先週は3頭が新たに入厩し、3頭が退厩。先週と同じ計14頭が栗東に入厩中。新たに入厩した3頭の内、ノーザンファームの生産馬は重賞2勝の現役馬・ジューヌエコールの半妹で注目される。今週も各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

アンヴァル(牝・藤岡健一・母アルーリングボイス by フレンチデピュティ)

・先週新たに入厩(7/9より坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。ゲート試験は7/21に既に合格している。7/26(水)の坂路は半マイル55.3秒、7/30(日)の坂路は半マイル58.5秒。まだ早い時計は出ていない。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格2000万円。母は21戦4勝、G3-小倉2歳S、G3-ファンタジーSの勝ち馬で、G3-北九州記念2着。本馬は5番仔。祖母アルーリングアクトはG3-小倉3歳Sの勝ち馬。

 

ウインネプチューン(牡・飯田雄三・母エルノヴァ by サンデーサイレンス)

・7/23(日)の中京芝1600mの未勝利戦に出走し、6着(1.3秒差)。レース後も在厩しているが、まだ時計は出していない。

・母は2004年のG1-エリザベス女王杯(京都芝2200)でアドマイヤグルーヴの3着。他に重賞2着が2回、3着が1回。本馬は7番仔。祖母の半兄にジェネラス、オースミタイクーン。叔母の産駒にディーマジェスティ。

 

サンライズカナロア(牡・安田隆行・母ストリートスタイル by アドマイヤベガ)

7/27(木)半マイル53.3-38.8-25.0-12.4。ラップタイム14.5-13.8-12.612.4

・7/27(木)に坂路で上記、水準級の時計を馬ナリでマーク。加速ラップで併走馬(新馬)を追走し、先着する内容で順調に良化していることがうかがえる。この流れで今週、どんな時計を出すのか、非常に注目される。

・母は29戦4勝で準OP勝ちの実績あり。本馬は3番仔。母の半妹ブロードストリートはG2-ローズSの勝ち馬。母の半兄フィニステールはG2-青葉賞3着。祖母の半姉Mysteriesの産駒にヒシアケボノ(G1-スプリンターズS、G2-スワンS)、アグネスワールド(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-ジュライC、G2-CBC賞、G2-全日本3歳優駿、G3-函館3歳S)。

 

スズカローレル(牝・橋田満・母スズカローラン by サンデーサイレンス)

・先週までは栗東にて調整を積まれていたが、函館へ移動。7/30(日)に函館Wで4Fから一杯に追われる。

・母は32戦4勝。本馬は6番仔。半兄スズカデヴィアスは2015年のG2-京都記念で2着、2017年のG3-金鯱賞で3着。祖母の半弟にG1馬・スズカフェニックス。

 

タガノシムナ(牝・川村禎彦・母タガノディーバ by フジキセキ)

・7/27(木)にCWで6Fから馬ナリで乗られる。時計はまだまだ。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で10戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄サンカルロはG2-阪神C(2勝)、G2-ニュージーランドT、G3-阪急杯の勝ち馬。3代母Miss SecretoはG2-イタリア1000ギニーなどイタリアで重賞3勝。

 

ダノンスマッシュ(牡・安田隆行・母スピニングワイルドキャット by Hard Spun)

・先週新たに入厩(7/23より坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。7/30(日)には坂路で半マイル58.5秒。

・母はアメリカで6戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄War ChantはG1-BCマイル、G2-サンラファエルS、G2-オークトリーBCマイルの勝ち馬。祖母Hollywood WildcatはG1-BCディスタフ、G1-ハリウッドオークス、G1-ゲイムリーH、G2-デルマーオークス、G3-ソロリティSの勝ち馬。

 

ビーチキャンドル(牝・崎山博樹・母ビーチパーティー by ゼンノロブロイ)

・7/27(木)にCWで6Fから馬ナリで乗られる。全体時計はまだまだだが、併走馬(3歳未勝利)を追走し、先着。ラスト1F12秒台前半と若干の進境を見せる。

・母は社台ファームの生産馬で30戦2勝。本馬は2番仔。祖母ビーチフラッグは2001年のG3-かきつばた記念で2着、2000年のG3-グランシャリオCで2着。

 

ブライトパス(牝・安田隆行・母ルミナスポイント by アグネスタキオン)

