現地時間6/28(日)に仏サンクルー競馬場にて行われた、G1-サンクルー大賞と、愛カラ競馬場にて行われた、牝馬限定G1-プリティポリーSのレース結果と動画をお届けする。プリティポリーSは現役続行となったMagicalの復帰戦で、今後の古馬戦線を占う意味でも注目の一戦。

Grand Prix de Saint-Cloud(G1・芝2400m・4歳以上・仏サンクルー競馬場)

1着:Way To Paris

牡7、父・Champs Elysees、母・Grey Way、母父・Cozzene
調教師:Andrea Marcialis、騎手:Pierre-Charles Boudot

・3列目の内の最後方を追走していたWay To Parisが、直線で外に持ち出されると末脚一閃。接戦となったゴール前でNagano Gold、Ziyadの2頭をまとめて差し切ったWay To Parisが1着。

https://twitter.com/equidia/status/1277240785466019841

・今回の勝利で通算32戦6勝、G1初制覇重賞3勝目。前走6/14の仏G1-ガネー賞で勝ったSottsassとアタマ差の2着だった馬で、今季はこれで2着→1着→2着→1着と充実一途。

 1着:[2020/06/28]サンクルー大賞(仏G1・2400m・サンクルー)
 1着:[2020/05/31]シャンティイ大賞(仏G2・2500m・ドーヴィル)
 1着:[2019/07/14]モーリスドニュイユ賞(仏G2・2800m・パリロンシャン)

・父のChamps Elyseesは2003年英国産のデインヒル産駒。現役時はA Fabre師、Robert Frankel師に管理され、28戦6勝。カナディアンインターナショナルS(芝12f)、ハリウッドターフカップS(芝12f)、ノーザンダンサーターフS(芝12f)の3つの芝G1を含む芝重賞5勝。主な産駒にBillesdon Brook(英1000ギニー、サンチャリオットS)、Trip to Paris(ゴールドカップ)。2018年に心臓発作で亡くなっているが、クールモアがジャドモントファームから個人取引で購買し、2017年と2018年の2年間はアイルランドで供用されており、2017年は248頭、2018年は228頭に種付け。来年デビューする世代がラストクロップとなる。

・母のGrey Wayは伊G2-リディアテシオ賞の勝ち馬。半兄のDistant Way(父・Distant View)は伊G1-イタリア共和国大統領賞2勝など重賞3勝。半きょうだい(せん馬)のCima de Pluie(父・シングスピール)は伊G3-アンブロシアノ賞の勝ち馬。

2着:Nagano Gold(クビ差)

牡6、父・Sixties Icon、母・Never Enough、母父・Monsun
調教師:Vaclav Luka Jr、騎手:Christophe Soumillon

3着:Ziyad(アタマ差)

せん5、父・ロックオブジブラルタル、母・Arme Ancienne、母父・Sillery
調教師:C Laffon-Parias、騎手:Maxime Guyon

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/219/saint-cloud/2020-06-28/761482

Alwasmiyah Pretty Polly Stakes(G1・芝1m2f・3歳以上牝馬・愛カラ競馬場)

1着:Magical

牝5、父・Galileo、母・Halfway To Heaven、母父・Pivotal
調教師:A P O’Brien、騎手:Seamie Heffernan

・注目のMagicalは出たなりにハナに立つ競馬。マイペースの逃げが続き、直線残り2fで既に後続との差を広げていたMagicalがそのまま、手応え良く終いをまとめあげ、2着に4馬身半差をつけて快勝。

https://twitter.com/equidia/status/1277270529016283136

・今回の勝利で通算22戦10勝、G1・5勝目重賞9勝目。昨年10月の英チャンピオンSを制した後に、ブリーダーズC出走のための米国遠征を前に発熱を発症。その際にA P O’Brien師より引退が発表され、合わせて初年度はNo Nay Neverと交配されることも発表されていた。「彼女は負けん気が強く、堅実で、品格のある馬でした。彼女を管理することに喜びを感じており、光栄に思っていました」との師のMagical引退に寄せたコメントはこの馬の個性をよく表しているもの。その後、今年に入り、急転直下の現役復帰が発表され、今回復帰戦を快勝。Enableとは2018年のBCターフで3/4身差の大接戦を演じ2着、昨年のエクリプスSでも3/4身差の2着、ヨークシャーオークスでは2馬身3/4差の2着、と好勝負を演じてきた馬。今年も古馬戦線を盛り上げてくれそうである。

 1着:[2020/06/28]プリティポリーS(愛G1・1m2f・カラ)
 1着:[2019/10/12]英チャンピオンS(英G1・1m2f・アスコット)
 1着:[2019/09/14]アイリッシュチャンピオンS(愛G1・1m2f・レパーズタウン)
 1着:[2019/05/26]タタソールズゴールドC(愛G1・1m2f110yds・カラ)

 1着:[2019/05/06]ムーアズブリッジS(愛G2・1m2f・カラ)
 1着:[2019/04/13]アレッジドS(愛G3・1m2f・ネイス)
 1着:[2018/10/20]ブリティッシュチャンピオンズフィリーアンドメアS(英G1・1m4f・アスコット)
 1着:[2018/07/22]キルボイエステイトS(愛G2・1m1f・カラ)
 1着:[2017/08/20]デビュータントS(愛G2・7f・カラ)

母のHalfway To Heavenは現役時はA P O’Brien師に管理され、9戦4勝、アイリッシュ1000ギニー(1m)、ナッソーS(1m1f197yds)、サンチャリオットS(1m)の3つのG1に勝利。祖母のCassandra GoはG2-キングズスタンドS、G2-テンプルS、G3-キングジョージSの重賞3勝。全兄のFlying the Flagは愛G3-インターナショナルSの勝ち馬。全姉のRhododendronはロッキンジS、オペラ賞、フィリーズマイルの3つのG1を含む重賞4勝。

2着:Cayenne Pepper(4馬身半差)

牝3、父・Australia、母・Muwakaba、母父・Elusive Quality
調教師:Mrs John Harrington、騎手:Shane Foley

3着:Fleeting(1馬身3/4差)

牝4、父・Zoffany、母・Azafata、母父・Motivator
調教師:A P O’Brien、騎手:Wayne Lordan

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2020-06-28/758138