ヨハネスブルグ産駒・ヴーディーズピアスの追い切り時計が前走時のものを大きく上回っており、ここが3戦目になるが使い込まれてさらに上昇気配にある印象。前走鮮やかだったタワーオブロンドンの再度の逃げ切りも有り得るが、現時点での完成度、出来の良さではヴーディーズピアスのほうが上な印象。

 

1・タケショウパイロ 牡2
父・パイロ、母・タケショウレジーナ、母父・ダンスインザダーク
生産者・富菜牧場、[地]若松平、佐々木国

・4戦1勝。新馬勝ちの後は12着(栄冠賞)→4着→8着(ブリーダーズゴールド)と足踏み状態が続いている。

・母は26戦5勝。本馬は5番仔。

 

2・ヴーディーズピアス 牝2
父・ヨハネスブルグ、母・ヴードゥーレディ、母父・デインヒル
生産者・オリエント牧場、(美)青木孝文、モレイラ

・2週連続、札幌ダートで5Fから乗られる。今週はゴール前仕掛けられる形で乗られたが、4F以降の時計は水準以上。前走時の時計を大幅に上回っており、使われた上積みの大きさを如実に表している。

・母はアメリカで14戦4勝。本馬は7番仔。3代母シュバルヴォラントは1989年のG1-ハリウッドスターレットS、1990年のG1-ラスヴィルヘネスS、1989年のG3-ソレントSの勝ち馬。祖母の従弟ケイアイドウソジンはG3-ダイヤモンドS、JG2-阪神スプリングジャンプの勝ち馬。

 

3・リープフラウミルヒ 牝2
父・ステイゴールド、母・ピノブラン、母父・クロフネ
生産者・ビッグレッドファーム、(美)相沢郁、丹内祐次

・今週は函館Wで5Fから馬なり調整。既にここが4戦目になるだけにそれほど強い攻め馬も必要としない感じだろう。

・募集価格1600万円。母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で26戦2勝。本馬は3番仔。伯父フェイトフルウォーは2011年のG2-セントライト記念の勝ち馬。

 

4・ダブルシャープ 牡2
父・ベーカバド、母・メジロルーシュバー、母父・アグネスタキオン
生産者・村上雅規、[地]米川昇、石川倭

・新馬戦3着→未勝利戦1着→ブリーダーズゴールド2着。

・母は未出走。本馬は4番仔。母の半兄にメジロブライト(G1-天皇賞(春)、G2-ステイヤーズS、G2-阪神大賞典、G2-日経新春杯、G3-ラジオたんぱ杯3歳S、G3-共同通信杯4歳S)、メジロベイリー(G1-朝日杯3歳S)。

 

5・ストロングキック 牡2
父・ストロングリターン、母・エッフェルスパーク、母父・タニノギムレット
生産者・アイズスタッド、[地]桧森邦夫、阿部龍

・新馬戦1着→5着→4着(栄冠賞)→1着→6着(ブリーダーズゴールド)。

・母は4戦0勝。本馬は初仔。祖母の全姉ピースオブワールドはG1-阪神ジュベナイルF、G3-ファンタジーSの勝ち馬。母の従兄トシギャングスターはG3-ファルコンS2着。

 

6・キョウエイルフィー 牝2
父・ルーラーシップ、母・デヒアバーズ、母父・デヒア
生産者・藤沢牧場、(栗)矢作芳人、坂井瑠星

・今週は札幌芝で5Fから馬なり調整。5Rに出走予定のイルルーメ(新馬)に1秒も遅れを取ってしまう。

・母は1戦0勝。本馬は7番仔。祖母の半弟Second Empireは1997年のG1-仏グランクリテリヨム(FR芝1600)、1998年のG3-デズモンドS(IRE芝8.0F)、1997年のG3-シェーヌ賞(FR芝1600)の勝ち馬。

 

7・ユニバーサルライト 牡2
父・ロジユニヴァース、母・ベストミニオン、母父・シニスターミニスター
生産者・豊洋牧場、[地]田中淳司、阪野学

・新馬戦1着。2着に8馬身差をつけての逃げ切り勝ち。新種牡馬・ロジユニヴァース産駒2頭目の勝ち上がり馬。ちなみに最初の勝ち上がり馬は同じ門別所属のモリデンワルツ。

・母は10戦0勝。本馬は2番仔。母の従兄ナムラジョンブルはG3-ユニコーンS3着。

 

8・イシマツ 牡2
父・スウェプトオーヴァーボード、母・スパイシーキティ、母父・タバスコキャット
生産者・新生ファーム、[地]角川秀樹、桑村真明

・新馬戦2着→未勝利1着→4着→1着。

・母は51戦5勝。本馬は4番仔。祖母オギティファニーはG3-ダービー卿チャレンジトロフィーの勝ち馬。

 

9・シンキングタイム 牝2
父・ヴァーミリアン、母・ヤマサカントリー、母父・ティンバーカントリー
生産者・浜口牧場、[地]田中淳司、山本咲希

・新馬戦1着→5着。前走は勝ったハッピーグリン(コスモス賞でステルヴィオの3着)とは2.1秒差の大敗。

・母は49戦8勝。本馬は7番仔。母の半弟マイネルイェーガーはG2-スプリングS3着。

 

10・タワーオブロンドン 牡2
父・Raven’s Pass、母・スノーパイン、母父・Dalakhani
生産者・ダーレージャパンファーム、(美)藤沢和雄、ルメール

・先週は札幌芝、今週は札幌ダートでの攻め馬。先週は馬なりで時計も軽め。今週はルメールが乗り、5Fから馬なりで乗られる。タイム面で大幅な進境は見られず、調子をキープしている、といったところか。

・母はフランスで7戦2勝。本馬は初仔。従兄にディーマジェスティ(G1-皐月賞、G2-朝日セントライト記念、G3-共同通信杯)。母の半姉エルノヴァは重賞入着4回。祖母の半兄GenerousはG1-英ダービー、G1-愛ダービー、G1-キングジョージ6世&QエリザベスS、G1-デューハーストSの勝ち馬。祖母の半兄オースミタイクーンはG2-マイラーズC、G3-セントウルSの勝ち馬。

 

11・デルマキセキ 牝2
父・Scat Daddy、母・Tashawak、母父・Night Shift
生産者・Freddie Bloodstock、(栗)友道康夫、藤岡康太

・2週連続、函館Wで5Fから乗られる。今週は一杯に追われるが新馬戦前の時計は下回る。

・母はイギリスとフランスで6戦4勝、2002年のG2-ファルマスS(GB芝8.0F)の勝ち馬。父・Scat Daddyはヨハネスブルグ産駒で現在、欧州で産駒のCaravaggioが先のG1-ジュライCで初黒星となったが、スプリント路線でここまで7戦6勝の活躍中。