5/2,5/9,5/16の3週に渡り、計4つのG1レースが行われるSAJC(South Australian Jockey Club)オータムカーニバルが豪アデレード郊外のモーフェットビル競馬場にて開催される。本日はG1-シュウェップスオークス、G1-TABクラシックの牝馬限定G1が2鞍行われている。両レースの結果と動画を合わせてお届けする。

Schweppes Oaks(G1・芝2000m・3歳牝馬)

1着:Toffee Tongue

牝3、父・Tavistock、母・Bagalollies、母父・Zabeel
調教師:Chris Waller、騎手:Damien Thornton

・人気を集めたToffee Tongueは内ラチ沿いの後方待機策を選択。4角手前では前方にかなりの頭数の馬がいたが、最内をぴったり回るコーナリングでポジションを押し上げると、最内を一気に伸びて快勝。

・今回の勝利で通算9戦1勝、2着4回。初勝利がG1勝ちとなっている。前走4/11のG1-オーストラリアンオークス(芝2400m)でColetteの2着だった馬で、ここは1番人気に応えての勝利。

 1着:[2020/05/02]シュウェップスオークス(豪G1・芝2000m・モーフェットビル)

・父のTavistockは2005年新国産のMontjeu産駒。現役時は9戦4勝、ワイカトドラフトスプリント(芝1400m)、マッジウェイS(芝1400m)の2つの新G1を含む重賞3勝。主な産駒に本馬の全きょうだい(せん馬)になるWerther(香港G1・3勝)、Volkstok’N’Barrell(ローズヒルギニーなど豪G1・4勝)、Tarzino(ローズヒルギニー、ヴィクトリアダービー)、Tavago(オーストラリアンダービー)など。現時点のニュージーランドサイアーランキング7位。

・母のBagalolliesは2戦未勝利(2着2回)。全きょうだい(せん馬)のWertherはクイーンエリザベス2世C、香港ゴールドC、香港チャンピオンズ&チャターCの3つのG1を含む重賞7勝、2018年の宝塚記念でミッキーロケットの2着になったのは記憶に新しいところ。

2着:Moonlight Maid(3/4身差)

牝3、父・Puissance De Lune、母・Manhattan Maid、母父・Choisir
調教師:Mitchell Freedman、騎手:Zac Spain

3着:Affair To Remember(アタマ差)

牝3、父・Toronado、母・St Trinians、母父・ブラックホーク
調教師:Dan O’Sullivan、騎手:John Allen

・BMSのブラックホークは1994年英国産のNureyev産駒。安田記念、スプリンターズSの2つのG1を含む重賞5勝。父としてはチェレブリタ(京都牝馬S)、クーヴェルチュール(キーンランドC)の2頭の中央重賞勝ち馬を輩出。オーストラリアにシャトルされた際に輩出した牝馬の仔からLucky Hussler(トゥーラックH、ウィリアムレイドSの2つの豪G1を含む重賞7勝)が出ており、BMSとして南半球で血脈を残している現況。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/462/morphettville/2020-05-02/756658

TAB Classic(Registered as Robert Sangster Stakes)(G1・芝1200m・2歳以上牝馬)

1着:Bella Vella

牝5、父・コマンズ、母・Forget The Weather、母父・Stormy Atlantic
調教師:Will Clarken、騎手:Todd Pannell

・ハナを奪ったBella Vellaが逃げ切り勝ち。大外から追い込んだゴドルフィンのLyreが2着。

・今回の勝利で通算28戦9勝、重賞初制覇。ハンデ戦→リステッドと連勝中だった馬だが、今回が初の重賞出走で単勝オッズ40倍超の人気薄で臨んでいた。

 1着:[2020/05/02]ロバートサングスターS(豪G1・芝1200m・モーフェットビル)

・父のコマンズは1996年豪州産のデインヒル産駒。現役時は15戦4勝、豪G3-STCミサイルS(芝1100m)の勝ち馬。2014年に既に死亡している。2010年と2011年は日本にて供用され、2世代で87頭が血統登録されたが、重賞勝ち馬は出ていない。主な産駒に昨年のニュージーランド年度代表馬・Melody Belle(G1・10勝)。

・母のForget The Weatherは2008年米国産、米6戦2勝。今日のシュウェップスオークスの勝ち馬・Toffee Tongueと同じくTake a Standを牝祖とする同牝系に属する。

2着:Lyre(アタマ差)

牝3、父・Lonhro、母・Erato、母父・Street Cry
調教師:Anthony Freedman、騎手:Damien Thornton

3着:Bam’s On Fire(1馬身3/4差)

牝4、父・Universal Ruler、母・Im Your Fire、母父・Holy Roman Emperor
調教師:Ciaron Maher & David Eustace、騎手:Jake Toeroek

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/462/morphettville/2020-05-02/756659