現地時間3/28(土)にRoad to the Kentucky Derbyのポイント対象レースのG1-フロリダダービー(ダ9f)がフロリダ州のガルフストリームパーク競馬場にて行われている。全米各地でも新型コロナウイルスの影響で開催延期が続出しているが、無事行われた注目レースの結果と動画をお届けする。

Curlin Florida Derby(G1・ダ9f・3歳)

1着:Tiz The Law

牡3、父・Constitution、母・Tizfiz、母父・Tiznow
調教師:Barclay Tagg、騎手:Manuel Franco

・人気薄のShivareeと2番人気のEte Indienが併走してレースを主導し、この直後に3番人気のIndependence Hallと1番人気のTiz The Lawがつける展開。3角手前からTiz The Lawが外から上昇し、4角で先頭に立つと直線は後続を力強く突き離す圧勝劇となり、Tiz The Lawが1着。

・今回の勝利で通算5戦4勝、G1・2勝目重賞3勝目。これまでの4勝で2着馬につけた着差は4馬身1/4→4馬身→3馬身→4馬身1/4と圧勝続きで、内容的にもホーリーブルSでBeyer Speed Figureで100をマークし、既に昨年のMaximum Security(フロリダダービーで101)、Omaha Beach(アーカンソーダービーで101)級の数字をこの世代で唯一記録。例年通り、5月開催ならこの馬がケンタッキーダービーの最有力候補となろうが、9/5の本番に向けて、新たに浮上する勢力も見込まれる中、今のアドバンテージをどこまで維持出来るか、注目となる。

 1着:[2020/03/28]フロリダダービー(米G1・ダ9f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2020/02/01]ホーリーブルS(米G3・ダ8.5f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2019/10/05]シャンペンS(米G1・ダ8f・ベルモントパーク)

・父のConstitutionは2011年米国産のTapit産駒。現役時はTodd Pletcher師に管理され、8戦4勝、Beyer Speed Figureで111をマークしたG1-ドンH(ダ9f)、デビュー3連勝で制したG1-フロリダダービー(ダ9f)のG1・2勝。現3歳がファーストクロップになり、TDNによる昨年の北米ファーストクロップサイアーランキングではAmerican Pharoahに続き2位。今年の現時点の北米セカンドクロップサイアーランキングでは1位(ちなみにAmerican Pharoahは3位)。先日のOBS2歳トレーニングセールではConstitution産駒が最高価格(55万ドル)で取引されており、人気と評価が高騰中。ウインスターファームにて繋養中で種付料はスタッドインから2万5000ドルで推移していたが、昨年の2歳戦での産駒の活躍により今年から4万ドルへ引き上げられている。

・母のTizfizは20戦7勝、米G2-サンゴルゴーニオH(芝9f)の勝ち馬。他に芝のListedを2勝。叔父のFury Kapcoriは米G3-プレシジョニストSの勝ち馬。Favorite Trick(BCジュヴェナイルなど)、Moonshine Memories(デルマーデビュータントS)らが同じ牝系に属する。

2着:Shivaree(4馬身1/4差)

牡3、父・Awesome Of Course、母・Garter Belt、母父・Anasheed
調教師:Ralph E Nicks、騎手:Emisael Jaramillo

・デビュー5戦目で勝ち上がった馬で、2/1のG3-スウェイルS(ダ7f)で2着→2/29のL-ハッチソンS(ダ6f)で2着とし、ここへ臨んでいた。ここは単勝オッズ80倍超の人気薄だったが、2着に粘り込み。

3着:Ete Indien(3/4身差)

牡3、父・Summer Front、母・East India、母父・Mizzen Mast
調教師:Patrick L Biancone、騎手:Florent Geroux

・2/1のガルフストリームパークでのG3-ホーリーブルS(ダ8.5f)で勝ったTiz The Lawから3馬身差の2着。その後、2/29のガルフストリームパークでのG2-ファウンテンオブユースS(ダ8.5f)では2着に8馬身半差をつけて快勝していたが、今回のTiz The Lawとの着差は5馬身で、ホーリーブルSに続き、改めて力量差を突き付けられた形。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/272/gulfstream-park/2020-03-28/754900

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