先週は4頭が新たに入厩し、4頭が退厩。前週と同じ計16頭が栗東に入厩中。各馬順調に調整が進んでおり、時計を詰めている馬が非常に目立っている。クリノクーニングが札幌2歳S出走へ向けて調整中で過程が注目される。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

アルドーレ(牡・昆貢・母ティックルピンク by フレンチデピュティ)

・8/20(日)の札幌芝1800mの新馬戦で7着(2.4秒差)。まだレース後に時計は出していない。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で4戦1勝。本馬は5番仔。半姉アンジュデジールは今年のG3-スパーキングレディーCの勝ち馬。母の半弟オールブラッシュは今年のJpn1-川崎記念の勝ち馬。

 

エポカドーロ(牝・藤原英昭・母ダイワパッション by フォーティナイナー)

・先週新たに入厩。8/22、8/23、8/24、8/27と坂路で乗りだされているが、まだ15-15レベルにも満たない軽い時計のみ。

・2015年のセレクトセールで3672万円で落札。母は17戦4勝、G2-フィリーズレビュー、G3-フェアリーSの勝ち馬。本馬は5番仔。4代母Cairn Rougeは1980年のG1-愛1000ギニー、同年のG1-英チャンピオンS、同年のG2-コロネイションS、同年のG3-マルカイSの勝ち馬で、孫にDanefair(G3-ミネルヴ賞)、Prove(G3-クロエ賞)、Vortex(G3-クライテリオンS)、曾孫にVentura(米G1を4勝、重賞5勝)、Trade Fair(英愛で重賞2勝)、Silver Touch(G3-クライテリオンS)、Tested(愛で重賞2勝)。

 

グアン(牝・池江泰寿・母マルヴァーンスプリング by Silver Deputy)

・8/23にCWで4Fから直線強めに乗られ、水準級の時計。先週新馬勝ちのバブリーバローズを追走し遅れを取っているが、この時計で動けているなら問題ないだろう。8/27に坂路で15-15レベルで乗られて、今週の追い切りに備えている。

・母はアメリカで4戦0勝。本馬は6番仔。祖母Chelsey Flowerは1996年のG1-フラワーボールH(USA芝10.0F)の勝ち馬。

 

クリノクーニング(牡・須貝尚介・母クリノビスケット by パラダイスクリーク)

・8/24(木)に札幌芝で5Fから一杯に追われる。併走馬(シュウジ)に先行し遅れを取っているが、ラスト1F11.4秒で時計的には問題ない内容。札幌2歳S出走に向けて今週の最終追い切りの内容が非常に注目される。

・母は29戦4勝。本馬は2番仔。3代母テンザンミズホの半姉の直仔にトウカイサイレンス(G3-新潟記念2着、G3-北九州記念3着、G3-小倉大賞典3着)。

 

サイン(牡・森田直行・母ラティール by タマモクロス)

・先週新たに入厩。8/24、8/25、8/26、8/27と坂路で乗りだされているが、まだ15-15レベルにも満たない軽い時計のみ。

・母は30戦5勝、G3-愛知杯2着、G3-愛知杯3着、G3-中山牝馬S3着。本馬は10番仔。半兄ヒットザターゲットはG2-京都大賞典、G2-目黒記念、G3-新潟大賞典、G3-小倉大賞典の勝ち馬。祖母の従兄にConquistador Cielo(G1-ベルモントS、G1-メトロポリタンHなど米重賞5勝)

 

ジョーダンドリーム(牝・藤原英昭・母トレノエンジェル by タイキシャトル)

・8/25(金)に札幌ダートで5Fから荻野琢騎手が乗り一杯に追われる。時計的にはまだ水準以下で、併走馬(古1000万)を追走し遅れを取っている。

・母は10戦2勝、スイートピーS(OP)の勝ち馬。本馬は2番仔。3代母シャダイカグラはG1-桜花賞、G2-ローズS、G3-ペガサスSの勝ち馬で1989年のJRA賞最優秀3歳牝馬。

