーを歴任したCharles F. Orrより。秋シーズンの始動戦として有力馬に選ばれる事が多く、近年の主な勝ち馬にはBlack Caviar(2012年)、Lonhro(2004年)、Redoute’s Choice(2000年)など錚々たる名前が並ぶ。

1着:Alabama Express

牡3、父・Redoute’s Choice、母・Lago Ovation、母父・Encosta De Lago
調教師:Michael Moroney、騎手:Michael Dee

・道中4番手追走の3歳馬・Alabama Expressが先行抜け出しで1着。ゴール前で鋭く追い込んだディープインパクト産駒・Fierce Impactが2着。

・今回の勝利で通算7戦4勝、重賞初制覇。昨年3/15のメイドン(芝1112m)で1着。休養を挟んだ春シーズンは2着(ハンデ戦)→5着(条件戦)→10/19のコーフィールドでのリステッド(芝1400m)で1着→11/2のフレミントンでのG1-クールモアスタッドS(芝1200m)で7着→1/18のフレミントンでのハンデ戦(芝1100m)で1着とし、ここへ臨んでいた。

 1着:[2020/02/08]C.F.オーアS(豪G1・芝1400m・コーフィールド)

・父のRedoute’s Choiceは1996年豪州産のデインヒル産駒。現役時は10戦5勝、C.F.オーアS(芝1400m)、コーフィールドギニー(芝1600m)、マニカトS(芝1200m)、ブルーダイヤモンドS(芝1200m)の4つのG1の勝ち馬。2005-06、2009-10、2013-14の3度、豪州リーディングサイアーのタイトルを獲得した名種牡馬だが、昨年3/25に死亡。主な産駒にMiss Finland(豪G1を5勝)、Lankan Rupee(豪G1を5勝)、The Autumn Sun(豪G1を5勝)、 スニッツェル(豪リーディングサイアー)など。

・母のLago Ovationは豪1戦未勝利。4代母のSeasonal Pickupを牝祖とする主な活躍馬にRomanised(ジャックルマロワ賞、アイリッシュ2000ギニー)、Designs On Rome(香港C、クイーンエリザベス2世C、香港ゴールドC2勝)などがいる牝系の出身。

2着:Fierce Impact(クビ差)

牡6、父・ディープインパクト、母・ケイアイガーベラ、母父・Smarty Jones
調教師:Matthew A Smith、騎手:Craig A Williams

・昨年10/12のG1-トゥーラックH(芝1600m)→11/2のG1-カンタラS(芝1600m)のG1連覇を達成した馬。ゴール前の末脚は目立っていたが今回はやや距離が短かったか。次走は3/7のフレミントンでのG1-オーストラリアンカップ(芝2000m)に登録済み。このレースには昨年のメルボルンCの勝ち馬・Vow And Declareも登録しており、お手馬が被る形になるCraig A Williams騎手の選択が注目される。

3着:Kings Will Dream(アタマ差)

せん6、父・Casamento、母・Road Harbour、母父・ロドリゴデトリアーノ
調教師:Chris Waller、騎手:Mark Zahra

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2020-02-08/751030

Neds Blue Diamond Prelude(G3・芝1100m・2歳牡馬・せん馬)

・2週間後の2歳G1-ブルーダイヤモンドS(芝1200m)に向けた牡馬・せん馬の前哨戦で1982年創設。過去にこのレース(Blue Diamond Prelude C&G)とブルーダイヤモンドSを連勝した「ダブル」を達成した馬はWritten By(2018年)、Sepoy(2011年)、Bel Esprit(2002年)、Rancher(1982年)の4頭。

1着:Hanseatic

牡2、父・Street Boss、母・Itameri、母父・Exceed And Excel
調教師:Anthony Freedman、騎手:Luke Currie

・大外から後方一気に伸びたHanseaticがゴール前寸前にRulershipをクビ差捕らえて1着。勝ち時計1:03.08。

・今回の勝利で通算3戦3勝。11/16のサンダウンでのリステッド(芝1000m)でデビューし1着→1/25のコーフィールドでのリステッド(芝1000m)で1着、としここへ臨んでいた。

 1着:[2020/02/08]ブルーダイヤモンドプレリュードC&G(豪G3・芝1100m・コーフィールド)

・父のStreet Bossは2004年米国産のStreet Cry(の初年度)産駒。現役時は13戦7勝、2008年にG1-トリプルベンド招待H(AW7f)、G1-ビングクロスビーH(AW6f)を連勝し、同年のG1-BCスプリント(AW6f)では1番人気に推されるもMidnight Luteの3着に敗れている。主な産駒にCapo Bastone(キングズビショップS)、Cathryn Sophia(ケンタッキーオークス)、Danza(アーカンソーダービー)、Decked Out(アメリカンオークス)、The Quarterback(ニューマーケットH)など。アメリカ供用の種牡馬だが、豪シャトル時の2019年の種付料は2万7500豪ドル。

・母のItameriは豪10戦1勝。母の従姉に名牝・Black Caviar(25戦25勝、ロイヤルアスコットでのダイヤモンドジュビリーSを含むG1を15勝)、母の従兄にAll Too Hard(コーフィールドギニーなど豪G1を4勝)、母の伯父にMagnus(ザ・ギャラクシー)がいる牝系の出身。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2020-02-08/751026

Neds Blue Diamond Prelude(G2・芝1100m・2歳牝馬)

・2週間後の2歳G1-ブルーダイヤモンドS(芝1200m)に向けた牝馬の前哨戦で1982年創設。過去にこのレース(Blue Diamond Prelude Fillies)とブルーダイヤモンドSを連勝した「ダブル」を達成した馬はLyre(2019年)、Catchy(2017年)、Earthquake(2014年)、Samaready(2012年)、Alinghi(2004年)、Lady Jakeo(1993年)、Courtza(1989年)、Love a Show(1983年)の8頭。

1着:Letzbeglam

牝2、父・スニッツェル、母・Miss Charming、母父・Forestry
調教師:Trent Busuttin & Natalie Young、騎手:Brett Prebble

・Letzbeglamが2着馬に2馬身1/4差をつけて快勝。勝ち時計1:02.79はHanseaticよりも早い時計。

・今回の勝利で通算2戦2勝。1/21のメイドン(芝1100m)で1着とし、ここへ臨んでいた。

 1着:[2020/02/08]ブルーダイヤモンドプレリュードフィリーズ(豪G2・芝1100m・コーフィールド)

・父のスニッツェルは2002年豪州産のRedoute’s Choice産駒。現役時は15戦7勝、オークレイプレート(芝1100m)の1つのG1を含む重賞4勝。2016-17、2017-18、2018-19の3期連続で豪州リーディングサイアーの座に君臨中。主な産駒にRedzel(ジエベレスト、ドゥーンベン10000、ダーレークラシック)、Trapeze Artist(G1を4勝)、Shamus Award(コックスプレート)など。2007年、2011年にシャトル種牡馬として日本で供用された時の主な産駒にヤングマンパワー(アーリントンC、関屋記念、富士S)。供用4年目には2万2000豪ドルまで下がった種付料は右肩上がりに高騰中で2019年の種付料は22万豪ドル。

・母のMiss Charmingは米4戦1勝。伯母のTout Charmantはメイトリアークオークス、デルマーオークスの2つのG1を含む重賞6勝。伯父のForest Groveは米G3-ロサンゼルスHの勝ち馬。従姉のDancing Houseは米G2-バーバラフリッチーSの勝ち馬。祖母のCharm a Gendarmeは米G3-セニョリータSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2020-02-08/751025