ネオリアリズム、リアルインパクトの半妹・デルニエリアリテが絶好の調教過程で注目の存在だが、2頭のダイワメジャー産駒・シエルクレールとラヴァクール、2頭のオルフェーヴル産駒・ラッキーライラックとマイキャラット、ディープブリランテ産駒・アポロアミらも、好仕上がりで、興味深い牝馬限定戦。

 

1・バトルガラクシア 牝2
父・キングヘイロー、母・ライジングフラッグ、母父・ラムタラ
生産者・三石川上牧場、(栗)本田優、津村明秀

・2週連続、CWで乗られる。先週の時計はまずまずだが、ラスト1F13秒台とバテ気味な点がマイナス。

・2016年の北海道オータムセールにて432万円で落札。母は1戦0勝。本馬は8番仔。母の半兄ゴッドオブチャンスはG2-京王杯スプリングCの勝ち馬。

 

2・ハーレムライン 牝2
父・マンハッタンカフェ、母・マクリス、母父・グルームダンサー
生産者・社台ファーム、(美)田中清隆、大野拓弥

・先週、坂路で一杯に追われ、半マイル54.5秒、ラスト1F12.5秒。今週は南芝で6Fから乗られる。

・母は32戦3勝。本馬は9番仔。従兄にトウカイポイント(G1-マイルチャンピオンシップ、G2-中山記念)、トランスワープ(G3-函館記念、G3-新潟記念)、パープルエビス(G2-スプリングS2着、G3-アーリントンC2着)。祖母の半弟にリアルバースデー(G1-日本ダービー2着、G1-菊花賞3着など重賞入着7回)。

 

3・マリーツァ 牝2
父・エイシンフラッシュ、母・マジックビクトリア、母父・オペラハウス
生産者・松田牧場、(美)宗像義忠、木幡初広

・2週連続、南Wで4Fから一杯に追われる。今週の時計は水準級で併走馬(古500万)に遅れを取っているが気にしなくても良さそう。

・母は47戦4勝。本馬は3番仔。4代母ナスノカオリは1971年の桜花賞馬。ナスノカオリの全妹ナスノチグサは1973年のオークス馬。

 

4・キーローズ 牝2
父・ローズキングダム、母・ルーチェデルソーレ、母父・メイショウボーラー
生産者・小河豊水、(美)青木孝文、宮崎北斗

・2週連続、坂路追い。水準級の時計は出ていない。

・母は29戦3勝。本馬は初仔。祖母の従姉Sudden Gloryの直仔・Sudden LoveはG1-EPテイラーSの勝ち馬で、G1-英オークス2着、G1-ヴェルメイユ賞2着、G1-ヨークシャーオークス2着。

 

5・ゴールデンパレス 牝2
父・スターリングローズ、母・ブライアンオークス、母父・ブライアンズタイム
生産者・聖心台牧場、(美)大和田成、田中勝春

・2週連続、坂路追い。水準級の時計は出ていない。

・母は23戦4勝。本馬は5番仔。母の半弟ダンツホウテイはG3-中日新聞杯2着、G3-新潟大賞典2着。祖母の全兄フォティテンはG3-シェーヌ賞の勝ち馬で、種牡馬入り後に桜花賞馬・ワンダーパヒュームを輩出。

 

6・ミヤビララ 牝2
父・アドマイヤムーン、母・ミヤビキララ、母父・スペシャルウィーク
生産者・高橋修、(栗)笹田和秀、岩田康誠

・2週連続、栗東坂路追い。先週は一杯に追われ、半マイル53.9秒、ラスト1F13.0秒でまずまずの時計。今週も一杯に追われているが、ラスト3Fの時計は今週のほうが良く、加速ラップも踏めている。

・母は16戦3勝。本馬は7番仔。母の半姉タフグレイスはG3-中山金杯2着。祖母システィーナはG3-京都牝馬特別の勝ち馬。母の従兄プライドキムはG1-全日本2歳優駿、G3-兵庫ジュニアグランプリ、Jpn3-クラスターCの勝ち馬。

 

