現地時間4/11(土)に豪ランドウィック競馬場にて行われる、G1-クイーンエリザベスS(芝2000m)のミニ展望をお届けする。レースの模様はグリーンチャンネルの中央競馬全レース中継内で生放送予定である(発走予定は日本時間14:55)。

※併記した各馬のオッズは英ブックメーカー・ウィリアムヒルの現時点のもの。Ratingは豪RACING.COM記載のもの。

※今後の最新情報(出走馬情報、出走馬レーティング、出馬表等)は以下のJRAホームページの特集ページを定期的にチェックして頂く事をお勧めする。

http://www.jra.go.jp/keiba/overseas/race/2020qes/index.html

クイーンエリザベスSの出馬表

JRAホームページより。ダノンプレミアムは馬番1、ゲート番3。13頭立てで行われる見込み。

http://www.jra.go.jp/news/202004/040701.html

有力馬について

ダノンプレミアム:3.75倍

牡5、父・ディープインパクト、母・インディアナギャル、母父・Intikhab
調教師:中内田充(栗東)

・10戦6勝(G1・1勝)、ケイアイファームの生産馬。2000mの実績はG2-弥生賞、G2-金鯱賞の重賞2勝、G1-天皇賞(秋)2着と3戦して連対率は100%。昨年11/17のG1-マイルチャンピオンシップ(2着)以来の出走となるが、昨年の金鯱賞ではリスグラシューを降しており、リスグラシューのその後の圧倒的なパフォーマンスからもブックメーカーで有力馬と目されるのも当然な印象。まともなら好勝負必至のメンバー構成。

Addeybb:4.00倍

せん6、父・Pivotal、母・Bush Cat、母父・Kingmambo
調教師:William Haggas、Rating:116

・16戦8勝(G1・1勝)の英国調教馬。前走3/21のローズヒルガーデンズでの豪G1-ランヴェットS(芝2000m)で初の海外遠征を敢行しG1初制覇昨年10/19の英G1-チャンピオンS(芝1m2f)でMagicalの2着だった馬だが、当日のアスコット競馬場はメインコースが豪雨による水浸しで使えず、障害コースにて行われた異例のレース。馬場渋化の際は実績から最有力候補だろうが、堅い本命では全く無い印象。

Verry Elleegant:5.50倍

牝4、父・Zed、母・Opulence、母父・Danroad
調教師:Chris Waller、Rating:116

・19戦8勝(G1・3勝)のニュージーランド産馬。2/29の豪G1-チッピングノートンS(芝1600m)でTe Akau Sharkの2着3/21の豪G1-ランヴェットS(芝2000m)でAddeybbの2着3/28の豪G1-タンクレッドS(芝2400m)で1着。前走は連闘で臨んだレースだったが、2着に4馬身1/4差をつける完勝で印象的なパフォーマンスだったが、昨年のコックスプレートではリスグラシューの12着に大敗している馬でもある。

Te Akau Shark:6.00倍

せん5、父・Rip Van Winkle、母・Bak Da Chief、母父・チーフベアハート
調教師:Jamie Richards、Rating:116

・13戦7勝(G1・2勝)のニュージーランド産馬。昨年10/26の豪G1-コックスプレート(芝2040m)でリスグラシューの3着。今季は2/8の新G1-BCDスプリント(芝1400m)で1着→2/29の豪G1-チッピングノートンS(芝1600m)で1着→3/21の豪G1-ジョージライダーS(芝1500m)で3着。これまでマイル以下の距離ばかり使われてきた馬だが、コックスプレート3着の実績から争覇圏内にはいる馬。脚質は差し。

Master Of Wine:8.00倍

せん5、父・Maxios、母・Magma、母父・Dubai Destination
調教師:Michael, Wayne & John Hawkes、Rating:108

・14戦5勝の英国産馬。目下、4連勝中の上り馬で初重賞制覇となった前走3/14の豪G3-スカイハイS(芝2000m)は2着に3馬身半差をつけての快勝。Rating的には一枚落ちる存在だが、今回出走の一線級とは未対戦の馬で、未知の魅力が評価されている。父のMaxios(その父・Monsun)はバゴの半弟で、イスパーン賞、ムーランドロンシャン賞のG1・2勝。産駒のDiamantaが昨年のドイツオークスを制している。

Melody Belle:11.00倍

牝5、父・コマンズ、母・Meleka Belle、母父・Iffraaj
調教師:Jamie Richards、Rating:115

・29戦15勝(G1・10勝)のニュージーランド産馬。2018-19年のニュージーランド年度代表馬で、昨年11/2の豪G1-エンパイアローズS(芝1600m)の勝ち馬。その後は2着→3着→3着と連敗し、先週4/4の豪G1-ドンカスターマイル(芝1600m)で4着。ここは連闘での出走となる。連闘自体は昨年のエンパイアローズSを勝った翌週にマッキノンSに出走、Magic Wandの2着となっており、不安は無さそう。

Vow And Declare:15.00倍

せん4、父・デクラレーションオブウォー、母・Geblitzt、母父・Testa Rossa
調教師:Danny O’Brien、Rating:113

・14戦4勝(G1・1勝)。昨年10/19の豪G1-コーフィールドC(芝2400m)でメールドグラースの2着11/5の豪G1-メルボルンC(芝3200m)で1着。その後は休養に入っていたが、休み明けの前走3/7の豪G1-オーストラリアンC(芝2000m)で3着とし、ここへ出走。これまでの4勝は2381m、1800m、3000m、3200m。距離は長ければ長いほど良さそうな馬で、2000mはやや短い印象だが果たして。