米サンタアニタ競馬場にて行われたG1-サンタアニタH(ダ10f)、G1-フランクE.キルローマイルS(芝1m)のレース結果と動画をお届けする。

Santa Anita Handicap(G1・ダ10f・4歳以上)

1着:Combatant

Ridgling5、父・Scat Daddy、母・Border Dispute、母父・Boundary
調教師:John W Sadler、騎手:Joel Rosario

・直線入口で外を回ったCombatantが、ハンデ戦らしい激戦となったゴール前の争いを制し1着。

・今回の勝利で通算24戦4勝、重賞初制覇。これまでに重賞2着1回、3着3回があった馬で、24戦して6着以下に崩れた事が3回(その内の1回は3歳時に出走し18着に敗れたケンタッキーダービー)しかない堅実派。尚、性別のRidglingはアメリカ特有の種別でJRAのHP内の記述をそのまま借りると「片方または両方の睾丸が陰嚢の中に下りていない牡馬」。2016年のキーンランド9月1歳馬セールにて32万ドルで取引され、2019年のキーンランド11月Mixedセールにて22万ドルで取引された馬。

 1着:[2020/03/07]サンタアニタH(米G1・ダ10f・サンタアニタ)

・父のScat Daddyは2004年米国産のヨハネスブルグ産駒。現役時はTodd Pletcher師に管理され、9戦5勝、フロリダダービー(ダ9f)、シャンペンS(ダ8f)の2つのG1を含む重賞4勝。2015年12月に11歳で亡くなっているが、これまでに遺した8世代、馬名登録された912頭の産駒の中から、Justify(米3冠、サンタアニタダービー)、Caravaggio(コモンウェルスC、フェニックスS)、Lady Aurelia(キングズスタンドS、モルニ賞)、Mendelssohn(BCジュヴェナイルターフ)、No Nay Never(モルニ賞)、ミスターメロディ(高松宮記念)らを輩出。No Nay Neverが後継種牡馬として絶好のスタートを切っており、後に控えるCaravaggio(来年産駒デビュー)、真打ちといえるJustify(再来年産駒デビュー)を含めて、サイアーラインの確立に向けて情勢は極めて明るい印象。

・母のBorder Disputeは未出走。半姉のLong Lashesは英G3-スウィートソレラSの勝ち馬。

2着:Multiplier(クビ差)

せん6、父・ザファクター、母・Trippi Street、母父・Trippi
調教師:Peter Miller、騎手:Tyler Gaffalione

3着:Midcourt(半馬身差)

せん5、父・Midnight Lute、母・Mayo On The Side、母父・フレンチデピュティ
調教師:John Shirreffs、騎手:Victor Espinoza

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2020-03-07/753212

Frank E. Kilroe Mile Stakes(G1・芝1m・4歳以上)

1着:River Boyne

牡5、父・Dandy Man、母・Clytha、母父・Mark Of Esteem
調教師:Jeff Mullins、騎手:Abel Cedillo

・早め先頭のG1馬・Got Stormy目がけて、最内から忍び寄った赤い帽子のRiver Boyneが最後はクビ差抜け出して1着。

・今回の勝利で通算24戦9勝、G1初制覇重賞5勝目。これまでにG1には3度出走し、一昨年12月のハリウッドダービー(芝9f)で2着、昨年3月のフランクE.キルローマイルS(芝1m)で4着、昨年5月のシューメイカーマイルS(芝1m)で2着と善戦が続いていた。2015年のゴフス社11月当歳馬セールにて米ドル換算で2万1372ドルにて取引され、2016年のゴフス社9月1歳馬セールにて米ドル換算で7万2924ドルにて取引され、2017年のタタソールズオータムトレーニングセールにて米ドル換算で9万7358ドルにて取引された馬。

 1着:[2020/03/07]フランクE.キルローマイルS(米G1・芝1m・サンタアニタ)
 1着:[2020/02/08]サンダーロードS(米G3・芝1m・サンタアニタ)
 1着:[2018/12/26]マシスブラザーズマイルS(米G2・芝1m・サンタアニタ)
 1着:[2018/11/04]トワイライトダービー(米G3・芝9f・サンタアニタ)
 1着:[2018/08/05]ラホイヤH(米G3・芝8.5f・デルマー)

・父のDandy Manは2003年愛国産のMozart(その父・デインヒル)産駒。現役時はSaeed bin Suroor師に管理され、30戦6勝、英G3-パレスハウスS(芝5f)の勝ち馬で他にキングズスタンドS2着、ナンソープS3着。これまでに本馬を含めてG1馬3頭(Peniaphobia・香港スプリント、La Pelosa・ナタルマS)、重賞勝ち馬9頭を輩出。近3年のTDNによる欧州サイアーランキングは59位→34位→37位。今年の種付料は1万5000ユーロ。

・母のClythaは5戦未勝利。伯父のVentiquattrofogliは米G2-カーネルF.W.ケスターH、独G3-オステルマンポカールの勝ち馬。

2着:Got Stormy(クビ差)

牝5、父・Get Stormy、母・Super Phoebe、母父・Malabar Gold
調教師:Mark Casse、騎手:Tyler Gaffalione

3着:Next Shares(アタマ差)

せん7、父・Archarcharch、母・Two Dot Slew、母父・Evansville Slew
調教師:Richard Baltas、騎手:Flavien Prat

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2020-03-07/753213