先週は2頭が新たに入厩し、3頭が退厩。純減1頭の計11頭が美浦に在厩中。今週、新潟でハウナニがデビュー予定で、祖母シラユキヒメ、母ユキチャンから受け継いだ白毛の馬体はパドックから注目の的となろう。時計も水準級のものを既に出しており、楽しみな存在。今週も各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

アンフィトリテ(牝・宗像義忠・母アドマイヤフッキー by フジキセキ)

・先週新たに再入厩。8/27(日)に坂路で半マイル57.9秒、ラスト1F14.4秒。ここからデビューに向けての調整がスタート。

・ノーザンファームの生産馬。母もノーザンファームの生産馬で12戦3勝。本馬は5番仔。母の半兄アイルラヴァゲインはG3-オーシャンSの勝ち馬。母の半弟リアルインパクトはG1-安田記念、G1-ジョージライダーSなど重賞4勝。母の半弟ネオリアリズムはG1-クイーンエリザベス2世Cなど重賞3勝。

 

ヴェルスパー(牝・加藤征弘・母ヴェルザンディ by アグネスタキオン)

・8/27(日)の新潟芝1200mの新馬戦で3着(0.7秒差)。レース後の吉田隼騎手のコメントは「出脚がつかなかった」「もう少し前目で運べれば違っていたと思う」とのこと。

・ノーザンファームの生産馬。募集価格2400万円。母もノーザンファームの生産馬で11戦2勝。本馬は4番仔。3代母はウインドインハーヘアで母の兄はブラックタイド、ディープインパクト。

 

グランドピルエット(牝・田村康仁・母ザレマ by ダンスインザダーク)

・5/31のゲート試験合格後、放牧に出ていたが、先週新たに再入厩。8/24、8/25、8/26、8/27、8/29と連日、坂路で乗られだしている。社台のHPによると、9/23(土)の中山芝1600m戦でのデビューを目標に調整を進めていくとのこと。

・社台ファームの生産馬。募集価格2800万円。母は33戦4勝、G3-京成杯オータムHの勝ち馬でG2-サンスポ杯阪神牝馬S2着など、牝馬重賞入着6回。本馬は4番仔。母の半兄にマルカシェンク(G2-デイリー杯2歳S、G3-関屋記念)、母の半弟にガリバルディ(G3-中京記念)。祖母のシェンクはG2-伊1000ギニーの勝ち馬。3代母BuckwigはG3-バグッタ賞、G3-ブオンタレンタ賞の勝ち馬。

 

タイセイパルフェ(牝・池上昌和・母マイネハッピー by ブライアンズタイム)

・8/27(日)の新潟芝1200mの新馬戦で5着(1.1秒差)。レース後の津村騎手のコメントによると、「まだまだの感じ」「今日の感じならダートでも大丈夫」とのこと。

・2016年の北海道セレクションセールにて1080万円で落札。母は未出走。本馬は初仔。

 

ニシノエイユウ(牡・尾形充弘・母ニシノステディー by グランデラ)

・8/27(日)の新潟芝1200mの新馬戦で11着(1.9秒差)。

・母は25戦5勝。本馬は初仔。3代母の半弟にネオタイクーン(G3-毎日杯3着)。4代母の半姉All AlongはG1-凱旋門賞、G1-ロスマンズ国際S、G1-ヴェルメイユ賞、G1-ターフクラシック、G1-ワシントンDC国際など重賞7勝。

 

パーキー(牝・矢野英一・母パダナ by Lando)

・8/27(日)の新潟芝1200mの新馬戦で8着(1.3秒差)。

・母は独仏伊で14戦1勝。本馬は初仔。従姉ピュアブリーゼはG1-オークス2着、G2-フローラS3着、G3-福島牝馬S3着。4代母Page Blancheの半姉Premier Ministreは米重賞4勝。

 

ハウナニ(牝・手塚貴久・母ユキチャン by クロフネ)

