オルフェーヴル産駒・サトノテラスがルメールを鞍上に配し新馬勝ちを狙う。G1馬サトノアレスの半弟という良血馬だが、兄はちなみに去年の札幌での新馬戦では2着に敗れており、兄同様に弟も初戦は余裕残しでの出走なら、良好な調整過程を示しているスズカフェニックス産駒・スズカフェラリーが逆転候補筆頭か。

 

1・ディーズフェイク 牝2
父・マンハッタンカフェ、母・ファイトソング、母父・アサティス
生産者・グランド牧場、(美)藤原辰雄、勝浦正樹

・8/20に美浦の坂路で半マイル58.9秒、ラスト1F13.7秒の時計を出してから北海道入り。今週は勝浦騎手が乗り、札幌ダートで6Fから一杯に追われるも時計は水準以下。

・母は37戦3勝。本馬は5番仔。母の全兄にスナークレイアース(G3-白山大賞典、G3-マーキュリーCの勝ち馬でダート重賞入着9回)。

 

2・クルーズヴォイス 牝2
父・ヨハネスブルグ、母・デヴォニアンガーデン、母父・Vindication
生産者・矢野牧場、(美)伊藤伸一、松岡正海

・先週は札幌芝で5Fから一杯に追われ、今週は松岡騎手が乗り札幌ダートで5Fから強めに追われるが時計は水準レベルではない。今週は併走馬(2未勝)に遅れを取っている。

・2016年の北海道サマーセールにて259.2万円で落札。母は未出走。本馬は6番仔。従兄にフィフスペトル(G3-函館2歳S、G3-京成杯オータムH)。母の半姉にBlushing K. D.(G1-ケンタッキーオークス、G2-モンマスBCオークス、G2-ファンタジーS、G3-フェアグラウンズオークス)。母の半兄にElectronic Unicorn(G1-チャンピオンズマイル、G1-香港スチュワーズカップ(2勝)、G2-クイーンズシルヴァージュビリーカップ)。3代母BalletomaneはG3-プリンセスSの勝ち馬。

 

3・ケイツーリラ 牝2
父・シンボリクリスエス、母・ペニーウエイト、母父・ダイワメジャー
生産者・オリエント牧場、(美)鈴木伸尋、横山武史

・先週は函館Wで5Fから強めに追われ、今週は横山武騎手が乗り、札幌芝で4Fから馬なりで乗られる。ラスト1Fの時計が先週は13秒台、今週も馬なりとはいえ13秒台でイマイチな印象。

・2016年の北海道サマーセールにて216万円で落札。母は29戦2勝。本馬は初仔。母の従兄Papal BullはG2-プリンセスオヴウェイルズS、G2-キングエドワード7世S、G3-ジェフリーフリアS、G3-チェスターヴァーズの勝ち馬。

 

4・アルマライル 牡2
父・ヴァーミリアン、母・ソーラーヴィジョン、母父・タバスコキャット
生産者・野坂牧場、(美)伊藤大士、藤岡佑介

・先週は札幌芝で5Fから一杯に追われ、今週は藤岡佑騎手が乗り札幌ダートで6Fから一杯に追われる。時計はいずれも水準に満たないレベル。

・母は未出走。本馬は10番仔。4代母Sex Appealを牝祖とするG1馬にトライマイベスト、El Gran Senor、Takedown、Que Vida Buena、Bahamian Pirate、Chinchon、Estrela Monarchos、Domedriver、フサイチパンドラ。

 

5・アンブロジオ 牡2
父・ローズキングダム、母・アンティフォナ、母父・Songandaprayer
生産者・社台コーポレーション白老ファーム、(美)菊沢隆徳、藤岡康太

・先週は函館Wで4Fから直線強めに追われ、今週は藤岡康騎手が乗り、札幌芝で5Fから馬なりで乗られる。目を引くような時計は出ていないが併走馬(3未勝)を追走し先着している内容自体は良い。

・募集価格1500万円。母は6戦1勝。本馬は2番仔。母の半妹スナッチマインドはG3-京都牝馬S3着。祖母の半兄にCuvee(G1-米フュチュリティS、G2-サラトガスペシャル、G3-ケンタッキーBCS)。祖母の半姉にWill He Shine(G2-トゥルーノースH)。

 

