Speightstown産駒・モズスーパーフレアとStormy Atlantic産駒・アサクサゲンキの音無厩舎の2頭が坂路で好時計をマーク。CW組ではノヴェリスト産駒・ヴァイザーが好調教を見せており、この3頭が人気となろうが、キンシャサノキセキ産駒・フローラルシトラス、パイロ産駒・バーニングペスカ、ダノンシャンティ産駒・ルリハリなども好調で、展開次第では上位入線の期待も。

 

1・シトリカ 牝2
父・ヨハネスブルグ、母・サチノスイーティー、母父・カリスタグローリ
生産者・競優牧場、(栗)牧浦充徳、小牧太

・2週連続、坂路で馬なりで乗られる。時計は新馬戦出走時のものよりは遅い時計。

・母は29戦6勝、G3-アイビスサマーダッシュの勝ち馬で、G3-オーシャンSとG3-かきつばた記念で2着。本馬は3番仔。母の半弟ナニハトモアレはG3-マーチS2着、G3-アンタレスS2着。

 

2・イイコトズクシ 牡2
父・キンシャサノキセキ、母・モットヒカリヲ、母父・アフリート
生産者・木村牧場、(栗)音無秀孝、荻野極

・今週は坂路で荻野極騎手が乗り、馬なりで半マイル52.4秒、ラスト1F12.6秒。加速ラップを踏めており、良好な調整過程。自己ベストは半マイル51.0秒だが、これは一杯に追われての時計。馬なりで半マイル52.4秒なら問題ないだろう。

・母は12戦2勝。本馬は10番仔。半兄イヤダイヤダは2005年のG2-ニュージーランドTの2着馬。伯母ワナは2002年のG3-新潟2歳Sの勝ち馬。

 

3・テイエムスグレモン 牡2
父・ディープブリランテ、母・フォレストゾーン、母父・Forest Wildcat
生産者・新冠橋本牧場、(栗)山内研二、松山弘平

・2週連続、CWで4Fから一杯に追われる。先週はラスト1Fが12.8秒とやや物足りないが全体時計は水準級。今週は全体時計はやや遅めだが、ラスト1F11.9秒で、併走馬(古1600万)を先行し先着。順調な調整過程を経てきた印象。

・母は11戦1勝。本馬は11番仔。祖母の半弟Prospectors GambleはG2-ベルエアH、G3-トリプルベンドH、G3-エイフェノメノンSの勝ち馬。

 

4・フローラルシトラス 牝2
父・キンシャサノキセキ、母・ケイティマイヒメ、母父・コロナドズクエスト
生産者・桑田牧場、(美)武井亮、藤田菜七子

・先週は南Wで藤田菜騎手が乗り、4Fから馬なり調整。時計は水準以上で併走馬(古オープン)を先行し先着している。今週は小倉芝で4Fからゴール前気合をつけられる形での攻め。ラスト1F11.8秒でまとめており、まずまず。

・母は17戦1勝。本馬は2番仔。

 

5・オーロスターキス 牝2
父・ヘニーヒューズ、母・ニシノビギン、母父・パラダイスクリーク
生産者・本桐牧場、(栗)南井克巳、川島信二

・中1週ということもあり、中間目立った時計は出していない。小倉ダートで馬なりで軽く乗られているのみ。

・母は22戦2勝。本馬は6番仔。母の従弟にネロ(G3-京阪杯の勝ち馬でG2-セントウルS2着、G3-アイビスサマーダッシュ2着)、母の従妹にニシノマオ(G3-小倉2歳S2着、G3-フェアリーS3着)、ニシノマナムスメ(G2-マイラーズC2着、G3-愛知杯2着)、母の従兄にニシノシンフォニー(G2-セントライト記念2着)。祖母の半姉はニシノフラワー(G1-阪神3歳牝馬S、G1-桜花賞、G1-スプリンターズS、G2-デイリー杯3歳S、G2-マイラーズC、G3-札幌3歳S)。

 

6・ニシノダンテ 牡2
父・タイキシャトル、母・カナエチャン、母父・マンハッタンカフェ
生産者・谷川牧場、(栗)田所秀孝、三津谷隼

・今週は坂路で見習騎手が乗りラスト強めに追われ、半マイル54.5秒、ラスト1F12.3秒。時計は水準以下で自己ベストでもない。

・母は19戦2勝。本馬は初仔。祖母の半姉ミルレーサーの産駒にフジキセキ(G1-朝日杯3歳S、G2-弥生賞)、シャイニンレーサー(G3-マーメイドS)。ミルレーサーの孫にシャイニンルビー(G3-クイーンC)、キョウエイアシュラ(Jpn3-テレ玉杯オーバルスプリント)、ノボリディアーナ(G2-府中牝馬S)。

