先週は3頭が入厩し、1頭が退厩。純増2頭の計15頭が栗東に在厩中。これからデビュー予定の馬で既に水準以上の時計を出している馬がおり、好素材はまだまだいそうである。今週も各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

アクアリブラ(牝・西村真幸・母ロゼシャンパーニュ by ゼンノロブロイ)

・8/23(水)、8/27(日)に札幌ダートで5Fから乗られている。8/23はゲートから追われており、未勝利戦出走に向けての調整が進んでいる。

・ノーザンファームの生産馬。母もノーザンファームの生産馬で13戦3勝。本馬は初仔。4代母Action Francaiseは1998年のG3-サンドリンガム賞(FR芝1600)の勝ち馬。5代母Allez FranceはG1を7勝(仏オークス、仏1000ギニー、凱旋門賞、ヴェルメイユ賞、イスパーン賞、ガネー賞2勝)した名牝。

 

アンヴァル(牝・藤岡健一・母アルーリングボイス by フレンチデピュティ)

・社台のHPによると、このまま放牧に出さずに調整を続け、次走は9/9の阪神芝1400mの牝馬限定の未勝利戦が候補にあがっているとのこと。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格2000万円。母は21戦4勝、G3-小倉2歳S、G3-ファンタジーSの勝ち馬で、G3-北九州記念2着。本馬は5番仔。祖母アルーリングアクトはG3-小倉3歳Sの勝ち馬。

 

ウインネプチューン(牡・飯田雄三・母エルノヴァ by サンデーサイレンス)

・8/19(土)の小倉芝1800mの未勝利戦で2着(0.1秒差)。レース後はまだ時計は出していない。

・母は2004年のG1-エリザベス女王杯(京都芝2200)でアドマイヤグルーヴの3着。他に重賞2着が2回、3着が1回。本馬は7番仔。祖母の半兄にジェネラス、オースミタイクーン。叔母の産駒にディーマジェスティ。

 

オールマイハート(牝・安田隆行・母ブルーモーメント by ダンスインザダーク)

・8/24(木)に坂路で北村友騎手が乗り、馬なりで乗られ、半マイル54.7秒、ラスト1F12.4秒。8/16の時計には及ばなかったが、まずまずの時計。阪神の開幕週でのデビューが予定されている模様。

・母は19戦2勝。本馬は2番仔。母の半兄にトランセンド(G1-ジャパンカップダート(2勝)、G1-フェブラリーS、Jpn1-マイルCS南部杯、G3-みやこS、G-レパードS)。

 

カレンエクスカリバ(牡・平田修・母フィヨルドクルーズ by サンデーサイレンス)

・先週新たに入厩。8/24、8/25、8/27、8/29と坂路で乗りだされている。

・2015年のセレクトセールにて5616万円で落札。社台ファームの生産馬。母は29戦5勝、G3-愛知杯3着、G3-福島牝馬S3着。本馬は5番仔。3代母Rowaの半妹にOh So Sharp(英9戦7勝、1985年のG1-英オークス、同年のG1-英1000ギニー、同年のG1-英セントレジャーなど重賞5勝)。8代母Mumtaz Mahalから連なる牝系。

 

サンライズカナロア(牡・安田隆行・母ストリートスタイル by アドマイヤベガ)

・8/24(木)にCWで4Fから北村友騎手が乗り、馬なりで乗られる。時計は水準以上のものでラスト1F11.8秒でまとめている。併走馬(古500万)を追走して先着しており、順調に良化中な印象。

・母は29戦4勝で準OP勝ちの実績あり。本馬は3番仔。母の半妹ブロードストリートはG2-ローズSの勝ち馬。母の半兄フィニステールはG2-青葉賞3着。祖母の半姉Mysteriesの産駒にヒシアケボノ(G1-スプリンターズS、G2-スワンS)、アグネスワールド(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-ジュライC、G2-CBC賞、G2-全日本3歳優駿、G3-函館3歳S)。

 

スイートレモネード(牝・須貝尚介・母ドルチェリモーネ by サンデーサイレンス)

・先週新たに入厩。8/23、8/24、8/25、8/27、8/29と坂路で乗りだされている。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。母は25戦2勝、2004年の忘れな草賞(OP)の勝ち馬。本馬は6番仔。祖母レモンスフレⅡはG1-モイグレアスタッドS、G2-ファルマスS、G3-チェリーヒントンSの勝ち馬。

 

スズカローレル(牝・橋田満・母スズカローラン by サンデーサイレンス)