6・スズカフェラリー 牝2
父・スズカフェニックス、母・スズカフォイル、母父・フレンチデピュティ
生産者・辻牧場、(栗)橋田満、福永祐一

・2週連続、札幌芝で5Fから福永騎手が乗り、馬なりで乗られる。今週は3F以降は1F12秒ペースの時計で、併走馬(古500万)を追走し先着している。ラスト1F11秒台半ばでまとめており、良好な調整過程。

・母は26戦4勝。本馬は4番仔。母の半妹コスモプリズムはJpn2-エンプレス杯3着、Jpn3-TCK女王盃3着。従兄にホッコータルマエ(G1-チャンピオンズC、Jpn1-かしわ記念、Jpn1-帝王賞(2勝)、Jpn1-JBCクラシック、Jpn1-東京大賞典(2勝)、Jpn1-川崎記念(3勝)、G3-レパードS、Jpn3-佐賀記念、Jpn3-名古屋大賞典)。

 

7・ジョーダンドリーム 牝2
父・オルフェーヴル、母・トレノエンジェル、母父・タイキシャトル
生産者・藤原牧場、(栗)藤原英昭、吉田隼人

・8/25に札幌ダートで5Fから荻野騎手が乗り一杯に追われ、今週は吉田隼騎手が乗り、札幌芝で5Fから一杯に追われる。2週とも同じ併走馬(古1000万)を追走し遅れを取っており、水準級の時計も出ていない。

・母は10戦2勝、スイートピーS(OP)の勝ち馬。本馬は2番仔。3代母シャダイカグラはG1-桜花賞、G2-ローズS、G3-ペガサスSの勝ち馬で1989年のJRA賞最優秀3歳牝馬。

 

8・コスモダリア 牝2
父・ディープインパクト、母・レインボーダリア、母父・ブライアンズタイム
生産者・大栄牧場、(美)二ノ宮敬、蛯名正義

・8/20に函館Wで4Fから馬なりで乗られ、今週は蛯名騎手が乗り札幌芝で5Fから馬なりで乗られる。併走馬(ロックディスタウン)を追走し1秒以上の差で遅れを取っており、印象は良くない。

・母は34戦6勝、G1-エリザベス女王杯の勝ち馬。本馬は初仔。母の従弟トゥインクルはG1-ダイヤモンドSの勝ち馬で、G2-ステイヤーズS3着。母の従妹アルマディヴァンはG3-中京記念2着。

 

9・ペイシャキャサリン 牝2
父・スマートファルコン、母・プラセンティア、母父・トワイニング
生産者・カミイスタット、(美)本間忍、木幡初也

・先週は函館Wで5Fから木幡初騎手が乗り、ゴール前仕掛けられる形での攻め。今週も木幡初騎手が乗り、札幌芝で5Fから一杯に追われる。時計はいずれも水準未満でパっとしない印象。

・母はノーザンファームの生産馬で5戦0勝。本馬は4番仔。母の半兄にアロンダイト(G1-ジャパンカップダート)。従兄にクリソライト(Jpn1-ジャパンダートダービー、G1-コリアC、Jpn2-日本テレビ盃、Jpn2-ダイオライト記念(3勝)、リアファル(G2-神戸新聞杯)、ラブラドライト(G3-ダイヤモンドS2着)、ダンビュライト(G3-サウジアラビアRC2着、G1-皐月賞3着、G2-弥生賞3着、G3-きさらぎ賞3着)。従姉にマリアライト(G1-エリザベス女王杯、G1-宝塚記念)。

 

10・サトノテラス 牡2
父・オルフェーヴル、母・サトノアマゾネス、母父・Danehill
生産者・社台ファーム、(美)藤沢和雄、ルメール

・2週連続、札幌芝でルメール騎手が乗り5Fから馬なりで乗られる。2週とも併走馬を先行し同入する内容。この厩舎流で最終過程で目立つ時計は出ていないが、北海道入り前の美浦の坂路でも着々と時計を詰めてきていたので、調子自体は上向きとみてよさそう。

・母は3戦1勝。本馬は4番仔。半兄サトノアレスは2016年のJRA賞最優秀2歳牡馬で、同年のG1-朝日杯FSの勝ち馬。祖母の半兄ロイヤルアカデミーIIはG1-BCマイル、G1-ジュライC、G3-テトラークSの勝ち馬。祖母の半兄Pancho VillaはG2-シルヴァースクリーンH、G2-ベイショアS、G3-ナショナルスプリントChの勝ち馬。母の従兄Storm CatはG1-ヤングアメリカSの勝ち馬で種牡馬入り後の影響力の大きさは承知の通り。