先週は2頭が入厩し、1頭が退厩。純増1頭の計16頭が栗東に在厩中。トゥザフロンティアが帰厩し調整をスタートしており、まず注目されるが、今週デビュー予定の馬が2週連続で好調教を披露しており、こちらのデビュー戦もまた注目される。今週も各馬の最新の調整動向をお届けする。

 

※9/6(水)の追い切りは未反映のデータになります。

 

アンヴァル(牝・藤岡健一・母アルーリングボイス by フレンチデピュティ)

・9/3の小倉芝1200mの未勝利戦に出走し、1着(-0.2秒差)。レース後の武豊騎手のコメントによると「2走目で状態も良かった」「スタートが上手く決まったのが勝因」とのこと。この後、放牧を予定している旨のコメントが藤岡調教師より出ている。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格2000万円。母は21戦4勝、G3-小倉2歳S、G3-ファンタジーSの勝ち馬で、G3-北九州記念2着。本馬は5番仔。祖母アルーリングアクトはG3-小倉3歳Sの勝ち馬。

 

ウインネプチューン(牡・飯田雄三・母エルノヴァ by サンデーサイレンス)

・9/2の小倉芝2000mの未勝利戦に出走し、3着(1.4秒差)。レース後の松山騎手のコメントによると、「もう少し自分から動けるようになればいい」「使いつつよくなってる感じ」とのこと。

・母は2004年のG1-エリザベス女王杯(京都芝2200)でアドマイヤグルーヴの3着。他に重賞2着が2回、3着が1回。本馬は7番仔。祖母の半兄にジェネラス、オースミタイクーン。叔母の産駒にディーマジェスティ。

 

オールマイハート(牝・安田隆行・母ブルーモーメント by ダンスインザダーク)

・8/31(木)にCWで北村友騎手が乗り、4Fから直線一杯に追われる。3F以降の時計は水準級でラスト1F11.6秒。予定通り、今週デビューということなら最終追いが注目される。

・母は19戦2勝。本馬は2番仔。母の半兄にトランセンド(G1-ジャパンカップダート(2勝)、G1-フェブラリーS、Jpn1-マイルCS南部杯、G3-みやこS、G-レパードS)。

 

カレンエクスカリバ(牡・平田修・母フィヨルドクルーズ by サンデーサイレンス)

・9/3(日)に坂路を馬なりで乗られ、半マイル58.0秒、ラスト1F14.1秒。

・2015年のセレクトセールにて5616万円で落札。社台ファームの生産馬。母は29戦5勝、G3-愛知杯3着、G3-福島牝馬S3着。本馬は5番仔。3代母Rowaの半妹にOh So Sharp(英9戦7勝、1985年のG1-英オークス、同年のG1-英1000ギニー、同年のG1-英セントレジャーなど重賞5勝)。8代母Mumtaz Mahalから連なる牝系。

 

サンライズカナロア(牡・安田隆行・母ストリートスタイル by アドマイヤベガ)

・8/31(木)に坂路で北村友騎手が乗り馬なりで乗られる。半マイル52.8秒、ラスト1F12.3秒。2週連続、水準以上の時計を出しており、調教の進度はかなりのものでデビューが近い印象。

・母は29戦4勝で準OP勝ちの実績あり。本馬は3番仔。母の半妹ブロードストリートはG2-ローズSの勝ち馬。母の半兄フィニステールはG2-青葉賞3着。祖母の半姉Mysteriesの産駒にヒシアケボノ(G1-スプリンターズS、G2-スワンS)、アグネスワールド(G1-アベイユドロンシャン賞、G1-ジュライC、G2-CBC賞、G2-全日本3歳優駿、G3-函館3歳S)。

 

スイートレモネード(牝・須貝尚介・母ドルチェリモーネ by サンデーサイレンス)

・8/31にゲート試験合格。合格後、9/3に坂路を馬なりで乗られ、半マイル58.1秒、ラスト1F13.6秒。ここからデビューに向けての本格的な調整がスタート。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。母は25戦2勝、2004年の忘れな草賞(OP)の勝ち馬。本馬は6番仔。祖母レモンスフレⅡはG1-モイグレアスタッドS、G2-ファルマスS、G3-チェリーヒントンSの勝ち馬。

 

スズカローレル(牝・橋田満・母スズカローラン by サンデーサイレンス)

・8/27(日)の札幌芝1200mの新馬戦で11着(2.7秒差)。レース後はまだ時計を出していない。

・母は32戦4勝。本馬は6番仔。半兄スズカデヴィアスは2015年のG2-京都記念で2着、2017年のG3-金鯱賞で3着。祖母の半弟にG1馬・スズカフェニックス。

 

タガノシムナ(牝・川村禎彦・母タガノディーバ by フジキセキ)

・9/3の小倉芝1200mの未勝利戦に出走し、9着(2.5秒差)。見せ場に乏しい負け方だったが、新馬戦の時計(1.11.7)とほぼ同じ時計(1.11.5)では走っている。

・母は社台コーポレーション白老ファームの生産馬で10戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄サンカルロはG2-阪神C(2勝)、G2-ニュージーランドT、G3-阪急杯の勝ち馬。3代母Miss SecretoはG2-イタリア1000ギニーなどイタリアで重賞3勝。

 

