先週は4頭が入厩し、2頭が退厩。純増2頭の計17頭が栗東に入厩中。今週デビュー予定の馬が2頭(ラッキーライラック、レゲンダアウレア)おり、今週の最終追いが非常に注目される状況となっている。また、サトノダイヤモンドの半弟マルケッサは無事、ゲート試験に合格しデビューに向けての一歩を記している。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

アドマイヤツルギ(牡・須貝尚介・母リュシオル by クロフネ)

・8/13(日)の函館芝1800mの新馬戦で7着(1.7秒差)。藤岡康ジョッキーのレース後コメントによると、外々を回らされて脚がなくなった、とのことだが、1コーナーの入りの時点で外を回り過ぎていて、チグハグな競馬だったことは確か。

・2015年のセレクトセールにて9288万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母は32戦3勝。本馬は3番仔。母はスリープレスナイト(2008年のJRA最優秀短距離馬で、同年のG1-スプリンターズSの勝ち馬)の全妹。3代母KatiesはG1-アイリッシュ1000ギニー馬で、直仔ヒシアマゾン、孫スリープレスナイト、曽孫アドマイヤムーンの3頭のG1馬の牝祖。

 

アルドーレ(牡・昆貢・母ティックルピンク by フレンチデピュティ)

・8/9(水)に函館Wで5Fから一杯に追われ、まずまずの時計だったが、ラスト1F13秒台だったのが物足りない感じ。併走馬(古オープン)を先行し遅れを取ったが、遅れを取った点はそこまで気にしなくても良さそう。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で4戦1勝。本馬は5番仔。半姉アンジュデジールは今年のG3-スパーキングレディーCの勝ち馬。母の半弟オールブラッシュは今年のJpn1-川崎記念の勝ち馬。

 

グアン(牝・池江泰寿・母マルヴァーンスプリング by Silver Deputy)

・8/9、8/13と坂路で馬ナリで乗られているが時計は半マイル61.0秒、58.2秒とまだまだ早い時計は出ていない。

・母はアメリカで4戦0勝。本馬は6番仔。祖母Chelsey Flowerは1996年のG1-フラワーボールH(USA芝10.0F)の勝ち馬。

 

クーファエラン(牝・浅見秀一・母ウインアンジェラス by Bertolini)

8/12(土)半マイル52.5-39.0-26.9-14.1。ラップタイム13.5-12.1-12.8-14.1。

・8/12(土)に坂路で上記時計をマーク。馬ナリで出した時計でラスト1Fで大きくバテている点は気になるが、未勝利戦出走に向けて、調整ピッチがあがってきた印象。

・母は21戦3勝。本馬は4番仔。

 

クリノクーニング(牡・須貝尚介・母クリノビスケット by パラダイスクリーク)

・先週新たに函館へ入厩。8/13(日)に函館Wで4Fから馬ナリで乗られる。仮にこの後、当初、陣営が語っていた札幌2歳Sへ出走となると、今週の追い切りは2週前の追い切りになり、内容と時計が注目される。

・母は29戦4勝。本馬は2番仔。3代母テンザンミズホの半姉の直仔にトウカイサイレンス(G3-新潟記念2着、G3-北九州記念3着、G3-小倉大賞典3着)。

 

サラス(牝・西村真幸・母ララア by Tapit)

・先週新たに入厩。まだ時計は出しておらず、これから調整スタート。

・社台ファームの生産馬。母はアメリカ、カナダで8戦4勝。2008年のG1-ハリウッドスターレットSの勝ち馬。本馬は5番仔。母の半弟Summer FrontはG2-フォートローダデイルS、G3-マイアミマイルH、G3-クリフハンガーS、G3-ヒルプリンスSの勝ち馬で、G1での2着3回、3着2回。祖母の半兄SiphonicはG1-ハリウッドフューチュリティ、G2-ブリーダーズフューチュリティの勝ち馬。

 

ジョーダンドリーム(牝・藤原英昭・母トレノエンジェル by タイキシャトル)

