ヘニーヒューズ産駒・オーロスターキス、ロードカナロア産駒・アンヴァル、ハードスパン産駒・リリカルドリーム。この新種牡馬産駒の3頭が調教で好時計を出しており、この3頭にデムーロを鞍上に配した、ディープインパクト産駒・レッドランディーニを加えた4頭の争い。

 

1・ケイココサージュ 牝2
父・ヘニーヒューズ、母・シークレットコサージュ、母父・Lost Soldier
生産者・藤沢牧場、(栗)坂口正則、和田竜二

・先週はCWで一杯に追われ、今週は坂路で一杯に追われる。ともに水準以下の時計。

・2017年のJRAブリーズアップセールにて378万円で落札。母はアメリカで26戦7勝。本馬は7番仔。半兄ホッコーゼニトはJG3-新潟ジャンプS3着。母父Lost Soldierは米G3-ルイジアナダウンズHの勝ち馬でDanzig産駒。

 

2・ヤエノメイク 牝2
父・ブラックタイド、母・レギンレイヴ、母父・ハンセル
生産者・荻伏三好ファーム、(美)和田雄二、義英真

・先週、美浦の南Wで馬なりで乗られて、今週は時計を出していない。美浦での調整過程で目立つ時計は出ていない。

・2016年の北海道オータムセールにて270万円で落札。母は8戦1勝。本馬は7番仔。母の半兄トロットスターはG1-高松宮記念、G1-スプリンターズS、G2-CBC賞、G3-シルクロードSの勝ち馬。

 

3・メイショウリボベジ 牝2
父・エイシンフラッシュ、母・ナンヨールージュ、母父・アグネスタキオン
生産者・岡部牧場、(栗)藤沢則雄、北村友一

・2週連続、坂路追い。先週は一杯に追われ、今週は強めに追われているが、ともにタイムは水準以下のもの。

・2016年の北海道サマーセールにて334.8万円で落札。母は15戦0勝。本馬は3番仔。母の半弟にメイショウノーベル(G3-カペラS3着)、バッドボーイ(G3-ラジオNIKKEI杯2着、G3-毎日杯3着)。母の従兄Thousand WordsはG3-サマーヴィルタタソールSの勝ち馬。

 

4・オーロスターキス 牝2
父・ヘニーヒューズ、母・ニシノビギン、母父・パラダイスクリーク
生産者・本桐牧場、(栗)南井克巳、川島信二

・先週はCWで6Fから一杯に追われ、出色の時計をマーク。併走馬(新馬)を追走し先着する内容。今週は坂路で馬なり調整。先週の時計が出せるなら有力馬とみて差し支えなかろう。

・母は22戦2勝。本馬は6番仔。母の従弟にネロ(G3-京阪杯の勝ち馬でG2-セントウルS2着、G3-アイビスサマーダッシュ2着)、母の従妹にニシノマオ(G3-小倉2歳S2着、G3-フェアリーS3着)、ニシノマナムスメ(G2-マイラーズC2着、G3-愛知杯2着)、母の従兄にニシノシンフォニー(G2-セントライト記念2着)。祖母の半姉はニシノフラワー(G1-阪神3歳牝馬S、G1-桜花賞、G1-スプリンターズS、G2-デイリー杯3歳S、G2-マイラーズC、G3-札幌3歳S)。

 

5・ゴーオンザステージ 牝2
父・マツリダゴッホ、母・スヴレッタ、母父・Nureyev
生産者・岡田スタッド、(栗)宮本博、加藤祥太

・2週連続、坂路で一杯に追われているが、ともに半マイル55秒台、ラスト1Fも13秒台ととイマイチ。

・母は米英で2戦0勝。本馬は8番仔。

 

6・ブルベアアスパラ 牝2
父・アドマイヤムーン、母・シゲルデリシャス、母父・フジキセキ
生産者・大林ファーム、(栗)沖芳夫、小牧太

・入厩後、坂路でだいぶ乗り込まれてはいるが、1F12秒台を出したのが一度しかなく、厳しい情勢で、先週は半マイル56.6秒、今週は半マイル58.5秒。

・母は4戦0勝。本馬は2番仔。3代母クレアーズオピニオンの従姉Pound Foolishの直仔にグッバイヘイロー(米G1を7勝。キングヘイローの母)。

 