ダノンスマッシュ(牡・安田隆行・母スピニングワイルドキャット by Hard Spun)

・9/2の新潟芝1400mの新馬戦に出走し、2着(0.0秒差)。レース後の戸崎騎手のコメントによると、「いいモノを持っている馬」「今日は前でやり合ってしまった」とのこと。未勝利戦に回ってもすぐチャンスがきそうな内容。

・母はアメリカで6戦1勝。本馬は2番仔。母の半兄War ChantはG1-BCマイル、G2-サンラファエルS、G2-オークトリーBCマイルの勝ち馬。祖母Hollywood WildcatはG1-BCディスタフ、G1-ハリウッドオークス、G1-ゲイムリーH、G2-デルマーオークス、G3-ソロリティSの勝ち馬。

 

トゥザフロンティア(牡・池江泰寿・母トゥザヴィクトリー by サンデーサイレンス)

・先週新たに再入厩。9/3に坂路を馬なりで乗られ、半マイル56.9秒、ラスト1F12.4秒。新馬戦は3頭がその後、未勝利戦を勝ちあがったレースだが、フワフワした走りでも勝ってしまった、という内容。放牧を経てどう変わっているのか、注目される。

・ノーザンファームの生産馬。母も同様で21戦6勝、2001年のG1-エリザベス女王杯など重賞4勝。本馬は11番仔。半兄トゥザグローリーは重賞5勝、半兄トゥザワールドはG2-弥生賞の勝ち馬、半姉トーセンビクトリーはG3-中山牝馬Sの勝ち馬。

 

ヘヴンリーブライド(牝・浜田多実・母ビアンカシェボン by フジキセキ)

・8/31(木)に荻野極騎手が乗り坂路で乗られるも、半マイル55.6秒、ラスト1F12.4秒。まだ水準級の時計は出ていない。

・ノーザンファームの生産馬。母は3戦1勝。本馬は初仔。叔父にJpn3-東京スプリントの勝ち馬・ゼンノパルテノン。母の叔母の産駒に重賞4勝のアドマイヤキッス、重賞3勝(全て新潟)のパッションダンス。

 

ミヤジサクラコ(牝・岩元市三・母ミヤジプロスパー by マルゼンスキー)

・先週新たに入厩(8/25から坂路で時計を出しており、馬名登録されたのが先週)。まだ15-15レベルにも満たない時計しか出していない。

・母は22戦3勝。本馬は12番仔。祖母の半妹テイエムリズムはG3-小倉3歳Sの勝ち馬。

 

ヤエノグラフ(牝・安田隆行・母シーカーマ by Exchange Rate)

・8/31(木)にCWで4Fからやや一杯に追われ、3F以降は水準級の時計。3F以降だけの時計なら新馬戦出走時の時計を既に上回っており、未勝利戦出走に向けて順調な調整過程を見せている。

・2016年のセレクトセールにて4320万円で落札。ノーザンファームの生産馬。母はアメリカとカナダで16戦3勝、2008年のG3-ナタルマSの勝ち馬。本馬は5番仔。

 

ラガーデリゲート(牝・池添学・母ラガーリンリン by クロフネ)

・9/2の小倉ダ1000mの未勝利戦に出走し、9着(2.2秒差)。レース後の松山騎手のコメントによると「ちょっと敗因が掴めない」とのこと。バッタリ止まったところを見ると、ダートよりは芝のほうが良さそうな印象。

・母は31戦4勝。本馬は初仔。3代母サクラレディⅡの半兄にグルームダンサー(G1-リュパン賞など重賞5勝)。3代母サクラレディⅡの半妹の仔にキンシャサノキセキ(G1-高松宮記念2勝など、重賞7勝)。

 

ルリジオン(牡・石坂正・母フェイドレスシーン by タニノギムレット)

・8/30(水)に坂路を馬なりで乗られ、半マイル58.1秒、ラスト1F14.1秒。未勝利戦出走に向けた調整がスタートしている。

・社台コーポレーション白老ファームの生産馬。募集価格2600万円。母は31戦3勝。本馬は3番仔。4代母は桜花賞3着馬。

 

ロードラナキラ(牡・高野友和・母エンジェリックレイ by ダイワメジャー)

・8/30(水)にCWで6Fから馬なりで乗られ、水準以上の時計をマーク。先週は一杯に追われ水準級の時計だったので、2週連続で好調教、しかも内容的には上向いている感じ。今週、池添騎手でデビュー予定と報じられているが、注目の存在。

・募集価格2376万円。母は1戦0勝。本馬は初仔。母の半兄ダノンバラードはG2-アメリカジョッキーC、G3-ラジオNIKKEI杯の勝ち馬で、G1-宝塚記念2着、G1-皐月賞3着など他に重賞入着7回。母の半兄ロードアリエスはG2-京都新聞杯2着。祖母レディバラードはG3-クイーン賞、G3-TCK女王盃の勝ち馬。祖母の半弟Sligo BayはG1-ハリウッドターフカップ、G3-シネマHの勝ち馬。

 

アクアリブラ(牝・西村真幸・母ロゼシャンパーニュ by ゼンノロブロイ)

→先週は入厩していたが既に退厩。9/3の札幌芝1200mの未勝利戦に出走し、13着(2.0秒差)。