先週は4頭が新たに入厩し、退厩馬はゼロ。純増4頭の計10頭が美浦に入厩中。ロックディスタウンの札幌2歳S制覇に続けとばかりに、秋競馬デビューを目指す新入厩馬に注目が集まる。今週も各馬の調整動向をお届けする。

 

ケンタッキーグラス(牡・勢司和浩・母フォルナリーナ by Capote)

・8/30(水)に南Dで馬なりで5Fから乗られる。まだデビューに向けての調整がはじまったばかりで時計云々をいう段階ではない。

・社台ファームの生産馬。母は36戦3勝、1999年のG2-報知杯4歳牝馬特別でフサイチエアデールの3着。本馬は10番仔。従兄にハートビートソング(G2-目黒記念2着、G2-青葉賞3着、G3-アンタレスS3着)、ストームセイコー(JG3-新潟ジャンプS)。

 

サヴォアフェール(牝・田中剛・母ターキー by Sinndar)

・先週新たに入厩。まだ時計は出していない。

・母は14戦3勝。本馬は6番仔。母の半弟にダノンシャーク(G1-マイルチャンピオンシップ、G3-京都金杯、G3-富士S)。4代母Toute Cyを牝祖とする主な活躍馬にMontjeu(G1-仏ダービー、G1-愛ダービー、G1-凱旋門賞、G1-キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、G1-サンクルー大賞、G1-タタソールズゴールドCなど重賞9勝)、Galileo Gold(G1-英2000ギニー、G1-セントジェイムズパレスSなど重賞3勝)、Goldream(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-キングズスタンドSなど重賞3勝)、Again(G1-愛1000ギニー、G1-モイグレアスタッドSなど重賞3勝)。

 

ササノユキオルフェ(牡・大竹正博・母ハッピーリクエスト by トニービン)

・9/3の新潟芝1800mの新馬戦に出走し15着(2.8秒差)。レース後の大竹調教師のコメントによると「返し馬で他馬に絡まれて暴走してしまった」「これがすべてですね」とのこと。結果はノーカウントということでいいのだろうが、父の血を感じさせる一筋縄ではいかなそうな部分がこれからどうでるか。

・社台ファームの生産馬。2017年の千葉サラブレッドセールにて3888万円で落札。母は25戦6勝。本馬は11番仔。半兄ミリオンディスクはG3-カペラS、G3-北海道スプリントカップの勝ち馬で、他にダート重賞入着8回。半兄リクエストソングはG3-きさらぎ賞2着、G3-小倉記念3着。半姉アムールポエジーはJpn2-関東オークスの勝ち馬。従兄にエルカミーノ(G3-新潟大賞典3着2回)、モノポール(G3-富士S2着)。従姉にワイドサファイア(G2-フローラS2着)。母の半姉クイーンソネットはG3-新潟記念2着。

 

サトノテラス(牡・藤沢和雄・母サトノアマゾネス by Danehill)

・9/2の札幌芝1500mの新馬戦に出走し3着(0.6秒差)。レース後のルメール騎手のコメントによると「ラスト20mで動きが重くなった」「距離的には1600~1800ぐらいかな」とのこと。パドックで馬っ気も出していたように、若さが残る状態で、この部分がこれから使っていく過程でどこまで解消されていくか。

・社台ファームの生産馬。母は3戦1勝。本馬は4番仔。半兄サトノアレスは2016年のJRA賞最優秀2歳牡馬で、同年のG1-朝日杯FSの勝ち馬。祖母の半兄ロイヤルアカデミーIIはG1-BCマイル、G1-ジュライC、G3-テトラークSの勝ち馬。祖母の半兄Pancho VillaはG2-シルヴァースクリーンH、G2-ベイショアS、G3-ナショナルスプリントChの勝ち馬。母の従兄Storm CatはG1-ヤングアメリカSの勝ち馬で種牡馬入り後の影響力の大きさは承知の通り。

 

シゲルタケノコ(牡・伊藤圭三・母ピュアゴシップ by Pure Prize)

