現地時間6/6(土)にRoad to the Kentucky Derbyのポイント対象レースのG1-サンタアニタダービー(ダ9f)がカリフォルニア州のサンタアニタ競馬場にて行われている。レース結果と動画をお届けする。
Runhappy Santa Anita Derby(G1・ダ9f・3歳)
1着:Honor A. P.
牡3、父・Honor Code、母・Hollywood Story、母父・Wild Rush
調教師:John Shirreffs、騎手:Mike E Smith
・人気のAuthenticは逃げ馬の直後、外目の2,3番手追走。3角過ぎから外から仕掛けられるが、内の2頭を交わすのに手間取っていると、中団待機のHonor A. P.が大外から勢いよくまくり上昇。4角過ぎではAuthenticに並びかけると、脚色の差でHonor A. P.がAuthenticを圧倒。パワフルに直線を駆け抜けHonor A. P.が1着。
・今回の勝利で通算4戦2勝(2着2回)、重賞初制覇。3/7の前走G2-サンフェリペS(ダ8.5f)では勝ったAuthenticから2馬身1/4差の2着に敗れていた馬だが、今回圧倒的な人気を集めていたAuthenticに初の黒星をつけることに成功。John Shirreffs師とMike E Smith騎手といえば名牝・ZenyattaでG1を勝ちまくったコンビ。今年のケンタッキーダービー戦線にまた楽しみな1頭が現れたと言えそうである。2018年8月のファシィグティプトンサラトガ1歳馬セールにて85万ドルにて取引された馬。
1着:[2020/06/06]サンタアニタダービー(米G1・ダ9f・サンタアニタ)
・父のHonor Codeは2011年米国産のA.P. Indy産駒。現役時は11戦6勝、ホイットニーS、メトロポリタンHの2つのG1を含む重賞4勝、2015年のBCクラシックではAmerican Pharoahの3着(11馬身差)。現3歳がファーストクロップになり、TDNによる昨年の北米ファーストクロップサイアーランキングでは15位。昨年は46頭が出走し、14頭が勝利(総勝ち鞍数15)。今年の種付料は3万ドル。
・母のHollywood Storyは27戦4勝、ヴァニティー招待H(ダ9f)、ハリウッドスターレットS(ダ8.5f)の2つのG1を含む重賞4勝。ダンスインザムード(2着)が出走した2004年7月のG1-アメリカンオークス招待では3着だった馬。
2着:Authentic(2馬身3/4差)
牡3、父・Into Mischief、母・Flawless、母父・Mr Greeley
調教師:Bob Baffert、騎手:Drayden Van Dyke
・無傷のデビュー3連勝でここに臨んでいたが今回は完敗。
3着:Rushie(1馬身1/4差)
牡3、父・Liam’s Map、母・Conquest Angel、母父・Colonel John
調教師:Michael McCarthy、騎手:Flavien Prat
※レーシングポストのFULL result
https://www.racingpost.com/results/257/santa-anita/2020-06-07/759689
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