・先週新たに再入厩。ゲート試験合格後に放牧に出されたものと思われたが、再入厩している。ただ、時計はまだ出していない。

・母は10戦2勝、スイートピーS(OP)の勝ち馬。本馬は2番仔。3代母シャダイカグラはG1-桜花賞、G2-ローズS、G3-ペガサスSの勝ち馬で1989年のJRA賞最優秀3歳牝馬。

 

トップオブウイン(牡・松永幹夫・母サクセスゴーランド by サクラバクシンオー)

・8/9(水)に坂路で半マイル58.9秒、ラスト1F12.4秒。8/13(日)に坂路で半マイル59.6秒、ラスト1F13.6秒。いずれも馬ナリでの時計だが、タイム自体は目立たないもので、乗り込み量を増やしている段階。

・叔父に2009年のG1-フェブラリーS(東京ダ1600)、2009年のJpn1-東京大賞典(大井ダ2000)、2008年のJpn1-ジャパンダートダービー(大井ダ2000)の勝ち馬・サクセスブロッケン。祖母サクセスビューティは2002年のG2-フィリーズレビュー(阪神芝1400)の勝ち馬。

 

ノーブルスピリット(牡・中内田充・母ノーブルステラ by Monsun)

・8/10(木)にCWで6Fから馬ナリで乗られ、8/13(日)に坂路で馬ナリで乗られる。時計はいずれも今一歩だが、社台のHPによると、毛艶が良化しており、自分からハミを取っての前進気勢がうかがえる、とのこと。9/3の新潟芝1800m戦か、同日の小倉芝1800m戦でのデビューを視野に入れているとのこと。

・社台ファームの生産馬。母のノーブルステラはアメリカで重賞3勝。祖母のNoble Pearlはイタリアの2歳G1馬。本馬の半姉ノーブルジュエリーは2014年のG3-京都牝馬Sでウリウリの3着。

 

プルンクザール(牡・石坂正・母プリオバーン by Galileo)

・先週新たに再入厩。8/11、8/12、8/13、8/15と坂路で乗られ出しているが、15-15レベルにも満たない軽い時計のみ。まずは今週の追い切りが注目される。

・母はアイルランドで17戦5勝。本馬は3番仔。4代母Tropical CreamはG3-クレオパトル賞の勝ち馬。5代母Tropic Starは愛プリティポリーS、チェシャーオークスの勝ち馬。

 

フレネシー(牡・浅見秀一・母オンブルリジェール by Double Bed)

・8/9(水)に札幌芝で5Fから馬ナリで乗られ、ラスト1F11.9秒。全体時計はまだまだだが、動き自体は良好だった模様。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて1836万円にて落札。社台ファームの生産馬。母は2002年のG3-ペネロープ賞(FR芝2100)の勝ち馬。本馬の半姉ジェルミナルは2009年のG3-フェアリーS(中山芝1600)の勝ち馬。

 

マルケッサ(牝・池江泰寿・母マルペンサ by Orpen)

・8/10に札幌でゲート試験合格。サンデーのHPによると、もともと「先にゲート試験に合格しておく狙い」で入厩したとのことで、この後、デビューに向けて調整が進むのか、放牧に出されるのか、動向が注目される。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格6000万円。母はアルゼンチンで18戦5勝、G1-クリアドレス大賞、G1-ヒルベルトレレナ大賞、G1-銀杯大賞の勝ち馬。本馬は3番仔。半兄サトノダイヤモンドは2016年のJRA賞最優秀3歳牡馬で、G1-菊花賞、G1-有馬記念、G2-神戸新聞杯、G2-阪神大賞典、G3-きさらぎ賞の勝ち馬。

 

ムーンレイカー(牡・池添兼雄・母シルバービート by シルバーチャーム)

・8/9(水)にCWで7Fからやや一杯に追われ、水準以上の時計を計時。この時計が出るなら期待出来そう。8/13(日)に坂路で半マイル56.1秒を馬ナリで出し、今週の追い切りに備えている。