・先週新たに入厩(5/6から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。6/9に既にゲート試験には合格しており、ここからデビューに向けての調整がスタート。9/3に南Wで4Fから馬なりで乗られ、今週の追い切りに備えている。

・母はアメリカで4戦2勝、G3-ミスグリジョSの勝ち馬。本馬は2番仔。祖母の半弟Street GameはG3-ヒルプリンスSの勝ち馬。3代母Thunder AchieverはG2-ファーストフライトHの勝ち馬。

 

ナナルテア(牝・池上昌和・母ヨナグッチ by Yonaguska)

・先週新たに入厩。まだ時計は出しておらず、坂路に入り始めたばかり。

・募集価格2200万円。追分ファームの生産馬。母は米11戦2勝、G1-スピナウェイS3着。本馬は5番仔。4代母Golden HordeはG1-モンマスオークスの勝ち馬。

 

プレシャスリーフ(牡・高柳瑞樹・母クローバーリーフ by タニノギムレット)

・先週新たに入厩(サンデーのHPによると8/25に入厩していたとのこと)。ゲート練習を開始しているとのことで、まずはゲート試験合格へ注力する形。

・募集価格3200万円。ノーザンファームの生産馬。母は34戦3勝。本馬は初仔。母の半兄グリッターウイングはG-レパードS2着、JG3-小倉サマージャンプ3着。祖母の半弟トーセンアレスはJpn2-浦和記念3着。祖母の従弟にスズカマンボ(G1-天皇賞(春)、G3-朝日チャレンジC)、祖母の従妹の直仔にクイーンマンボ(Jpn2-関東オークス)。

 

マイキャラット(牝・小島茂之・母マイスイートホーム by ブライアンズタイム)

・8/30、8/31、9/3と坂路で馬なり調整を続けており、9/3(日)には半マイル55.0秒、ラスト1F13.2秒を計時。この後、今週早めの時計を出して中2週で未勝利戦へ出走、という流れだろうか。

・母は19戦2勝。本馬は3番仔。母の全弟バーディバーディはJpn2-兵庫チャンピオンシップ、G3-ユニコーンSの勝ち馬。4代母メイプルジンスキーはG1-アラバマS、G1-モンマスオークスの勝ち馬。

 

ラッキーチョウサン(牡・和田正一・母シャドウシルエット by シンボリクリスエス)

・8/30(水)に南Wで一杯に追われ、時計は詰めてはいるがまだ水準レベルの時計は出ておらず、ラスト1F14.4秒もかかってしまう。もう少し乗り込んでタイムを詰めたいところだろう。

・母はノーザンファームの生産馬で未出走。本馬は6番仔。半兄ケイアイチョウサンはG3-ラジオNIKKEI賞の勝ち馬で、G3-京成杯3着。半兄オジュウチョウサンは2016年のJRA賞最優秀障害馬で、JG1-中山グランドジャンプ(2勝)、JG1-中山大障害、JG2-東京ハイジャンプ、JG2-阪神スプリングジャンプ、JG3-東京ジャンプSの勝ち馬。従兄メトロノースはJpn3-北海道2歳優駿の勝ち馬。母の半兄アルランはG2-オグリキャップ記念、G2-ブリーダーズGCの勝ち馬。

 

ロックディスタウン(牝・二ノ宮敬・母ストレイキャット by Storm Cat)

・9/2の札幌芝1800mの札幌2歳S(G3)に出走して1着(-0.0秒差)。おそらく今後は一息入れられることとなろうが、サンデーのHPにで発表される今後の動向については、随時、当欄にてお届けする予定である。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格3000万円。母は1戦0勝。本馬は10番仔。半姉タガノエリザベートはG3-ファンタジーSの勝ち馬。半姉キャットコインはG3-クイーンCの勝ち馬。母の半弟ゼンノロブロイは2004年のJRA賞年度代表馬、同年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬で、G1-天皇賞(秋)、G1-ジャパンカップ、G1-有馬記念、G2-青葉賞、G2-神戸新聞杯の勝ち馬。祖母ローミンレイチェルはG1-バレリーナH、G2-ボーモントS、G3-ブラウン&ウイリアムソンHの勝ち馬。