先週は5頭が新たに入厩し、1頭が退厩。純増4頭の計14頭が栗東に在厩中。注目はサトノダイヤモンドの半妹・マルケッサの入厩になるが、まだ馬体が緩く体力も備わっていないとサンデーのHPに記されており、長い目で見守る必要がありそう。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

アドマイヤツルギ(牡・須貝尚介・母リュシオル by クロフネ)

・7/26(水)に函館Wで5Fから一杯に追われたが、時計は水準以下。ここまで馬ナリ調整が続いており、一杯に追われたことで変わり身が見られるか、今週の追い切りが注目される。

・2015年のセレクトセールにて9288万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母は32戦3勝。本馬は3番仔。母はスリープレスナイト(2008年のJRA最優秀短距離馬で、同年のG1-スプリンターズSの勝ち馬)の全妹。3代母KatiesはG1-アイリッシュ1000ギニー馬で、直仔ヒシアマゾン、孫スリープレスナイト、曽孫アドマイヤムーンの3頭のG1馬の牝祖。

 

アラウン(牡・森秀行・母アリアプーラ by Flying Spur)

7/30(日)半マイル53.2-39.0-26.1-13.4。ラップタイム14.2-12.912.7-13.4。

・依然としてゲート試験未合格な中、7/27(木)、7/30(日)と坂路で一杯に追われており、7/30には上記の自己最速時計をマーク。1F12秒台を出したのもこれが初めてで良化気配を見せている。

・母父Flying Spurはデインヒル産駒。本馬は5番仔。母の従兄フェアリーキングプローンはG1-安田記念、G3-香港スプリントの勝ち馬で、G1-香港マイルおよびG1-ドバイデューティーフリーで2着。

 

アルドーレ(牡・昆貢・母ティックルピンク by フレンチデピュティ)

・7/26(水)に札幌ダートで5Fから一杯に追われる。時計は水準以下だがラスト1F12秒台前半でまとめる。札幌のどこかでデビューということになろうが、現状、目を引く過程にはない印象。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で4戦1勝。本馬は5番仔。半姉アンジュデジールは今年のG3-スパーキングレディーCの勝ち馬。母の半弟オールブラッシュは今年のJpn1-川崎記念の勝ち馬。

 

グアン(牝・池江泰寿・母マルヴァーンスプリング by Silver Deputy)

・6/23のゲート試験合格後、数日乗られた後に放牧に出されていたが先週、再入厩。7/28(金)にCWで4Fから馬ナリで乗られ、3F以降の時計は水準級。

・母はアメリカで4戦0勝。本馬は6番仔。祖母Chelsey Flowerは1996年のG1-フラワーボールH(USA芝10.0F)の勝ち馬。

 

クーファエラン(牝・浅見秀一・母ウインアンジェラス by Bertolini)

・7/30(日)の小倉・芝1200mの新馬戦で4着(0.9秒差)。1番人気に押されたが中団から伸びあぐねる内容。武ジョッキーのレース後コメントによると「用心しながら恐る恐る走っていた」「慣れれば走ってくる馬」とのこと。早い時計は7/16(日)のみ、という調整過程での出走だったが、一度使ってどう変わるか、注視していきたい。

・母は21戦3勝。本馬は4番仔。

 

ジョーダンドリーム(牝・藤原英昭・母トレノエンジェル by タイキシャトル)

・先週新たに入厩。ゲート試験未合格で、まだ時計は出していない。まずはゲート試験合格に向けての調整へ。

・母は10戦2勝、スイートピーS(OP)の勝ち馬。本馬は2番仔。3代母シャダイカグラはG1-桜花賞、G2-ローズS、G3-ペガサスSの勝ち馬で1989年のJRA賞最優秀3歳牝馬。

 

トップヴォイス(牡・昆貢・母レッドヴィーナス by サクラバクシンオー)

・7/26(水)に函館Wで5Fから強めに追われる。時計は水準以下だったが、併走馬(古オープン)に同入し、ラスト1F12秒台前半で食い下がったのは好印象。7/30(日)は函館Wで4Fから馬ナリで乗られ、今週の追い切りに備えている。

・母は29戦3勝。本馬は5番仔。半兄トップカミングはG2-日経新春杯で2着、G2-青葉賞3着、G3-シンザン記念3着、G3-共同通信杯3着。

 

トップオブウイン(牡・松永幹夫・母サクセスゴーランド by サクラバクシンオー)