7・アンヴァル 牝2
父・ロードカナロア、母・アルーリングボイス、母父・フレンチデピュティ
生産者・社台コーポレーション白老ファーム、(栗)藤岡健一、武豊

・先週は坂路でデムーロが乗り強めに追われ、8/2の時計を順当に上回り水準級の時計を計時。併走馬(新馬)を追走し先着する好内容。今週はPコースで一杯に追われ、4F以降は水準以上の時計。臨戦過程は全く問題ないが、サンデーのHPには「デムーロ騎手が他の馬に乗ることになったため、武豊騎手でのデビューとなった」旨の記載があり、デムーロが本馬ではなく、レッドランディーニを選んだようにも見える点が気がかりではある。

・募集価格2000万円。母は21戦4勝、G3-小倉2歳S、G3-ファンタジーSの勝ち馬。本馬は5番仔。祖母アルーリングアクトはG3-小倉3歳Sの勝ち馬。

 

8・リリカルドリーム 牝2
父・ハードスパン、母・ドリームキセキ、母父・フジキセキ
生産者・笠松牧場、(栗)音無秀孝、松若風馬

・2週連続、坂路で一杯に追われる。先週は半マイル53.3秒、ラスト1F12.7秒。今週は半マイル53.5秒、ラスト1F12.4秒。土曜小倉の新馬戦で逃げ切ったモズスーパーフレアと連日併せて、毎回遅れているが、あの馬が相手なら遅れても仕方がないだろう。水準級の時計は出ており、面白い存在。

・母は40戦4勝。本馬は7番仔。3代母ロッチホークの半兄ハードバージは1977年の皐月賞馬で同年のダービー2着。

 

9・タガノシムナ 牝2
父・ロードカナロア、母・タガノディーバ、母父・フジキセキ
生産者・八木牧場、(栗)川村禎彦、松山弘平

・先週、坂路で松山騎手が乗り一杯に追われ、半マイル53.2秒、ラスト1F14.3秒。全体時計は良いがラストかなりバテており、今週の追い切りが注目されたが今週は時計を出していない。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で10戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄サンカルロはG2-阪神C(2勝)、G2-ニュージーランドT、G3-阪急杯の勝ち馬。3代母Miss SecretoはG2-イタリア1000ギニーなどイタリアで重賞3勝。

 

10・タマモオテンバ 牝2
父・ローエングリン、母・ヒトリムスメ、母父・アフリート
生産者・守矢牧場、(栗)五十嵐忠、鮫島克駿

・2週連続、坂路追い。水準レベルの時計はまだ出ていない。

・母は15戦3勝。本馬は5番仔。3代母の半弟HoratiusはG3-リッグズHの勝ち馬で米重賞入着5回。種牡馬としてSafely Kept(G1-BCスプリント、G1-テストSなど米重賞12勝)を輩出。

 

11・イチザティアラ 牝2
父・ネオユニヴァース、母・サンセットロード、母父・キングカメハメハ
生産者・木下牧場、(栗)飯田雄三、柴田未崎

・先週はCWで5Fから一杯に追われるも、時計は水準以下。今週は坂路で一杯に追われるも、半マイル54.0秒、ラスト1F13.6秒と冴えない時計。

・母はノーザンファームの生産馬で未出走。本馬は5番仔。母の半弟ステイインシアトルはG3-鳴尾記念の勝ち馬。3代母Weekend in Seattleは1992年のエクリプス賞年度代表馬、最優秀3歳牡馬でG1を4勝したA.P.Indyの全妹。4代母・Lassie Dearを牝祖とする活躍馬は多く、G1を5勝したDuke of Marmalade、G1-エプソムダービー馬Ruler Of The World、2000年のエクリプス賞最優秀古牡馬でG1を5勝したLemon Drop Kidなどがいる。

 

12・レッドランディーニ 牝2
父・ディープインパクト、母・レッドメデューサ、母父・Mr. Greeley
生産者・ノーザンファーム、(栗)石坂正、デムーロ

8/16(水)半マイル54.2-38.9-25.4-12.7。ラップタイム15.3-13.5-12.712.7
8/9(水)半マイル54.5-39.1-25.2-12.6。ラップタイム15.4-13.9-12.612.6

・2週連続、坂路追い。先週は浜中が乗り一杯に追われての時計で、今週はデムーロが乗りラスト強めに追われての時計。全体時計は水準以下だが、いずれも加速ラップを踏めており、将来性を見越してデムーロはこちらを選んだということなのだろうか。

・募集価格3800万円。母は未出走。本馬は2番仔。母の半兄Antonius PiusはG2-レイルウェイSの勝ち馬で、G1-BCマイル2着、G1-ムーランドロンシャン賞3着、G1-セントジェイムズパレスS3着。祖母Catchascatchcanは英4戦4勝、G1-ヨークシャーオークス、G3-ランカシャーオークスの勝ち馬。