・8/23(水)に南Wで5Fから内田博騎手が乗り馬なりで乗られ、水準級の時計をマーク。併走馬(古オープン)を追走し同入した内容も良い。今週9/3の新潟ダート1200m戦で、内田博幸騎手でのデビューが予定されているが、1週前でこの時計なら早くも争覇圏内入りだろう。

・ノーザンファームの生産馬。白毛馬で有名な母は2010年のNAR最優秀牝馬で、2008年のJpn2-関東オークス、2010年のJpn3-TCK女王盃、2009年のJpn3-クイーン賞の勝ち馬。祖母シラユキヒメも白毛馬。ちなみに本馬の毛色は母、祖母同様に白毛。

 

ミッキーハイド(牡・菊沢隆徳・母ハイドバウンド by Grand Slam)

・先週は8/23、8/29に坂路で軽く乗られている。

・2015年のセレクトセールにて5400万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアルゼンチンで9戦5勝、2011年のG3-サンティアゴローリー賞、G3-オラヴァリア賞の勝ち馬でG1-CEスプリントで2着。本馬は3番仔。祖母の半兄にアサティス(本邦輸入種牡馬。G1-ジョッキークラブ大賞など重賞5勝)。

 

メイモアナ(牝・池上昌弘・母メイシャイン by シンボリクリスエス)

・8/19(土)の新潟芝1400mの新馬戦で6着(1.1秒差)。レース後も在厩しているがまだ時計は出していない。

・母は4戦0勝。本馬は3番仔。祖母スターアルファはベガ(1993年のJRA最優秀3歳牝馬、G1を2勝)の半妹。

 

ラヴインブラッド(牡・高橋義博・母レディインラヴ by ディープインパクト)

・8/27(日)に坂路で軽く乗られているだけで、先週は動きなし。

・母は8戦0勝。本馬は初仔。祖母サマニベッピンは1995年のG2-サンスポ賞阪神牝馬特別、同年のG3-金鯱賞、同年のG3-府中牝馬Sの勝ち馬。

 

レッドレグナント(牝・大竹正博・母エンプレスティアラ by クロフネ)

・8/26(土)の札幌芝1500mの未勝利戦に出走し1着(-0.7秒差)。レース後のモレイラ騎手のコメントによると、「スタートが良くいいポジションが取れた」「強い勝ち方をしてくれた」とのこと。4馬身差の圧勝でここでは力が違った感じ。

・ノーザンファームの生産馬。母は2戦0勝。本馬は7番仔。従兄にステファノス(G3-富士Sの勝ち馬で、G1-天皇賞(秋)2着、G1-大阪杯2着、G1-クイーンエリザベス2世C2着、G3-鳴尾記念3着、G1-天皇賞(秋)3着、G1-香港C3着、G2-中山記念3着、G3-毎日杯3着)。祖母ゴールドティアラはG1-マイルCS南部杯、G3-ユニコーンS、G3-シリウスS、G3-プロキオンS、G3-かきつばた記念の勝ち馬で、G1-フェブラリーS2着、G3-クイーンC3着、G3-平安S3着、G3-かしわ記念3着。

 

カタナ(牡・上原博之・母シタール by Fusaichi Pegasus)

→先週は入厩していたが既に退厩。新馬戦、未勝利戦ともに勝ち馬から1秒以上離されて負けており、放牧を挟んで立て直せるか。

 

キルロード(牡・田村康仁・母キルシュワッサー by サクラバクシンオー)

→先週は入厩していたが既に退厩。新馬戦、未勝利戦ともに2着。未勝利脱出は近そうで放牧から戻ってからの調整が注目される。

 

ダイメイジャスミン(牝・石毛善彦・母シェーンフレール by Smart Strike)

→先週は入厩していたが既に退厩。新馬戦4着→未勝利戦3着→未勝利戦2着。この馬も未勝利脱出は近い存在で、放牧を挟んでの再調整へ。