7・シエルクレール 牝2
父・ダイワメジャー、母・シエルルージュ、母父・Red Ransom
生産者・酒井牧場、(美)尾関和人、吉田豊

・先週は南Wで6Fから強めに追われ5F以降の時計は水準級。今週は吉田豊が乗り、4Fからゴール前仕掛けられたが、時計は先週とほぼ同じで好調キープ。

・母は仏米で11戦2勝、G3-レゼルヴォワール賞2着。本馬は2番仔。母の従兄マルカハンニバルはG2-デイリー杯2歳S3着。祖母RaisonnableはG3-グロット賞2着、G3-レゼルヴォワール賞2着、G3-オマール賞3着。

 

8・ラッキーライラック 牝2
父・オルフェーヴル、母・ライラックスアンドレース、母父・Flower Alley
生産者・ノーザンファーム、(栗)松永幹夫、石橋脩

・今週はCWで6Fから一杯に追われ、水準以上の時計をマーク。併走馬(古500万)を先行しそのまま先着。この時計が出るなら期待出来るだろう。

・募集価格3000万円。母は2011年のG1-アシュランドSの勝ち馬。本馬は3番仔。3代母ステラマドリッド(米G1を4勝)を牝祖とする活躍馬多数で、重賞勝ち馬を列挙すると、アイルドフランス、ミッキーアイル、アエロリット、ダイヤモンドビコー。

 

9・シーブライド 牝2
父・エイシンフラッシュ、母・トウカイティアラ、母父・サンデーサイレンス
生産者・長浜牧場、(美)武市康男、丸田恭介

・先週は南Wで4Fから強めに追われ、まずまずの時計。今週は南芝で馬なり調整。

・2016年の北海道サマーセールにて432万円で落札。母は21戦4勝。本馬は14番仔。母の半兄トウカイテイオーはG1-皐月賞、G1-日本ダービー、G1-ジャパンC、G1-有馬記念、G2-産経大阪杯の勝ち馬。母の全弟トウカイオーザはG2-アルゼンチン共和国杯の勝ち馬。母の全弟トウカイエリートはG2-日経新春杯2着、G2-ステイヤーズS3着。

 

10・アポロアミ 牝2
父・ディープブリランテ、母・スイートピグレット、母父・ブライアンズタイム
生産者・シンボリ牧場、(美)矢野英一、武藤雅

・先週は南Wで4Fから直線一杯に追われ水準以上の時計。今週は南芝で馬なり調整だったが、ラスト1F11秒台半ばをマーク。仕上がりが良いのは間違いなさそう。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて864万円で落札。母は2戦1勝。本馬は6番仔。従兄にボレアス(G3-レパードS)、マウントシャスタ(G3-毎日杯2着、G2-神戸新聞杯3着)、カミノタサハラ(G2-弥生賞)、ベルキャニオン(G3-共同通信杯2着)。祖母クロカミはG3-京王杯オータムH、G3-府中牝馬Sの勝ち馬。

 

11・テイエムナタリー 牝2
父・アドマイヤマックス、母・イヴニングミスト、母父・Pulpit
生産者・上井農場、(美)石栗龍彦、江田照男

・2週連続、坂路追い。今週は一杯に追われ、半マイル54.1秒、ラスト1F12.9秒。週を追うごとに順当にタイムを詰めてきており、上昇気配。

・母はアメリカで5戦0勝。本馬は7番仔。母の従兄にCarson City(G2-フォールハイウェイトH、G2-サプリングS、G3-ブージャムH)。母の従妹の直仔にテディーズプロミス(G1-ラブレアS、G2-サンタモニカS)。

 

12・セブンチャン 牝2
父・カネヒキリ、母・プレミールサダコ、母父・サニングデール
生産者・清水貞信、(美)根本康広、藤田菜七子

・先週は南Pで5Fから一杯に追われるが、時計は水準以下。今週は南Wで4Fから強めに追われるが、タイムは良くない。

・母は23戦3勝。本馬は2番仔。

 

13・マイキャラット 牝2
父・オルフェーヴル、母・マイスイートホーム、母父・ブライアンズタイム
生産者・千代田牧場、(美)小島茂之、柴田善臣

・2週連続、南Wで5Fから馬なりで乗られる。先週は柴田善が乗り、ラスト1F12秒台前半。併走馬(古オープン)を追走し同入する好内容。今週は助手が乗り、ラスト1F12秒台後半。全体時計で水準級のものは出していないが、終いのタイムが良く好気配。

