現地時間6/14(日)に仏シャンティイ競馬場にて行われた、Sottsassが人気を集めた古馬G1-ガネー賞(芝2100m)、ディープインパクト産駒・Savarinが今年初戦を迎えた3歳牝馬限定G1-サンタラリ賞(芝2000m)のレース結果と動画をお届けする。

Prix Ganay(G1・芝2100m・4歳以上)

・1889年にPrix des Sablonsとして創設。1949年に現在の名称に改称。レース名は前年に亡くなったフランス馬種改良奨励協会(フランスギャロの前身)の会長を務めたJean de Ganayより。

1着:Sottsass

牡4、父・Siyouni、母・Starlet’s Sister、母父・Galileo
調教師:J-C Rouget、騎手:Cristian Demuro

・Shamanが逃げ、人気のSottsassは3番手を追走。直線半ばでSottsassがShamanを捕まえに行くと、Shamanも抵抗を見せたが最後は脱落。Sottsassが最後は最後方追走から追い込んだWay To Parisの追撃を凌いで1着。

・今回の勝利で通算9戦5勝、G1・2勝目重賞3勝目。昨年の凱旋門賞以来の出走だった前走5/11の仏G2-アルクール賞では、後方から差を詰めるも4着まで、と精彩を欠いたが一度叩かれて今回きっちりと勝利。今年の大目標は10/4の凱旋門賞となるが、ウィリアムヒルでは現在、Enable(4.50倍)、Japan(13.00倍)に次ぐ単勝3番人気(15.00倍)。

 1着:[2020/06/14]ガネー賞(仏G1・芝2100m・シャンティイ)
 1着:[2019/09/15]ニエル賞(仏G2・芝2400m・パリロンシャン)
 1着:[2019/06/02]ジョッケクルブ賞(仏G1・芝2100m・シャンティイ)

・父のSiyouniは2007年仏国産のPivotal産駒。現役時は12戦4勝、アガ・カーン殿下の持ち馬でA De Royer-Dupre師に管理され、2歳時に仏G1-ジャンリュックラガルデール賞(7f)に勝利したのが唯一の重賞勝利。先日のプールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)を産駒のDream And Doが制しており、今年も産駒の活躍が続きそうである。今年の種付料は10万ユーロ。

・母のStarlet’s Sisterは2戦未勝利。半姉のSistercharlie(父・Myboycharlie)はBCフィリー&メアターフ、フラワーボウルS、ビヴァリーD,ステークス(2勝)、ダイアナS、ジェニーワイリーSの7つのG1を含む重賞8勝。半姉のMy Sister Nat(父・Acclamation)は仏G3-ベルトランデタラゴン賞の勝ち馬。

2着:Way To Paris(アタマ差)

牡7、父・Champs Elysees、母・Grey Way、母父・Cozzene
調教師:Andrea Marcialis、騎手:Pierre-Charles Boudot

3着:Shaman(3馬身差)

牡4、父・Shamardal、母・Only Green、母父・Green Desert
調教師:C Laffon-Parias、騎手:Maxime Guyon

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/204/chantilly/2020-06-14/760027

Saxon Warrior Coolmore Prix Saint Alary(G1・芝2000m・3歳牝馬)

・1960年創設。レース名はオーナーブリーダーとして成功を収めたEvremond de Saint-Alary(1868-1941)より。彼の生産馬は凱旋門賞2勝(1920,1935年)、ジョッケクルブ賞1勝(1895年)、プールデッセデプーリッシュ1勝(1902年)などの実績を残し、英1000ギニーと英2000ギニーも1932年と1937年にそれぞれ制している。

1着:Tawkeel

牝3、父・Teofilo、母・Rafaadah、母父・Oasis Dream
調教師:J-C Rouget、騎手:Cristian Demuro

・ディープインパクト産駒・Savarinはスタートが良くなく初手は後方から。Tawkeelは外目の3番手を追走。道中で最内を通ってスルスルとSavarinが3番手に上昇し、直線へ。直線に入ると番手追走のMagic Attitudeが早々に先頭に立ち、外からTawkeelが内からSavarinが接近を図るも、Savarinは早めに足を無くし脱落。最後は外のTawkeelが勢いよく先頭に立ち、後続を5馬身離して完勝。Savarinは勝ち馬から9馬身1/4差の5着。

・今回の勝利で通算4戦4勝重賞初制覇。今年1/3にデビューした馬でこれまでの3戦は全てAWでのもの。今回が初の芝でのレースだったが問題なく通過。結果を受けてウィリアムヒルでは7/5のディアヌ賞(仏オークス)のアンティポストで本馬を2番人気(5.00倍)に設定している。尚、1番人気は同厩のSea The Stars産駒・Raabihahで4.33倍。

 1着:[2020/06/14]サンタラリ賞(仏G1・芝2000m・シャンティイ)

・父のTeofiloは2004年愛国産のGalileo産駒。現役時は2歳時のみ稼働し5戦5勝。デューハーストS(7f)、ナショナルS(7f)の2つのG1を含む重賞3勝、2006年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬。Exultant(香港ヴァーズなど香港G1を5勝)、Happy Clapper(ドンカスターマイルなど豪G1を3勝)、Cross Counter(メルボルンC)、Trading Leather(アイリッシュダービー)など既に16頭のG1馬を輩出中。今年の種付料は4万ユーロ。

・母のRafaadahは7戦2勝、リステッド(芝1600m)1勝。祖母のJoanna(父・High Chaparral)は仏G2-サンドランガン賞など仏重賞4勝、G1-モーリスドゲスト賞2着。祖母のきょうだい(せん馬)のWillie Cazals(父・Aussie Rules)はニュージーランドのG1-リヴァモルクラシックの勝ち馬で、2014年のG1-香港ヴァーズではFlintshireの2着。

2着:Magic Attitude(5馬身差)

牝3、父・Galileo、母・Margot Did、母父・Exceed And Excel
調教師:F Chappet、騎手:Tony Piccone

生産者の名義は「Katsumi Yoshida」氏。この馬(英国産まれ)が生まれた際に母のMargot Did(英G1-ナンソープSの勝ち馬)を所有していたのが、「Katsumi Yoshida」氏ということになる。Margot Didは現在、ノーザンファームにて繋養中。

3着:Solsticia(アタマ差)

牝3、父・Le Havre、母・Solilea、母父・Galileo
調教師:A Fabre、騎手:Maxime Guyon

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/204/chantilly/2020-06-14/760028