ロードカナロア産駒の白毛馬・ハウナニが調教動いており、人気に応えそうだが、パイロ産駒・ソングオブファイアが意欲的な調整過程でこれが逆転候補筆頭か。あとはMidshipman産駒・セイウンスパイ、ハードスパン産駒・ノヴィア、スウェプトオーヴァーボード産駒・カクカクシカジーカなども調教動いており、一発あって不思議ない印象。

 

1・セイウンスパイ 牡2
父・Midshipman、母・Trulips、母父・Elusive Quality
生産者・James Millar & Janice Millar、(美)池上昌和、戸崎圭太

・2週連続、南Wで5Fから乗られる。先週はゴール前仕掛けられる形での攻めで、今週は一杯に追われている。先週は4F以降の時計は水準級。今週は全体時計は良いがラスト1F13.7秒とバテ気味な点が気になる材料。

・母は米5戦0勝。父はUnbridled’s Song産駒で、G1-BCジュヴェナイル、G1-デルマーフュチュリティの勝ち馬。母父はGone West産駒で、G3-ポーカーH(芝8.0F)、G3-ジャイプールH(芝7.0F)の勝ち馬。

 

2・カクカクシカジーカ 牝2
父・スウェプトオーヴァーボード、母・ベルモントピノコ、母父・アジュディケーティング
生産者・岡田牧場、(美)中野栄治、江田照男

・先週は南Wで4Fから、今週は坂路で、ともに馬なり調整。目立つ時計は出ていないが、先週の全体時計は水準級。ラスト1F13秒台半ばなところがややマイナスだが。

・2017年の北海道トレーニングセールにて594万円で落札。母は21戦2勝。本馬は6番仔。母の従兄にワイルドワンダー(G3-アンタレスS、G3-プロキオンS、G3-根岸S)、母の従弟にオペラブラーボ(G3-新潟大賞典3着)。

 

3・パズルリンクス 牡2
父・ヨハネスブルグ、母・ポラリス、母父・キングカメハメハ
生産者・笠松牧場、(美)中舘英二、大野拓弥

・2週連続、南Wで乗られる。今週は6Fから一杯に追われたが、ラスト1F14秒台。全体時計は悪くないのでまずまず、といったところだろうか。

・母は1戦0勝。本馬は2番仔。4代母ビクトリアクラウンはエリザベス女王杯、クイーンS、クイーンC、新潟3歳Sの勝ち馬で、1981年の最優秀2歳牝馬、1982年の最優秀3歳牝馬。

 

4・クラウンミリオン 牡2
父・ヴァーミリアン、母・ハセハインドマーチ、母父・マヤノトップガン
生産者・クラウン日高牧場、(美)伊藤伸一、西田雄一

・2週連続、南Wで5Fから乗られる。先週は西田騎手が乗り、ラスト一杯に追われ、水準級の時計。

・母は31戦2勝。本馬は3番仔。3代母ハセベルテックスはG3-フラワーCの勝ち馬で、G2-京成杯3歳S2着、G3-小倉3歳S2着、G2-NZT4歳S3着。

 

5・ハウナニ 牝2
父・ロードカナロア、母・ユキチャン、母父・クロフネ
生産者・ノーザンファーム、(美)手塚貴久、内田博幸

・先週は南Wで内田博騎手が乗り、5Fから馬なりで乗られ、水準以上の好タイム。馬なりでこの時計なら有力候補といえる。今週は坂路を馬なりで乗られ、半マイル53.9秒、ラスト1F12.4秒。

・白毛馬で有名な母は2010年のNAR最優秀牝馬で、2008年のJpn2-関東オークス、2010年のJpn3-TCK女王盃、2009年のJpn3-クイーン賞の勝ち馬。祖母シラユキヒメも白毛馬。ちなみに本馬の毛色は母、祖母同様に白毛。

 

6・ザイオン 牡2
父・パイロ、母・レッドジュピター、母父・プリサイスエンド
生産者・米田牧場、(美)相沢郁、北村宏司

・2週連続、南Wで5Fから一杯に追われる。先週は道中は好ラップだったが、ラスト1F15秒手前とかなりバテている時計。今週は柴山騎手が乗り一杯に追われたが、時計は水準以下。

・2016年の北海道サマーセールにて626.4万円で落札。母は8戦0勝。本馬は初仔。母の半兄にハタノヴァンクール(Jpn1-ジャパンダートダービー、Jpn1-川崎記念、Jpn2-ブリーダーズゴールドC)。祖母の半弟にジャガーメイル(G1-天皇賞(春))。

 

7・マイネルクランチ 牡2
父・アドマイヤオーラ、母・チョコクランチ、母父・スペシャルウィーク
生産者・海馬沢明、(美)和田正一、柴田大知

・先週は坂路で馬なり調整。今週は南Wで5Fから一杯に追われる。時計はいずれも水準レベルには届いていない。

・募集価格1400万円。2016年の北海道サマーセールにて540万円で落札。母は10戦1勝。本馬は4番仔。母の従弟マイネルメリエンダはG3-京都金杯3着。祖母の半兄ホッカイマーカムはJG3-新潟ジャンプS2着。

 

