ジャイプールS、エイコーンS、ウッディスティーブンスS・レース結果

現地時間6/13(土)に米ニューヨーク州のベルモントパーク競馬場にて行われた、ベルモントSのアンダーカードとして行われた3つのG1レースの結果と動画をまとめてお届けする。

※ベルモントSについては以下をご参照下さい。

https://umahei.com/post-13065

Jaipur Stakes(G1・芝6f・3歳以上)

1着:Oleksandra

牝5、父・アニマルキングダム、母・Alexandra Rose、母父・Caesour
調教師:Neil Drysdale、騎手:Joel Rosario

・最後方追走のOleksandra直線で大外から鋭伸。Kanthakaをクビ差捕らえて1着。

・今回の勝利で通算15戦7勝、G1初制覇重賞2勝目。昨年10/12の米G3-フランクリンカウンティSで初重賞制覇。その後、休養に入り、前走5/25の米G2-モンロヴィアSで2着としここへ臨んでいた。

 1着:[2020/06/20]ジャイプールS(米G1・芝6f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/10/12]フランクリンカウンティS(米G3・芝5.5f・キーンランド)

・父のアニマルキングダムは2008年米国産のLeroidesanimaux産駒。現役時は12戦5勝、ケンタッキーダービー(ダ10f・初ダートでの出走で11番人気での勝利)、ドバイワールドC(AW2000m・5歳時に勝利)の2つのG1を含む重賞3勝、他にG1での2着が3回。主な産駒に豪G1-オーストラリアンダービーの勝ち馬・Angel Of Truth。日本軽種馬協会に購買され、今年より日本にて供用されている

・母のAlexandra Roseは南アフリカ産、14戦5勝、米G3-モンロヴィアH、南アフリカG2-ダーバンアフリカゴールデンスリッパーの勝ち馬。従兄のForest Indigoは南アフリカG1-ゴールデンホースシューの勝ち馬。

2着:Kanthaka(クビ差)

せん5、父・Jimmy Creed、母・Sliced Bread、母父・Noonmark
調教師:H Graham Motion、騎手:Jose L Ortiz

3着:Texas Wedge(1馬身1/4差)

せん5、父・Colonel John、母・Callmenancy、母父・Political Force
調教師:Peter Miller、騎手:Javier Castellano

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2020-06-20/760549

Longines Acorn Stakes(G1・ダ8f・3歳牝馬)

1着:Gamine

牝3、父・Into Mischief、母・Peggy Jane、母父・Kafwain
調教師:Bob Baffert、騎手:John R Velazquez

・逃げたGamineが直線で後続との差を一気に突き放し、最後は持ったままで悠々とゴール。2着に18馬身半差をつける歴史的な圧勝。勝ち時計は2002年にYouが記録した1:34.05を大幅に更新する、1:32.55のレースレコード

・今回の勝利で通算3戦3勝重賞初制覇。3/7のサンタアニタでのデビュー戦(ダ6.5f)→5/2のオークローンパークでの2戦目(ダ8.5f)を連勝し、ここへ臨んでいた。陣営からは一息入れて、次はサラトガのどこかを使う見込みとのコメントが出ており、7/18のCCAオークスが有力とみられる。2018年のキーンランド9月1歳馬セールにて22万ドルにて取引され、2019年のファシィグティプトン5月2歳馬トレーニングセールにて180万ドルにて取引された高額馬。

 1着:[2020/06/20]エイコーンS(米G1・ダ8f・ベルモントパーク)

・父のInto Mischiefは2005年米国産のHarlan’s Holiday産駒。現役時は2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)の重賞1勝。半妹に名牝Beholder(G1を11勝、エクリプス賞を4度受賞)、半弟にMendelssohn(BCジュヴェナイルターフ)。本馬は産駒6頭目のG1馬となる。TDNによる2019年の北米リーディングサイアーランキング1位。G1勝ち馬頭数(2)、重賞勝ち馬頭数(6)、ブラックタイプ勝ち馬頭数(23)はいずれも首位ではないが、出走頭数(385)がCurlin(276)、Tapit(292)、ハードスパン(286)、Giant’s Causeway(193)、Quality Road(223)らのリーディング上位馬よりも圧倒的に多く、346勝という勝利数がモノをいっての首位。種付料は一昨年が10万ドル、昨年が15万ドル、今年が17万5000ドルと上昇中。

2着:Pleasant Orb(18馬身1/2差)

牝3、父・Orb、母・Pleasant Home、母父・Seeking The Gold
調教師:Barclay Tagg、騎手:Manuel Franco

3着:Water White(半馬身差)

牝3、父・Conveyance、母・Uzume、母父・Unbridled’s Song
調教師:Rudy Rodriguez、騎手:Jorge A Vargas Jr

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2020-06-20/760548

Woody Stephens Stakes presented by Claiborne Farm(G1・ダ7f・3歳)

1着:No Parole

牡3、父・Violence、母・Plus One、母父・Bluegrass Cat
調教師:Thomas Amoss、騎手:Luis Saez

・ハナに立ったNo Paroleがそのままラクに逃げ切り勝ち。

・今回の勝利で通算6戦5勝重賞初制覇。3/14のG2-レベルS(ダ8.5f)でNadalの8着に敗れた以外は全勝。2018年のキーンランド9月1歳馬セールにて7万5000ドルにて取引された馬。

 1着:[2020/06/20]ウッディスティーブンスS(米G1・ダ7f・ベルモントパーク)

・父のViolenceは2010年米国産のMedaglia d’Oro産駒。現役時は4戦3勝、2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)、2歳G2-ナシュアS(ダ8f)の勝ち馬。3歳2月のG2-ファウンテンオブユースSでOrbの2着に敗れたのが最後のレース。現3歳はサードクロップになり、産駒G1馬は本馬とDandy Del Barrio(亜G1-エストレージャス大賞クラシック)の2頭。今年の種付料は2万5000ドル。

2着:Echo Town(3馬身3/4差)

牡3、父・Speightstown、母・Letgomyecho、母父・Menifee
調教師:Steven Asmussen、騎手:Ricardo Santana Jr

3着:Shoplifted(1馬身3/4差)

牡3、父・Into Mischief、母・Shopit、母父・Yes It’s True
調教師:Steven Asmussen、騎手:Jose L Ortiz

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2020-06-20/760544