 

ソルフェージュ(牡・小崎憲・母モンテドーター by ブライアンズタイム)

・先週新たに入厩(8/18から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。時計はまだ15-15レベルには届いておらず、乗り込み量を増やしている段階。

・2016年の北海道セレクションセールにて1296万円で落札。募集価格1700万円。母は3戦0勝。本馬は5番仔。母の半兄にサニングデール(G1-高松宮記念、G2-CBC賞、G3-ファルコンS、G3-函館スプリントS、G3-阪急杯)、クレンデスターン(G3-ラジオたんぱ賞2着)。母の半姉にグリーンプラネット(G3-中山牝馬S2着)。

 

トップオブウイン(牡・松永幹夫・母サクセスゴーランド by サクラバクシンオー)

8/23(水)半マイル53.5-39.1-25.4-12.5。ラップタイム14.4-13.7-12.912.5
8/16(水)半マイル55.0-40.4-26.8-13.2。ラップタイム14.6-13.6-13.6-13.2。

・8/23(水)に坂路で一杯に追われ上記の時計。8/16の時計はその時点での自己最速時計だったので、これを順当に上回り、週を追うごとに時計を詰めている。ここまでの調整過程は至って順調とみてよさそう。

・母は19戦4勝。本馬は3番仔。叔父に2009年のG1-フェブラリーS(東京ダ1600)、2009年のJpn1-東京大賞典(大井ダ2000)、2008年のJpn1-ジャパンダートダービー(大井ダ2000)の勝ち馬・サクセスブロッケン。祖母サクセスビューティは2002年のG2-フィリーズレビュー(阪神芝1400)の勝ち馬。

 

ノーフェイク(牡・平田修・母リーサルヒート by Unusual Heat)

・社台のHPによるとゲートに関してまだ不安が残るとのことで、ゲート練習を重ねながら9/10の阪神ダート1400m戦を目指しての調整が進んでいく模様。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格4000万円。母はアメリカで17戦6勝、2008年のG2-ハリウッドオークス、同年のG3-サンタポーラSの勝ち馬。本馬は4番仔。

 

ノーブルスピリット(牡・中内田充・母ノーブルステラ by Monsun)

8/24(木)半マイル54.3-38.9-25.3-12.4。ラップタイム15.4-13.6-12.912.4

・8/24(木)に坂路でラスト強めに追われ上記の時計。併走馬(古1600万)を先行し遅れを取っているが、ここまでの自己最速時計を計時。1週前の追い切りとしては問題ないだろう。今週の小倉芝1800m戦に川田騎手でデビュー予定。

・社台ファームの生産馬。募集価格4000万円。母のノーブルステラはアメリカで重賞3勝。祖母のNoble Pearlはイタリアの2歳G1馬。本馬の半姉ノーブルジュエリーは2014年のG3-京都牝馬Sでウリウリの3着。

 

ピリカクル(牝・音無秀孝・母ピリカ by Monsun)

・社台のHPによると8/18に既に入厩していたとのこと。まだ乗り込みが必要と判断されている模様で先にゲート試験だけ受けておく狙いでの入厩とのこと。ゲート試験合格後、放牧に出される青写真だろう。

・社台ファームの生産馬。募集価格2400万円。母はフランスで18戦3勝、G3-エドゥヴィル賞(芝2400)の勝ち馬で、G1-ヴェルメイユ賞2着、G3-ペネロープ賞2着、G2-フォワ賞3着。本馬は初仔。祖母パイタはG1-クリテリヨムドサンクルー、G3-アレフランス賞の勝ち馬で、G1-仏オークス3着、G1-ヴェルメイユ賞3着など重賞入着5回。母の従弟にPotemkin(G1-ローマ賞、G2-ドラール賞、G3-ドイツ統一賞、G3-ドルトムント経済大賞)。

 

