現地時間3/7(土)にRoad to the Kentucky Derbyのポイント対象レースが各地で3レース行われている。アケダクト競馬場ではゴーサムS、サンタアニタ競馬場ではサンフェリペS、タンパベイダウンズ競馬場ではタンパベイダービーが開催。注目の3レースの結果と動画をお届けする。

Gotham Stakes(G3・ダ8f・3歳・アケダクト競馬場)

1着:Mischevious Alex

牡3、父・Into Mischief、母・White Pants Night、母父・Speightstown
調教師:John C Servis、騎手:Kendrick Carmouche

・好位追走から早めに先頭に立つ積極策で1番人気のMischevious Alexが、2着馬に2馬身差をつけて快勝。

・今回の勝利で通算7戦4勝、重賞2勝目前走2/1のガルフストリームパークでのG3-スウェイルS(ダ7f)で2着に7馬身差をつけて快勝し、ここへ臨んでいた馬。今回の勝利で50ポイント獲得となり、ほぼケンタッキーダービー出走を決めている。次走は4/4のアケダクトでのG2-ウッドメモリアルS(ダ9f)になる模様。2018年のキーンランド9月1歳馬セールにて7万5000ドルにて取引され、OBS4月2歳トレーニングセールにて14万ドルにて取引された馬。

 1着:[2020/03/07]ゴーサムS(米G3・ダ8f・アケダクト)
 1着:[2020/02/01]スウェイルS(米G3・ダ7f・ガルフストリームパーク)

・父のInto Mischiefは2005年米国産のHarlan’s Holiday産駒。現役時は6戦3勝、2着3回。2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)の勝ち馬。半妹にG1を11勝した名牝・Beholder(父・ヘニーヒューズ)、半弟にBCジュヴェナイルターフ、UAEダービーの勝ち馬・Mendelssohn(父・Scat Daddy)がいる。初年度産駒からGoldencents(BCダートマイル2勝、サンタアニタダービー)を輩出し、以後、Practical Joke(ホープフルS、シャンペンS、H.アレンジェンキンスS)、Audible(フロリダダービー)らを輩出。一時は7500ドルにまで落ち込んだ種付料は急騰を続け、今年は17万5000ドル。近3年のTDNによる北米サイアーランキングは13位→4位→1位

・母のWhite Pants Nightは14戦2勝。叔父のHebbronville(父・Majesticperfection)は米G3-ジャージーショアSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/255/aqueduct/2020-03-07/753348

San Felipe Stakes(G2・ダ8.5f・3歳・サンタアニタ競馬場)

1着:Authentic

牡3、父・Into Mischief、母・Flawless、母父・Mr Greeley
調教師:Bob Baffert、騎手:Drayden Van Dyke

・前走のシャムSでは直線ややフラつくシーンがあったAuthenticだが、今回は力強い足取りで最後まで駆け抜けて、1番人気に応える危なげのない勝利。Storm The Court(G1-BCジュヴェナイルの勝ち馬)は3着。

・今回の勝利で通算3戦3勝重賞2勝目。11/9のデルマーでのメイドン(ダ5.5f)で1着→1/4のサンタアニタでのG3-シャムS(ダ8f)で1着とし、ここへ無敗で臨んでいた。前走はEQUIBASEスピード指数が113という優秀な数字だったが(レース直後は110だったが現在は113に訂正されている)、今回は105止まり。既にケンタッキーダービーの有力候補と目されている存在だが、次走として見込まれる4/4のG1-サンタアニタダービー(ダ9f)でのパフォーマンスがTiz the Lawら他の有力馬との比較において大きな意味を持つことになりそうである。2018年のキーンランド9月1歳馬セールにて35万ドルで取引された馬。

 1着:[2020/03/07]サンフェリペS(米G2・ダ8.5f・サンタアニタ)
 1着:[2020/01/04]シャムS(米G3・ダ8f・サンタアニタ)

・Into Mischief産駒はゴーサムSを勝ったMischevious Alexと共に同日に重賞制覇。昨年初の北米リーディングサイアーの座に就いた産駒の絶好調ぶりが伺える。

・母のFlawlessは現役時2戦1勝、2着1回。戦績的には目立つものはないが、2戦のEQUIBASEスピード指数が101と100でこれはかなり高い数値。曽祖母のReally Fancy(米G3-アノアキアSの勝ち馬)を牝祖とするG1馬にSeventh Street(ゴーフォーワンドH、アップルブラッサムH)、Reynaldothewizard(ドバイゴールデンシャヒーン)、American Gal(ヒューマナディスタフS、テストS)がいる牝系。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2020-03-07/753246

Lambholm South Tampa Bay Derby(G2・ダ8.5f・3歳・タンパベイダウンズ競馬場)

1着:King Guillermo

牡3、父・Uncle Mo、母・Slow Sand、母父・Dixieland Band
調教師:Juan Carlos Avila、騎手:Samy Camacho

・人気薄のKing Guillermoが4角先頭から直線、後続を突き離す圧巻の競馬で快勝。1番人気のSole Volante(G3-サムF.デイビスSの勝ち馬)は最内からよく脚を伸ばすも2着まで。

・今回の勝利で通算4戦2勝、重賞初制覇。9/29のガルフストリームパークでのメイドン(ダ5.5f)で6着→11/2のガルフストリームパークでのデビュー2戦目(芝1m)で1着→11/30のガルフストリームパークでのBlack TypeのプルピットS(芝1m)で3着。今回はそれ以来、160日ぶりの休み明けのレースだった。今回の勝利でポイント的にはケンタッキーダービー出走をほぼ確実なものとしているが、この馬は追加登録料の支払いが必要な身。ただレース後にオーナーは”Dreams are free.”と語っており、当然、追加登録料の支払いを済ませてケンタッキーダービー出走へ、ということになろう。

 1着:[2020/03/07]タンパベイダービー(米G2・ダ8.5f・タンパベイダウンズ)

・父のUncle Moは2008年米国産のIndian Charlie産駒。現役時はBCジュヴェナイル、シャンペンSの2つの2歳G1を含む重賞3勝、2010年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬。主な産駒にケンタッキーダービー、BCジュヴェナイル、フロリダダービー、フロントランナーS、デルマーフューチュリティの5つのG1を含む重賞7勝のNyquist。TDNによる昨年の北米サイアーランキング13位。今年の種付料は12万5000ドル。

・母のSlow Sandは2戦未勝利(5着、8着)。母のきょうだい(せん馬)のSlow Paceは仏G3-ラ・クープの勝ち馬。叔父のFunny Duckは米G3-パットデイマイルSの勝ち馬。曽祖母のCorrazonaは米G1-ビヴァリーヒルズHを含む重賞4勝。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/724/tampa-bay-downs/2020-03-07/753215

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