・先週新たに入厩(現在は札幌競馬場に在厩)。ゲート試験未合格。まずはゲート試験合格へ向けての調整になろう。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格2800万円。母は23戦5勝。本馬は5番仔。半姉ジューヌエコールはG2-デイリー杯2歳S、G3-函館スプリントSの勝ち馬。祖母ソニンクが輸入基礎牝馬で、直仔にランフォルセ(ダート重賞4勝)、ノーザンリバー(重賞6勝)。孫にダービー馬・ロジユニヴァースがいる牝系。祖母ソニンクの母・Sonic Lady(by Nureyev)は1986年のG1-愛1000ギニー、同年のG1-ムーランドロンシャン賞、同年のG1-サセックスSなど、重賞7勝。

 

マイウェイアムール(牝・矢作芳人・母レイズユアグラス by アジュディケーティング)

・7/29(土)の札幌・芝1500mの新馬戦で4着(0.7秒差)。レース後のティータン騎手のコメントによると、使って確実に良くなってきそう、とのこと。

・母は地方で28戦2勝。本馬は10番仔。

 

メジェールスー(牝・藤原英昭・母エイジアンウインズ by フジキセキ)

・7/29(土)の札幌・芝1500mの新馬戦で3着(0.5秒差)。レース後の福永騎手のコメントによると、もう少しストライドが伸びるようになってくればいい、とのこと。

・母は社台ファームの生産馬で11戦6勝、2008年のG1-ヴィクトリアマイル、同年のG2-阪神牝馬Sの勝ち馬。本馬は5番仔。母の半妹キュートエンブレムは2008年のG2-フローラSで3着。母の半妹エバーブロッサムは2013年のG1-オークス2着馬で同年のG2-フローラSとG3-フラワーCでも2着。

 

ヤエノグラフ(牝・安田隆行・母シーカーマ by Exchange Rate)

・7/30(日)の新潟・芝1400mの新馬戦で5着(0.8秒差)。レース後の戸崎騎手のコメントによると、繊細な部分があって周りを気にして走っていた、これからの馬だと思う、とのこと。

・2016年のセレクトセールにて4320万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアメリカとカナダで16戦3勝、2008年のG3-ナタルマSの勝ち馬。本馬は5番仔。

 

ラガーデリゲート(牝・池添学・母ラガーリンリン by クロフネ)

・7/26(水)にCWで5Fから一杯に追われ、ラスト1F11秒台後半。全体時計は水準以下だがまずまずの内容か。今週の追い切り内容が注目になる。

・母は31戦4勝。本馬は初仔。3代母サクラレディⅡの半兄にグルームダンサー(G1-リュパン賞など重賞5勝)。3代母サクラレディⅡの半妹の仔にキンシャサノキセキ(G1-高松宮記念2勝など、重賞7勝)。

 

ルリジオン(牡・石坂正・母フェイドレスシーン by タニノギムレット)

・先週に続き、7/26(水)に坂路で馬ナリで乗られているが、時計は半マイル58.2秒と全くの軽め。デビューはまだ先だろう。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格2600万円。母は31戦3勝。本馬は3番仔。4代母は桜花賞3着馬。

 

ロードイヒラニ(牡・千田輝彦・母レディカーニバル by Giant’s Causeway)

・7/23(日)の中京芝1400mの新馬戦で3着(0.4秒差)。レース後も在厩中。7/27、7/28、7/29、7/30と坂路に入り出して乗り込み再開。

・母は14戦2勝。本馬は6番仔。半姉ブリュネットはG2-フローラSで3着。祖母Virginieは1999年のG1-ビヴァリーヒルズH(USA芝10.0F)など、アメリカとブラジルでG1を4勝。

 

シーシャンティ(牡・今野貞一・母コイウタ by フジキセキ)

→先週は入厩していたが既に退厩。7/20(木)に坂路で半マイル51.9秒を計時し、注目されたが、放牧に出される。順調さを欠いてしまう流れで何かあったのだろうか。

 

スズカマンサク(牝・橋田満・母スズカローズマリー by アフリート)

→先週は入厩していたが既に退厩。7/23(日)の函館2歳S(G3)で8着(0.8秒差)。放牧を挟んでの再調整へ。

 

トゥザフロンティア(牡・池江泰寿・母トゥザヴィクトリー by サンデーサイレンス)

→先週は入厩していたが既に退厩。7/22(土)の中京芝1600mの新馬戦で1着(-0.1秒差)。次走がどこになるのか、楽しみな一頭。