 

7・ペイシャルアス 牝2
父・ストロングリターン、母・ルアス、母父・タイキシャトル
生産者・杵臼斉藤牧場、(栗)坂口正則、川田将雅

・連闘での出走。中間は小倉に滞在しダートで軽く乗られているのみ。

・母は14戦2勝。本馬は2番仔。祖母の半弟ウインクリューガーは2003年のG1-NHKマイルC、同年のG3-アーリントンCの勝ち馬。祖母の半姉の直仔ソリッドプラチナムは2006年のG3-マーメイドSの勝ち馬。

 

8・タイセイソニック 牡2
父・ディープブリランテ、母・ヴィエナトウショウ、母父・ワイルドラッシュ
生産者・萩澤國男、(栗)西村真幸、鮫島克駿

・中1週での出走。既にここが6戦目だが、今週小倉ダートで4Fから馬なりで乗られている。

・2017年JRAブリーズアップセールにて2916万円で落札。母は14戦3勝。本馬は3番仔。

 

9・ヴァイザー 牡2
父・ノヴェリスト、母・ヴァイスハイト、母父・アドマイヤベガ
生産者・ノーザンファーム、(栗)高橋亮、北村友一

・先週はCWで北村友騎手が乗り、5Fから強めに追われ、4F以降の時計は水準以上をマーク。併走馬(3未勝)を追走し大きく先着しているが、この時計なら当然だろう。今週はCWで4Fから馬なりで乗られ、ラスト1F12.1秒でまとめている。キングジョージを最速タイムで勝った父の仔だけに、1200mの距離がどうかだが、母が現役時にあげた2勝はいずれもダート1000m。母の競走成績だけみると、1200mでも問題なさそうだが、果たしてどうか。調整過程は至って良好。

・募集価格2400万円。母は21戦2勝。本馬は5番仔。母の半弟にランフォルセ(Jpn2-ダイオライト記念、Jpn2-浦和記念、G3-エルムS、Jpn3-佐賀記念)、ノーザンリバー(Jpn2-さきたま杯2勝、Jpn2-東京盃、G3-アーリントンC、G3-カペラS、Jpn3-東京スプリント)。母の半姉の仔にロジユニヴァース(G1-日本ダービー、G2-弥生賞、G3-札幌2歳S、G3-ラジオNIKKEI杯)、ジューヌエコール(G2-デイリー杯2歳S、G3-函館スプリントS)。

 

10・バーニングペスカ 牡2
父・パイロ、母・メイショウガンツ、母父・ダイワメジャー
生産者・三嶋牧場、(栗)松永昌博、川須栄彦

・2週連続、坂路追い。先週は川須騎手が乗り、ラスト強めに追われ、半マイル53.2秒、ラスト1F12.3秒。今週は川須騎手が乗り、馬なりで半マイル58.1秒、ラスト1F11.8秒。いずれも加速ラップを踏めており、調子は良さそうな印象。

・母は13戦1勝。本馬は初仔。3代母Stylish StarはG3-デルマーオークス、G3-ダリアHの勝ち馬。

 

11・モズスーパーフレア 牝2
父・Speightstown、母・Christies Treasure、母父・Belong to Me
生産者・Alpha Delta Stables LLC、(栗)音無秀孝、松若風馬

・今週は松若騎手が乗り、坂路を馬なりで乗られ、半マイル51.6秒、ラスト1F12.9秒の自己最速タイムをマーク。アサクサゲンキと同入する内容。使われてさらに上昇気配にある印象。

・母は米1戦0勝。父SpeightstownはGone West産駒。2004年のG1-BCスプリントの勝ち馬で、重賞4勝。母父Belong to MeはDanzig産駒。G3-ブージャムH、G3-ベストターンSの勝ち馬。BMSとして近年はステイインシアトル(G3-鳴尾記念)を輩出。

 

12・ナムラアッパレ 牡2
父・ネオユニヴァース、母・ナムラミーティア、母父・サクラバクシンオー
生産者・いとう牧場、(栗)目野哲也、太宰啓介

・今週はCWで太宰騎手が乗り5Fから馬なりで乗られる。ここが5戦目になる馬で強い調教は必要ない感じなのだろうが、目を引く調整過程ではない。

・母は11戦2勝で2008年のG3-函館2歳Sでフィフスペトルの2着。本馬は4番仔。母の伯母トウカイミステリーは2011年のG3-北九州記念の勝ち馬。

 

