先日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1)を圧勝し、現在、凱旋門賞(G1)の前売り単オッズでブックメーカー各社で1番人気に押されている、Enable(イネイブル)。先程、出走したヨークシャーオークス(G1)を危なげなく圧勝している。レースの直線動画とともに結果を速報でお届けする。
レース結果は以下の通りでゴスデン厩舎の管理馬がワンツーフィニッシュ。Enableはこれで4つ目のG1タイトルを獲得。ちなみに2着のCoronetは英オークス5着、愛オークス4着馬でEnableとは完全に勝負付けが済んでいた馬である。
この後は凱旋門賞へ直行するものと思われるが、4/21の2戦目以降、5/10(Listedレース)→6/2(英オークス)→7/15(愛オークス)→7/29(キングジョージ)→8/24(ヨークシャーオークス)と使い詰めで来ている点が若干、気になる材料ではある。ただ、現在前売り2番人気のUlyssesや6番人気のHighland Reelには既にキングジョージで完勝しており、前走のG2-グレートヴォルティジュールSを6馬身差で圧勝し3番人気まで浮上しているFrankel産駒のCracksmanは主戦のデットーリがEnableを捨ててこちらを選ぶとは思えず、同率で3番人気のWinterも9Fまでしか距離経験がなく微妙。となると、今年の凱旋門賞は前評判通り、Enableが勝ち、歴史的名牝の称号を手にすることになるのだろうか。
1着:2017キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1)
1着:2017アイリッシュオークス(G1)
1着:2017オークス(G1)
1着:2017ヨークシャーオークス(G1)
ヨークシャーオークス(G1) ヨーク競馬場 芝1m3f188y
1着賞金:198,485ポンド(約2785万円)
1着・Enable 牝3
騎手:L Dettori、調教師:J H M Gosden
2着・Coronet 牝3(5馬身差)
騎手:O Peslier、調教師:J H M Gosden
3着・Queen’s Trust 牝4(3/4馬身差)
騎手:Jim Crowley、調教師:Sir Michael Stoute
レースの直線動画は以下をご参照いただきたい。