・5/31のゲート試験合格後、6月上旬までは在厩し乗り込まれていたがその後、放牧に出され、先週新たに再入厩。7/29、7/30と坂路に入り乗り込み再開。

・叔父に2009年のG1-フェブラリーS(東京ダ1600)、2009年のJpn1-東京大賞典(大井ダ2000)、2008年のJpn1-ジャパンダートダービー(大井ダ2000)の勝ち馬・サクセスブロッケン。祖母サクセスビューティは2002年のG2-フィリーズレビュー(阪神芝1400)の勝ち馬。

 

ノーフェイク(牡・平田修・母リーサルヒート by Unusual Heat)

7/26(水)半マイル54.2-39.6-26.0-13.0。ラップタイム14.6-13.6-13.0-13.0。

・社台のHPによると予定通り、今週の8/5(土)の新潟・芝1600m戦に津村騎手でデビュー予定。1週前追い切りとして7/26(水)に坂路で一杯に追われ、上記の時計をマーク。1F12秒台がなく、評価は微妙だが、今週の最終追いでどんな時計を出すのかが注目になる。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格4000万円。母はアメリカで17戦6勝、2008年のG2-ハリウッドオークス、同年のG3-サンタポーラSの勝ち馬。本馬は4番仔。

 

マルケッサ(牝・池江泰寿・母マルペンサ by Orpen)

・先週新たに入厩。サンデーのHPによると札幌競馬場に在厩中でゲート練習を開始したとのこと。まずはゲート試験合格に向けての調整になろう。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格6000万円。母はアルゼンチンで18戦5勝、G1-クリアドレス大賞、G1-ヒルベルトレレナ大賞、G1-銀杯大賞の勝ち馬。本馬は3番仔。半兄サトノダイヤモンドは2016年のJRA賞最優秀3歳牡馬で、G1-菊花賞、G1-有馬記念、G2-神戸新聞杯、G2-阪神大賞典、G3-きさらぎ賞の勝ち馬。

 

ムーンレイカー(牡・池添兼雄・母シルバービート by シルバーチャーム)

・7/28(金)にゲート試験合格。合格後、7/30(日)に坂路で軽く乗られ、今週の追い切りへ備えている。ここから調整ピッチをあげていく感じだろう。

・母は27戦1勝。本馬は2番仔。母の従兄エイシンサリヴァンはG3-ラジオたんぱ賞3着。4代母Oh So SharpはG1-英オークス、G1-英1000ギニー、G1-英セントレジャーなど重賞5勝し、1985年のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着。

 

メイショウメイホウ(牝・南井克巳・母スクービドゥー by Johan Cruyff)

・先週新たに入厩(7/20から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。ゲート試験未合格。7/25、7/26、7/27、7/29と坂路で軽く乗られており、ゲート試験合格に向けて調整中。

・母は独伊仏で9戦2勝、G3-ドルメーロ賞(ITA芝1600)の勝ち馬。本馬は7番仔。半姉プリンセスムーンはG3-アイビスサマーダッシュ3着。4代母Shantouは1976年のG2-ドイツオークス2着、同年のG3-ドイツ1000ギニー2着、同年のG3-ルードヴィッヒゲーベルス記念2着。

 

ラッキーライラック(牝・松永幹夫・母ライラックスアンドレース by Flower Alley)

・7/26(水)にゲート試験合格。サンデーのHPによるとこの後は放牧に出されずに、このままデビューを目指す意向。7/30(日)に坂路で馬ナリで乗られ、半マイル59.8秒。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格3000万円。母は2011年のG1-アシュランドSの勝ち馬。本馬は3番仔。3代母ステラマドリッド(米G1を4勝)を牝祖とする活躍馬多数で、重賞勝ち馬を列挙すると、アイルドフランス、ミッキーアイル、アエロリット、ダイヤモンドビコー。

 

レゲンダアウレア(牡・岡田稲男・母ケイト by ブライアンズタイム)

7/27(木)半マイル56.0-41.0-27.0-13.5。ラップタイム15.0-14.0-13.5-13.5。

・7/27(木)に坂路で馬ナリにて上記時計を計時。時計はまだまだで乗り込み量を増やしていく過程。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格3200万円。叔父に2012年のG3-阪急杯(阪神芝1400)、2012年のG3-CBC賞(中京芝1200)、2013年のG3-CBC賞(中京芝1200)の勝ち馬・マジンプロスパー。

 

プルンクザール(牡・石坂正・母プリオバーン by Galileo)

→先週は入厩していたが既に退厩。7/12のゲート試験合格後、7/19に坂路で半マイル58.7秒を出していたが、放牧を挟む判断がなされる。