13・ルリハリ 牝2
父・ダノンシャンティ、母・コスモランゲル、母父・スターオブコジーン
生産者・ビッグレッドファーム、(美)萱野浩二、嘉藤貴行

・先週は南Wで6Fから直線一杯に追われ、水準以上の好時計を計時。今週は嘉藤騎手が乗り南Wを4Fから馬なりで乗られる。輸送はあるが先週の時計からここでも面白い存在。

・母は22戦2勝。本馬は4番仔。母の従兄マイネルデュプレはG3-共同通信杯の勝ち馬。母の従妹マイネグレヴィルはG3-札幌2歳S2着、G3-フラワーC2着。母の従弟マイネルシュバリエはG3-札幌2歳S2着。祖母の半妹マイネミモーゼはG2-フローラS2着。

 

14・アイアンクロー 牡2
父・アドマイヤムーン、母・ヤマノアイリー、母父・グラスワンダー
生産者・チャンピオンズファーム、(栗)斉藤崇史、浜中俊

・今週は浜中騎手が乗り、坂路で馬なり調整。半マイル57.3秒、ラスト1F12.5秒。調子をキープすることに主眼を置いた調整だろう。

・母は社台ファームの生産馬で10戦0勝。本馬は8番仔。祖母ダイワノブレスはフジキセキ(1994年のJRA最優秀2歳牡馬で、同年のG1-朝日杯3歳S、1995年のG2-報知杯弥生賞の勝ち馬)の全妹。

 

15・ナムラバンザイ 牡2
父・ヨハネスブルグ、母・ソアリングピアス、母父・エルコンドルパサー
生産者・林時春、(栗)目野哲也、田中健

・今週は田中健騎手が乗り、CWで5Fから馬なり調整。ここが5戦目になる馬で、上積みを目指すのではなく、あくまでも調子の維持のための調整といった感じ。

・母は社台ファームの生産馬で10戦1勝。本馬は6番仔。叔母ウイングレットは2005年のG3-中山牝馬Sの勝ち馬。祖母エアウイングスは1997年のG2-サンスポ賞阪神牝馬特別の勝ち馬。

 

16・スーサンドン 牡2
父・フサイチセブン、母・グランジョイ、母父・ダンスインザダーク
生産者・浦河日成牧場、(栗)岩元市三、和田竜二

・8/25にCWで5Fから馬なりで乗られ、水準級の時計をマーク。今週は和田騎手が乗り、CWで5Fから馬なりで乗られる。持ち時計は遅いが、調子は落ちていない印象。

・母は19戦1勝。本馬は5番仔。母の半姉レイナワルツはG3-スパーキングレディーC2着、G1-JBCクラシック3着、G2-フィリーズレビュー3着、G2-エンプレス杯3着、G3-白山大賞典3着。

 

17・アサクサゲンキ 牡2
父・Stormy Atlantic、母・Amelia、母父・Dixieland Band
生産者・Alexander-Groves-Matz LLC.、(栗)音無秀孝、武豊

・今週は武豊騎手が乗り、坂路を馬なりで乗られ、半マイル51.6秒、ラスト1F12.9秒。モズスーパーフレアと同入する内容。ここが4戦目になるが、調教でこれだけの時計が出ているなら調子は明らかに良く、争覇圏内と判断出来る。

・母はアメリカで17戦4勝。祖母Aquilegiaは1993年のG2-ニューヨークH(USA芝10.0F)、1994年のG3-ブラックヘレンH(USA芝9.0F)の勝ち馬。祖母の半姉Foreign Courierの産駒にGreen Desert(1986年のG1-ジュライC(GB芝6.0F)など重賞4勝)。祖母の半姉バラダの孫にノーリーズン(2002年のG1-皐月賞の勝ち馬)など、活躍馬の多い牝系。

 

18・ジュンドリーム 牝2
父・トビーズコーナー、母・ディアコトミ、母父・プリサイスエンド
生産者・小島牧場、(栗)西村真幸、幸英明

・2週連続、坂路追い。先週は強めに追われたが、半マイル55.8秒、ラスト1F12.4秒。今週は馬なりで乗られ、半マイル57.2秒、ラスト1F12.1秒。既にここが5戦目とはいえ、目を引くような調整過程ではない。

・母は21戦1勝。本馬は3番仔。叔母レッドアゲートは2008年のG2-フローラSの勝ち馬。祖母の兄テイエムメガトンは1997年のG1-ダービーGPの勝ち馬。