プルンクザール(牡・石坂正・母プリオバーン by Galileo)

・8/23(水)にCWで5Fから馬なりで乗られる。時計は8/16のものよりは良くなっているが、レベル的にはまだ水準以下。

・母はアイルランドで17戦5勝。本馬は3番仔。4代母Tropical CreamはG3-クレオパトル賞の勝ち馬。5代母Tropic Starは愛プリティポリーS、チェシャーオークスの勝ち馬。

 

フレネシー(牡・浅見秀一・母オンブルリジェール by Double Bed)

・8/27(日)の札幌芝1200mの新馬戦で5着(1.1秒差)。レース後の福永騎手のコメントによると、「調教で動く分、ビシっとやっていなかったので実戦で動き切れなかった」「1400~1600mぐらいが良さそう」とのこと。

・2017年の千葉サラブレッドセールにて1836万円にて落札。社台ファームの生産馬。母は2002年のG3-ペネロープ賞(FR芝2100)の勝ち馬。本馬の半姉ジェルミナルは2009年のG3-フェアリーS(中山芝1600)の勝ち馬。母父のDouble BedはBe My Guest産駒でG1-ハイアリアターフC、G2-コートノルマーンド賞の勝ち馬。

 

ムーンライトクーラ(牝・松元茂樹・母ムーンライトガーデンズ by Unbridled’s Song)

・8/23、8/25、8/26、8/27と坂路で乗られているが、時計はまだ60秒を切らないレベル。

・2016年の北海道セレクションセールにて1350万円で落札。母はアメリカで7戦4勝。本馬は8番仔。母の半兄Blame It on Rubyは2000年のG2-アーリントンWフュチュリティ3着。

 

ムーンレイカー(牡・池添兼雄・母シルバービート by シルバーチャーム)

・8/23(水)にCWで5Fから馬なりで乗られるが、時計は水準以下。

・母は27戦1勝。本馬は2番仔。母の従兄エイシンサリヴァンはG3-ラジオたんぱ賞3着。4代母Oh So SharpはG1-英オークス、G1-英1000ギニー、G1-英セントレジャーなど重賞5勝し、1985年のG1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着。

 

メイショウメイホウ(牝・南井克巳・母スクービドゥー by Johan Cruyff)

8/23(水)半マイル53.8-38.4-24.7-12.5。ラップタイム15.4-13.7-12.212.5

・8/23(水)に坂路で一杯に追われ上記の自己最速時計。8/16は和田騎手が乗り馬なりで半マイル55.2秒、ラスト1F12.6秒だったので、週を追うごとに時計を詰めており至って順調な過程。

・母は独伊仏で9戦2勝、G3-ドルメーロ賞(ITA芝1600)の勝ち馬。本馬は7番仔。半姉プリンセスムーンはG3-アイビスサマーダッシュ3着。4代母Shantouは1976年のG2-ドイツオークス2着、同年のG3-ドイツ1000ギニー2着、同年のG3-ルードヴィッヒゲーベルス記念2着。

 

サラス(牝・西村真幸・母ララア by Tapit)

→先週は入厩していたが既に退厩。8/18にゲート試験に合格して以降も札幌で時計を出していたが、放牧を挟む判断がなされた模様。

 

ラッキーライラック(牝・松永幹夫・母ライラックスアンドレース by Flower Alley)

→先週は入厩していたが既に退厩。8/22にNFしがらきへ放牧に出される。

 

レゲンダアウレア(牡・岡田稲男・母ケイト by ブライアンズタイム)

→先週は入厩していたが既に退厩。8/24にNFしがらきへ放牧に出される。まずは馬体回復を優先していくとのこと。

 

ロイヤルバローズ(牡・角居勝彦・母ゴッドフェニックス by ブライアンズタイム)

→先週は入厩していたが既に退厩。8/17にゲート試験に合格後も8/20に坂路で半マイル59.8秒を出すなどしていたが、放牧を挟む判断がなされた模様。