現地時間3/14(土)に豪コーフィールド競馬場にてジ・オールスターマイル、豪ローズヒルガーデンズ競馬場にてG1-クールモアクラシックが行われている。両レースの結果と動画をお届けする。

All-Star Mile(芝1600m・2歳以上・コーフィールド競馬場)

・日本の有馬記念をモデルに昨年創設されたレースで、ファン投票による10頭と主催者選出のワイルドカード5頭の計15頭によって行われる。出走取消が出た場合は補欠馬からレーティング上位馬から補充される。総賞金500万豪ドルはマイル戦では世界最高賞金を誇る。

1着:Regal Power

せん4、父・Pierro、母・Broadway Belle、母父・Redoute’s Choice
調教師:Grant & Alana Williams、騎手:William Pike

・4番手追走のRegal Powerが、残り200で先頭に立つと、そのまま押し切って1着。2着は同厩、同馬主のSuperstorm。3着はニュージーランドの女傑・Melody Belle、4着はディープインパクト産駒・Fierce Impact。1番人気のAlligator Bloodは直線沈んで10着。

・今回の勝利で通算20戦7勝。先週3/7のG1-オーストラリアンC(芝2000m)で勝ったFifty Starsから半馬身差の2着とし、連闘でここへ臨んでいた馬。今回の勝利で1着賞金225万豪ドル(約1億5010万円)を獲得

 1着:[2020/03/14]ジ・オールスターマイル(芝1600m・コーフィールド)
 1着:[2019/12/21]デッドヴァンヒームストS(豪G2・芝2100m・アスコット)
 1着:[2019/11/23]レイルウェイS(豪G1・芝1600m・アスコット)
 1着:[2019/04/13]ウェストオーストラリアンダービー(豪G2・芝2400m・アスコット)

・父のPierroは2009年豪州産のLonhro産駒。現役時は14戦11勝、ゴールデンスリッパー、サイアーズプロデュースS、シャンペンSのシドニー2歳3冠を無敗で制した馬で(無敗での3冠は史上3頭目)、後に勝利したカンタベリーS、ジョージライダーSを含めて5つのG1を含む重賞10勝。先週、産駒のShadow Hero(せん3)が豪G1-ランドウィックギニーを制したばかりで、現時点での豪サイアーランキング3位。父・Pierro、母父・Redoute’s Choiceの配合はこれまでに28頭が勝利し、7頭がステークス勝ち馬になっており、豪breednetによると、Pierroの「Top Nicks」にあたる。

・母のBroadway Belleは16戦5勝。全兄のActionはG2-ウェストオーストラリアンダービーの勝ち馬。従姉のArcadia QueenはG1-キングストンタウンクラシックなど重賞4勝、従姉のArcadia DreamはG2-ウェストオーストラリアンダービーの勝ち馬、従兄のArcadia PrinceはG3-A.JスカヒルSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/469/caulfield/2020-03-14/753934

Coolmore Classic (G1 Handicap・芝1500m・3歳以上牝馬・ローズヒルガーデンズ競馬場)

・1973年にフィリーズ&メアクラシックとして創設。1996年よりこのレースのスポンサーをクールモアスタッドが務めることとなり改称。過去の主な勝ち馬にTyphoon Tracy(2009年)、Sunline(2000、2002年)、Emancipation(1984年)など。

1着:Con Te Partiro

牝6、父・Scat Daddy、母・Temple Street、母父・Street Cry
調教師:Gai Waterhouse & Adrian Bott、騎手:Timothy Clark

・3,4番手の好位を追走していたCon Te Partiroが4角手前で仕掛けられ、先頭で直線に向くとそのまま後続の追撃を凌ぎ切り、先頭でゴール。

https://twitter.com/WorldRacing1/status/1238701067061223426

・今回の勝利で通算22戦5勝、重賞2勝目。アメリカからオーストラリアへ移籍してきた馬で、アメリカ時代には3歳8月にG1-デルマーオークス(芝9f)で4着などの戦績を残していた馬。移籍初戦の昨年5月にG3-ダークジュエルクラシックを勝って以降、6→4→10→5→6着とし、オーストラリア移籍後初のG1レースとしてここへ臨んでいた。2015年のキーンランド9月1歳馬セールにて13万ドルで取引され、2018年のファシィグティプトン11月Mixedセールにて57万5000ドルで取引された馬。

 1着:[2020/03/14]クールモアクラシック(豪G1・芝1500m・ローズヒルガーデンズ)
 1着:[2019/05/11]ダークジュエルクラシック(豪G3・芝1400m・スコーン)

・父のScat Daddyは2004年米国産のヨハネスブルグ産駒。現役時はTodd Pletcher師に管理され、9戦5勝、フロリダダービー(ダ9f)、シャンペンS(ダ8f)の2つのG1を含む重賞4勝。2015年12月に11歳で亡くなっているが、先週の米G1-サンタアニタHを産駒のCombatantが制するなど、遺された産駒がまだまだ活躍中。Scat Daddyと母父・Street Cryの配合はMr. Prospectorの3×4のクロスが発生するが、これまでに3頭が出走し、本馬とSkitter Scatter(愛2歳G1-モイグレアスタッドS)の2頭がG1馬になるという決定力の高い配合。

・母のTemple Streetは米25戦5勝、G1-ヒューマナディスタフSで2着。

2着:Miss Fabulass(1馬身1/4差)

牝4、父・Frankel、母・Samantha Miss、母父・Redoute’s Choice
調教師:Kris Lees、騎手:Kerrin McEvoy

3着:Noire(アタマ差)

牝6、父・Foxwedge、母・Valadon、母父・Woodman
調教師:Chris Waller、騎手:Kathy O’Hara

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/311/rosehill/2020-03-14/753926