現地時間5/2(土)にRoad to the Kentucky Derbyのポイント対象レースのG1-アーカンソーダービー(ダ9f)がアーカンソー州のオークローンパーク競馬場にて行われている。今年は日程が変更され、例年ケンタッキーダービーが行われる5月1週目の土曜日に行われている。1960年以来、2度目の分割レースとなった2レースの結果と動画をお届けする。

Arkansas Derby (Div I)(G1・ダ9f・3歳)

1着:Charlatan

牡3、父・Speightstown、母・Authenticity、母父・Quiet American
調教師:Bob Baffert、騎手:Martin Garcia

・人気のCharlatanがラクにハナを切ると、3角辺りで2番手以降の馬との手応えの差が歴然となり、そのまま逃げ圧勝。2着のBasinとの着差は6馬身。勝ち時計は1:48.49。

今回の勝利で通算3戦3勝、重賞初制覇。2/16のサンタアニタでのメイドン(ダ6f)で1着→3/14のサンタアニタでのAllowance Optional Claiming(ダ8f)で1着とし、ここへ1番人気で臨んでいた。今回の勝利で完全にケンタッキーダービー候補として名乗りを上げた形。2018年キーンランド9月1歳馬セールにて70万ドルにて取引された馬。

 1着:[2020/05/02]アーカンソーダービー(米G1・ダ9f・オークローンパーク)

・父のSpeightstownは1998年米国産のGone West産駒。現役時はTodd Pletcher師に管理され、16戦10勝、BCスプリントを含む重賞4勝、2004年のエクリプス賞最優秀スプリンター。これまでにHaynesfield(ジョッキークラブゴールドC)、Tamarkuz(BCダートマイル)など16頭のG1馬を輩出。日本ではリエノテソーロ、マテラスカイ、モズスーパーフレア、ドスライスが活躍。TDNによる昨年の北米サイアーランキングは9位。今年の種付料は7万ドル。

母のAuthenticityは12戦4勝、G2-ラトロワンヌS、G3-シュヴィーHの勝ち馬で、重賞2着4回と牝馬路線で活躍し、2013年のG1-BCディスタフでは名牝・Beholder、Close Hatches、Royal Delta、プリンセスオブシルマーら好メンバーが揃う中、3着。母の従姉のRahy’s AppealはG2-トップフライトHの勝ち馬。曽祖母のAppealing MissyはG3-ブエナビスタH、G3-カリフォルニアジョッキークラブHの勝ち馬。

2着:Basin(6馬身差)

牡3、父・Liam’s Map、母・Appenzell、母父・ヨハネスブルグ
調教師:Steven Asmussen、騎手:Ricardo Santana Jr

・昨年9/2の2歳G1-ホープフルSの勝ち馬。レース後、休養に入り、3/14のG2-レベルSから復帰し、勝ったNadalから7馬身3/4差の3着→4/11のオークローンS(Black Type)で4着とし、ここへ臨んでいた。前々走や今回の勝ち馬との着差を見ると能力的に限界はありそうな印象。

3着:Gouverneur Morris(クビ差)

牡3、父・Constitution、母・Addison Run、母父・Unbridled’s Song
調教師:Todd Pletcher、騎手:John R Velazquez

・前走3/28のG1-フロリダダービーで勝ったTiz The Lawから5馬身1/4差の4着だった馬。この馬も前走と今回の勝ち馬との着差から、現時点での一線級との能力差が5,6馬身程度ある印象。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/466/oaklawn-park/2020-05-02/756660

Arkansas Derby (Div II)(G1・ダ9f・3歳)

1着:Nadal

牡3、父・Blame、母・Ascending Angel、母父・Pulpit
調教師:Bob Baffert、騎手:Joel Rosario

・Wells Bayouがハナを奪い、人気のNadalは外目の番手を追走。3角過ぎから仕掛けられたNadalが手応えよく4角先頭。直線は後続を突き離す圧勝劇となり、2着に3馬身差をつけてNadalが1着。勝ち時計は1:48.34。Div IのCharlatan(1:48.49)より速い時計。

今回の勝利で通算4戦4勝、G1・初制覇、重賞3勝目。1st divisionのCharlatanと共にBob Baffert師の管理馬が連勝。Bob Baffert師は今日の2頭の他にG2-サンフェリペS、G3-シャムSの勝ち馬で3戦3勝のAuthenticも管理しており、「ケンタッキーダービーが6月に行われればいいのに」とコメント。注目は今後の3頭のローテーションになるが、6/6に行われることになったG1-サンタアニタダービーと、6月下旬or7月初旬に行われる見込みのG1-ベルモントSが選択肢になっている模様で、この2レースに3頭を使い分けていくことを検討している旨のコメントを出している。2018年キーンランド9月1歳馬セールにて6万5000ドルにて取引され、2019年ファシィグティプトン3月2歳馬トレーニングセールにて70万ドルにて取引された馬。

 1着:[2020/05/02]アーカンソーダービー(米G1・ダ9f・オークローンパーク)
 1着:[2020/03/14]レベルS(米G2・ダ8.5f・オークローンパーク)
 1着:[2020/02/09]サンヴィセンテS(米G2・ダ7f・サンタアニタ)

・父のBlameは2006年米国産のArch産駒。現役時は13戦9勝、BCクラシック(ダ10f・Zenyattaを降す)、ホイットニーH(ダ9f)、スティーヴンフォスターH(ダ9f)の3つのG1を含む重賞6勝、2010年のエクリプス賞最優秀古牡馬。これまでに仏オークス馬・Sengaなど4頭のG1馬、16頭の重賞勝ち馬を輩出。Nadalは5頭目のG1馬となる。TDNによる2015年以降の北米サイアーランキングの推移は85位(2世代が稼働)→53位(3世代が稼働)→37位(4世代が稼働)→23位(5世代が稼働)→51位(6世代が稼働)→16位(現時点・7世代が稼働)。今年の種付料は3万5000ドル。

・母のAscending Angelは米12戦未勝利。従姉のJourney Homeは米G3-ジミーデュランテSの勝ち馬。母の伯母のPleasant Stageは米2歳G1-BCジュヴェナイルフィリーズ、米2歳G2-オークリーフSの勝ち馬。

2着:King Guillermo(3馬身差)

牡3、父・Uncle Mo、母・Slow Sand、母父・Dixieland Band
調教師:Juan Carlos Avila、騎手:Samy Camacho

・3/7のG2-タンパベイダービーの勝ち馬で、その際に獲得した50ポイント+今回2着の40ポイントで計90ポイントを獲得。

3着:Finnick The Fierce(1馬身半差)

せん3、父・Dialed In、母・Southern Classic、母父・Southern Image
調教師:Rey Hernandez、騎手:Martin Garcia

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/466/oaklawn-park/2020-05-03/756662

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