・母は27戦1勝。本馬は2番仔。母の従兄エイシンサリヴァンはG3-ラジオたんぱ賞3着。4代母Oh So SharpはG1-英オークス、G1-英1000ギニー、G1-英セントレジャーなど重賞5勝し、1985年のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着。

 

メイショウメイホウ(牝・南井克巳・母スクービドゥー by Johan Cruyff)

・8/9(水)にCWで6Fから馬ナリで乗られ、8/13(日)に坂路で半マイル59.2秒を計時。ゲート試験合格後の調整が先週からスタートしているところ。

・母は独伊仏で9戦2勝、G3-ドルメーロ賞(ITA芝1600)の勝ち馬。本馬は7番仔。半姉プリンセスムーンはG3-アイビスサマーダッシュ3着。4代母Shantouは1976年のG2-ドイツオークス2着、同年のG3-ドイツ1000ギニー2着、同年のG3-ルードヴィッヒゲーベルス記念2着。

 

ラッキーライラック(牝・松永幹夫・母ライラックスアンドレース by Flower Alley)

8/9(水)半マイル57.8-40.8-25.9-12.4。ラップタイム17.0-14.9-13.5-12.4

・8/9(水)の坂路追いは、物足りない時計だが、サンデーのHPによると、「併せた馬が走らず、お終いだけの時計になった」とのこと。8/20(日)の新潟芝1600m戦(牝馬限定)で、石橋脩騎手でデビュー予定とのことで、今週の最終追いが注目される。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格3000万円。母は2011年のG1-アシュランドSの勝ち馬。本馬は3番仔。3代母ステラマドリッド(米G1を4勝)を牝祖とする活躍馬多数で、重賞勝ち馬を列挙すると、アイルドフランス、ミッキーアイル、アエロリット、ダイヤモンドビコー。

 

レゲンダアウレア(牡・岡田稲男・母ケイト by ブライアンズタイム)

8/9(水)半マイル53.0-39.0-26.0-13.2。ラップタイム14.0-13.0-12.8-13.2。

・8/9(水)の坂路追いは強めに追われ、上記の時計。ラスト1Fでもう少し良いタイムを出したいところだったが、坂路では自己最速タイムをマーク。サンデーのHPによると、8/20(日)の小倉芝1800m戦で松山騎手でデビュー予定とのことで今週の最終追い切りが注目される。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格3200万円。叔父に2012年のG3-阪急杯(阪神芝1400)、2012年のG3-CBC賞(中京芝1200)、2013年のG3-CBC賞(中京芝1200)の勝ち馬・マジンプロスパー。

 

ロイヤルバローズ(牡・角居勝彦・母ゴッドフェニックス by ブライアンズタイム)

8/13(日)半マイル53.6-39.2-26.0-13.2。ラップタイム14.4-13.2-12.8-13.2。

・8/13(日)に坂路で自己最速タイムを馬ナリでマーク。調整ピッチが順当にあがっていることがうかがえる。

・母は17戦3勝。本馬は4番仔。母の半姉ダイワエルシエーロはG1-オークス、G3-クイーンC、G3-京阪杯、G3-マーメイドSの勝ち馬。母の全兄ビッグプラネットはG3-アーリントンC、G3-京都金杯の勝ち馬。母の半兄ダイワディライトはG3-カペラS2着。従兄キセキはG3-毎日杯3着。祖母ロンドンブリッジはG3-ファンタジーSの勝ち馬でG1-桜花賞で2着。

 

トップヴォイス(牡・昆貢・母レッドヴィーナス by サクラバクシンオー)

→先週は入厩していたが既に退厩。8/6(日)の札幌・芝1800mの新馬戦で2着(0.2秒差)だったが、放牧を挟んで、未勝利戦から再出発へ。

 

ノーフェイク(牡・平田修・母リーサルヒート by Unusual Heat)

→先週は入厩していたが既に退厩。8/5(土)の新潟・芝1600mの新馬戦で6着(0.8秒差)だったが、社台のHPによると、8/10(木)にグリーンウッドへ放牧に出されたとのこと。次走はダートを試す模様で早くも9/10(日)の阪神・ダート1400mの未勝利戦が候補にあがっているとのこと。