現地時間9/10(日)にアイルランドのカラ競馬場にて、アイルランドの2歳牝馬チャンピオン決定戦のG1-モイグレアスタッドS(7F)が行われる。このレースにディープインパクト産駒・September(セプテンバー)が出走予定。現在のブックメーカーの前売りオッズと有力馬のプロフィールをお届けする。

 

※オッズはWilliam HILL社の前売り単オッズ。まだ枠順なども出ておらず、各馬とも正式に出走が決定しているわけではないが、ブックメーカーがこのようなオッズを出している=出走濃厚、と思われる。

 

Magical:2.75倍

父・Galileo、母・Halfway To Heaven、母父・Pivotal
トレーナー:A P O’Brien

・3戦2勝。前走のG2-Debutante Stakes(7F)を勝ったことで、ここは1番人気の評価となっている。全姉のRhododendronが2歳G1を勝っており、早熟性は折り紙付き。

・母のHalfway To Heavenは2008年のG1-愛1000ギニー、同年のG1-サンチャリオットS、同年のG1-英ナッソーSの勝ち馬。全兄Flying the Flagは2013年のG3-愛インターナショナルSの勝ち馬。全姉Rhododendronは2016年のG1-フィリーズマイル、同年のG2-デビュータントSの勝ち馬。祖母のCassandra Goはスプリント路線で活躍した馬で、2001年のG2-キングズスタンドS(GB芝5.0F)、同年のG2-テンプルS(GB芝5.0F)、2000年のG3-キングジョージS(GB芝5.0F)の勝ち馬。

 

Clemmie:4.00倍

父・Galileo、母・Meow、母父・Storm Cat
トレーナー:A P O’Brien

・4戦2勝。前走のG2-Duchess Of Cambridge Stakes(6F)、前々走のG3-Grangecon Stud Stakes(6F)を連勝中。

・全兄Churchillは今年の英愛2000ギニー馬で、昨年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬。G1タイトルは4つ(英2000ギニー、愛2000ギニー、デューハーストS、ナショナルS)。祖母AirwaveはG1-チェヴァリーパークS、G2-リッジウッドパールS、G2-テンプルSの勝ち馬。

 

Happily:4.50倍

父・Galileo、母・You’resothrilling、母父・Storm Cat
トレーナー:A P O’Brien

・4戦2勝。前走のG2-Debutante Stakes(7F)ではMagicalの2着。RムーアがSeptemberではなく、この馬を選んだことで、レース前の人気もこちらが1番人気になっていたが、結果はエイダン・オブライエン厩舎第3の馬とみなされていたMagicalに敗れている。

・母・You’resothrillingは英愛仏で7戦2勝、勝ち鞍はいずれも2歳時にあげたもので、2007年のG2-チェリーヒントンS、同年のG3-ソードルズタウンスタッドスプリントSの勝ち馬。Giant’s Causeway(2000年のカルティエ賞年度代表馬で、G1を6勝)の全妹という良血馬。繁殖成績が素晴らしく、初仔のMarvellous(父・Galileo・牝)は2014年のG1-愛1000ギニーを制覇。2番仔のGleneagles(父・Galileo・牡)は2015年のG1-英2000ギニー、同年のG1-愛2000ギニー、同年のG1-セントジェイムズパレスS、2014年のG1-愛ナショナルSなど、重賞6勝。3番仔のCoolmore(父・Galileo・牝)は2015年のG3-愛パークSに優勝。4番仔のTaj Mahal(父・Galileo・牡3)はここまで12戦1勝で、今年のG1-仏ダービー4着。5番仔が本馬。

 

Alpha Centauri:5.00倍

父・Mastercraftsman、母・Alpha Lupi、母父・Rahy
トレーナー:Mrs J Harrington

・3戦2勝。前走のG3-Albany Stakes(6F)は2着。

・祖母East of the MoonはG1-ジャックルマロワ賞、G1-仏オークス、G1-仏1000ギニーの勝ち馬。3代母MiesqueはG1-BCマイル(2勝)、G1-ジャックルマロワ賞(2勝)、G1-イスパーン賞、G1-ムーランドロンシャン賞、G1-仏1000ギニー、G1-英1000ギニー、G1-マルセルブサック賞、G1-サラマンドル賞を勝った歴史的名牝。

 

September:7.00倍

父・Deep Impact、母・Peeping Fawn、母父・Danehill
トレーナー:A P O’Brien

・3戦2勝。前走のG2-Debutante Stakes(7F)では勝ったMagical、2着のHappilyに遅れを取り4着に敗れている。ここは正念場の一戦と言え、ここで再度、MagicalやHappilyに敗れると来春のG1取りは困難な状況に陥るだろう。

・母のPeeping Fawn(ピーピングフォーン)は10戦5勝でG1を4勝(G1-愛オークス、G1-ヨークシャーオークス、G1-愛プリティポリーS、G1-英ナッソーS)。父がデインヒルで母父がSadler’s Wells。クールモアが日本に連れてきてディープインパクトを交配させて、受胎した状態でアイルランドに戻って、アイルランドで出産されたのが、September(セプテンバー)である。