・8/27(日)の札幌芝1200mの新馬戦で11着(2.7秒差)。レース後のルメール騎手のコメントによると「スピードがなかった」「距離は1500m以上あったほうが良さそう」とのこと。

・母は32戦4勝。本馬は6番仔。半兄スズカデヴィアスは2015年のG2-京都記念で2着、2017年のG3-金鯱賞で3着。祖母の半弟にG1馬・スズカフェニックス。

 

タガノシムナ(牝・川村禎彦・母タガノディーバ by フジキセキ)

・8/20(日)の小倉芝1200mの新馬戦(牝)で6着(0.7秒差)。レース後、8/26、8/27、8/29と坂路に入っており、未勝利戦出走に向けての調整がスタートしている。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で10戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄サンカルロはG2-阪神C(2勝)、G2-ニュージーランドT、G3-阪急杯の勝ち馬。3代母Miss SecretoはG2-イタリア1000ギニーなどイタリアで重賞3勝。

 

ダノンスマッシュ(牡・安田隆行・母スピニングワイルドキャット by Hard Spun)

・8/23(水)にCWで6Fから北村友騎手が乗り、やや一杯に追われる。時計は水準以上の好時計で併走馬(古500万)を追走し大きく先着する好内容。この時計、内容で動けているならデビュー戦での好勝負は確約されている感じ。

・母はアメリカで6戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄War ChantはG1-BCマイル、G2-サンラファエルS、G2-オークトリーBCマイルの勝ち馬。祖母Hollywood WildcatはG1-BCディスタフ、G1-ハリウッドオークス、G1-ゲイムリーH、G2-デルマーオークス、G3-ソロリティSの勝ち馬。

 

ヘヴンリーブライド(牝・浜田多実・母ビアンカシェボン by フジキセキ)

・8/23(水)に岡田祥騎手が乗り坂路で強めに追われるも、半マイル54.9秒、ラスト1F13.0秒。まだ1F12秒台が出ておらず、もう少し乗り込みが必要な印象。

・ノーザンファームの生産馬。母は3戦1勝。本馬は初仔。叔父にJpn3-東京スプリントの勝ち馬・ゼンノパルテノン。母の叔母の産駒に重賞4勝のアドマイヤキッス、重賞3勝(全て新潟)のパッションダンス。

 

ヤエノグラフ(牝・安田隆行・母シーカーマ by Exchange Rate)

・先週新たに再入厩。8/27(日)に坂路で馬なりで乗られ、半マイル55.6秒、ラスト1F13.1秒。ここから未勝利戦出走へ向けての調整がスタート。

・2016年のセレクトセールにて4320万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアメリカとカナダで16戦3勝、2008年のG3-ナタルマSの勝ち馬。本馬は5番仔。

 

ラガーデリゲート(牝・池添学・母ラガーリンリン by クロフネ)

・8/23(水)に坂路で馬なりで乗られ、半マイル56.6秒、ラスト1F12.2秒。未勝利戦出走に向けた調整が進んでおり、今週の追い切りに備えている。

・母は31戦4勝。本馬は初仔。3代母サクラレディⅡの半兄にグルームダンサー(G1-リュパン賞など重賞5勝)。3代母サクラレディⅡの半妹の仔にキンシャサノキセキ(G1-高松宮記念2勝など、重賞7勝)。

 

ルリジオン(牡・石坂正・母フェイドレスシーン by タニノギムレット)

・8/25、8/26、8/27、8/29と連日、坂路に入り未勝利戦に向けた調整がスタートしている。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格2600万円。母は31戦3勝。本馬は3番仔。4代母は桜花賞3着馬。

 

ロードラナキラ(牡・高野友和・母エンジェリックレイ by ダイワメジャー)

・8/23(水)にCWで6Fから一杯に追われ、水準級の時計をマーク。着々と調教が進んでおり、デビューに向けての体制が整いつつある印象。

・母は1戦0勝。本馬は初仔。半兄ダノンバラードはG2-アメリカジョッキーC、G3-ラジオNIKKEI杯の勝ち馬で、G1-宝塚記念2着、G1-皐月賞3着など他に重賞入着7回。半兄ロードアリエスはG2-京都新聞杯2着。祖母レディバラードはG3-クイーン賞、G3-TCK女王盃の勝ち馬。祖母の半弟Sligo BayはG1-ハリウッドターフカップ、G3-シネマHの勝ち馬。

 

ビーチキャンドル(牝・崎山博樹・母ビーチパーティー by ゼンノロブロイ)

→先週は入厩していたが既に退厩。未勝利戦は10番人気で2着と好走しており、放牧を経て立て直しへ。