8・ラプターゲイル 牝2
父・スマートファルコン、母・メジロレーマー、母父・リンドシェーバー
生産者・中田英樹、(美)金成貴史、津村明秀

・2週連続、南Wで5Fから馬なりで乗られる。水準級の時計はまだ出ていない。

・2016年の北海道オータムセールにて259.2万円で落札。母は未出走。本馬は8番仔。半兄にフィールドルージュ(G1-川崎記念、G2-名古屋グランプリ)。3代母メジロラモーヌはG1-桜花賞、G1-オークス、G1-エリザベス女王杯、G2-報知杯4歳牝馬特別、G2-サンスポ4歳牝馬特別、G2-ローズSの勝ち馬。

 

9・アポロエレノア 牝2
父・アポロキングダム、母・アポロレレ、母父・ディープスカイ
生産者・天羽禮治、(美)菊沢隆徳、菊沢一樹

・2週連続、坂路で菊沢騎手が乗り、馬なり調整。馬なりでの時計のため、目を引くような時計はまだ出ていない。

・母は未出走。本馬は初仔。3代母Gold PrincessはG3-ヴェイグランシーHの勝ち馬。

 

10・アブラカダブラ 牡2
父・キンシャサノキセキ、母・ヤサカシーズン、母父・コマンダーインチーフ
生産者・鎌田正嗣、(美)根本康広、吉田豊

・先週は南Dで5Fから一杯に追われ、今週は南Wで4Fから一杯に追われる。ともにまだ時計は水準以下。

・母は22戦0勝。本馬は9番仔。3代母Maratonaは、Oh So Sharp(英9戦7勝、1985年のG1-英オークス、同年のG1-英1000ギニー、同年のG1-英セントレジャーなど重賞5勝)の半姉。6代母MalindiはNasrullahの全妹。

 

11・ハクサンテンシ 牝2
父・モンテロッソ、母・バタラバ、母父・バンブービギン
生産者・森俊雄、(美)浅野洋一、野中悠太

・2週連続、坂路追い。先週は一杯に追われ、今週は野中騎手が乗り、ラスト強めに追われているが、時計はいずれもまだ水準レベルに達していない。

・母は18戦2勝。本馬は9番仔。3代母インメモリーの半兄にAffirmed(1978年、1979年のエクリプス賞年度代表馬、1978年の米3冠馬でG1を14勝、重賞18勝)。

 

12・ディライトプロミス 牝2
父・Lemon Drop Kid、母・Teddy’s Promise、母父・Salt Lake
生産者・Ted Nichols and Judith E Nichols Trust Dated February 18 1999、(栗)池添学、デムーロ

・先週はCWで6Fから直線強めに乗られるが、時計は水準以下。今週はデムーロ騎手が乗り、坂路で馬なり調整。派手な時計は出ていない。

・募集価格2000万円。母はアメリカで29戦11勝、G1-ラブレアS、G2-サンタモニカHの勝ち馬。本馬は初仔。祖母の半兄General MeetingはG3-ヴォランテHの勝ち馬。父Lemon Drop KidはKingmambo産駒。G1-ベルモントS、G1-トラヴァーズS、G1-ホイットニーH、G1-米フュチュリティS、G1-ウッドワードSなど米重賞7勝。

 

13・ノヴィア 牝2
父・ハードスパン、母・リメレンス、母父・Seeking the Gold
生産者・ダーレージャパンファーム、(美)加藤征弘、岩田康誠

・2週連続、南Wで馬なりで乗られる。先週は6Fから、今週は4Fから時計を出しているが、先週の4F以降の時計は水準級。

・母は未出走。本馬は4番仔。3代母Luv Luvin’を牝祖とする活躍馬多数で、Dolphin Street(G1-フォレ賞など重賞3勝)、Saffron Walden(G1-愛2000ギニー)、Sequoyah(G1-モイグレアスタッドS)、Queen Cleopatra(G1-愛1000ギニー)、Henrythenavigator(G1-英2000ギニー、G1-愛2000ギニー、G1-セントジェイムズパレスS、G1-サセックスSなど重賞5勝)、Listen(G1-フィリーズマイル)など。

 

14・ソングオブファイア 牡2
父・パイロ、母・ギフトオブソング、母父・Unbridled’s Song
生産者・ダーレージャパンファーム、(美)高柳瑞樹、三浦皇成

・2週連続、南Wで4Fから乗られる。先週は三浦騎手が乗り、ゴール前仕掛けられる形での攻めで、水準以上の時計を計時。併走馬(古1000万)を1秒以上追走し、1秒程突き放して先着。今週は西村太騎手が乗り、一杯に追われ、水準級の時計をマーク。併走馬(古1600万)を追走し同入。2週連続の好調教で争覇圏内突入へ。

・母はアメリカで8戦3勝。本馬は5番仔。祖母の半兄ManntariはG1- 愛ナショナルSの勝ち馬。

 

15・ロトヴィーナス 牝2
父・サウスヴィグラス、母・オボロヅキ、母父・カリズマティック
生産者・タガミファーム、(美)小桧山悟、武士沢友

・2週連続、南Wで4Fから乗られる。先週は武士沢騎手が乗り一杯に追われるも、ラスト1Fややバテ気味でイマイチな印象。今週は見習騎手が乗りゴール前仕掛けられる形での攻めだったが、今週はラスト1F12秒台半ばでまとめている。

・母はグランド牧場の生産馬で28戦2勝。本馬は5番仔。4代母がアグサン。アグサンの直仔のビワハイジ(G1-阪神3歳牝馬S、G3-札幌3歳S、G3-京都牝馬特別)を牝祖とする活躍馬にアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、ブエナビスタ、トーセンレーヴ、ジョワドヴィーヴル、サングレアル。