・母は19戦2勝。本馬は3番仔。母の全弟バーディバーディはJpn2-兵庫チャンピオンシップ、G3-ユニコーンSの勝ち馬。4代母メイプルジンスキーはG1-アラバマS、G1-モンマスオークスの勝ち馬。

 

14・ラヴァクール 牝2
父・ダイワメジャー、母・アンプレショニスト、母父・エアジハード
生産者・社台ファーム、(美)畠山吉宏、北村宏司

・2週連続、南Wで5Fから乗られる。先週は北村宏が乗り、直線一杯に追われているが、水準以上の時計を計時。今週は助手が乗り、馬なり調整。先週の追い切りから争覇圏内だろう。

・母は18戦1勝。本馬は4番仔。祖母の全兄Shaamitは1996年のG1-英ダービーの勝ち馬で、同年のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS3着。

 

15・デルニエリアリテ 牝2
父・ゼンノロブロイ、母・トキオリアリティー、母父・Meadowlake
生産者・長浜牧場、(美)栗田徹、戸崎圭太

8/16(水)半マイル53.2-38.6-24.8-12.5。ラップタイム14.6-13.8-12.312.5
8/3(木)半マイル51.5-37.7-24.6-12.3。ラップタイム13.8-13.1-12.312.3

・8/3に既に同日の美浦2歳最速タイムをマークしていたが、先週は南Wで4Fから強めに追われ、ここでも水準以上の時計をあっさりマーク。今週は坂路でラスト強めに追われ、上記の時計。稽古通りなら好勝負は間違いない臨戦過程。

・2015年のセレクトセールにて2052万円で落札。母は16戦3勝。本馬は14番仔(馬名はフランス語で「最後の現実」の意。母の最終産駒であることからの命名)。半姉アイルラヴァゲインはG3-オーシャンSの勝ち馬。半兄リアルインパクトはG1-安田記念、G1-ジョージライダーS、G2-阪神C(2勝)の勝ち馬。半兄ネオリアリズムはG1-クイーンエリザベス2世C、G2-札幌記念、G2-中山記念の勝ち馬。

 

16・グラスルーナ 牝2
父・グラスワンダー、母・ムーンライトパワー、母父・Miswaki
生産者・タツヤファーム、(美)杉浦宏昭、柴田大知

・今週は南Wで5Fから乗られ、ゴール前仕掛けられているが、水準以上の時計をマーク。

・母は未出走。本馬は9番仔。母の従姉の直仔にゴールドティアラ(G1-マイルCS南部杯、G3-ユニコーンS、G3-シリウスS、G3-プロキオンS、G3-かきつばた記念)、Poet’s Voice(G1-クイーンエリザベス2世C、G2-セレブレイションマイル、G2-英シャンペインS)。祖母の半兄General AssemblyはG1-トラヴァーズS、G1-ホープフルSなど重賞5勝。

 

17・ブリーズドゥース 牝2
父・ヴィクトワールピサ、母・ブリージーウッズ、母父・ティンバーカントリー
生産者・社台ファーム、(栗)村山明、木幡巧也

・2週連続、CWで追われているが時計は今一つ。

・募集価格1600万円。母は29戦2勝。本馬は8番仔。半姉ララベルはJpn3-マリーンC2着、Jpn3-スパーキングレディー3着。

 

18・ノチェブランカ 牝2
父・ディープインパクト、母・ナイトマジック、母父・Sholokhov
生産者・ノーザンファーム、(美)国枝栄、内田博幸

・先週は坂路で馬なりで乗られ、半マイル54.0秒、ラスト1F12.9秒。今週は南Wで一杯に追われるが、時計は水準以下。目を引く調整過程にはない印象。

・母は独仏伊で20戦7勝。G1-バーデン大賞、G1-独オークス、G2-バーディシェンウンターネーメン大賞、G2-ハウプトシュタットレギオーン大賞、G3-ユングハインリヒフォークリフト大賞の勝ち馬。本馬は3番仔。4代母NovelleはG2-独オークスの勝ち馬。5代母Nigeriaはノヴェリスト(G1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど、G1を4勝)の6代母にあたる。