現地時間7/4(土)に米ニューヨーク州のベルモントパーク競馬場にて行われた、G1-メトロポリタンH、G1-マンハッタンSのレース結果と動画をお届けする。両レースとも例年はベルモントSのアンダーカードとしてベルモントSと同日に行われていたレース。

Runhappy Metropolitan Handicap(G1・ダ8f・3歳以上)

・1891年創設。通称、”Met Mile(メットマイル)”。”stallion-making race”として知られ、Tom Fool、Native Dancer、Buckpasser、Fappiano、Gulch、Ghostzapper、Quality Roadらが過去に制覇したレース。

1着:Vekoma

牡4、父・Candy Ride、母・Mona De Momma、母父・Speightstown
調教師:George Weaver、騎手:Javier Castellano

・Vekomaがハナを切り、1番人気のMcKinzieは4,5番手を追走。3角過ぎからMcKinzieが外から上昇するも行ききれない形で直線へ。直線はVekomaがラチ沿いで最後まで粘り切り、2番手以下を完封し1着。

https://twitter.com/WorldRacing1/status/1279534958277791744

・今回の勝利で通算8戦6勝、G1・2勝目重賞4勝目。1カ月前のカーターHに続きG1連勝。次走について陣営は8/1のG1-ホイットニーS(ダ9f)、8/29のG1-フォアゴーS(ダ7f)の名前をあげており、今後はBCダートマイルが大目標になる模様。2017年9月のキーンランド1歳馬セールにて13万5000ドルにて取引された馬。

 1着:[2020/07/04]メトロポリタンH(米G1・ダ8f・ベルモントパーク)
 1着:[2020/06/06]カーターH(米G1・ダ7f・ベルモントパーク)

 1着:[2019/04/06]ブルーグラスS(米G2・ダ9f・キーンランド)
 1着:[2018/11/04]ナシュアS(米G3・ダ8f・アケダクト)

・父のCandy Rideは1999年アルゼンチン産のRide the Rails産駒。現役時は6戦6勝、アルゼンチンとアメリカでG1を計3勝。アルゼンチンでは芝1600mで1:31.01、米デルマーではダ10fで1:59.11といずれもレコードを出し、豊かなスピードと万能性を示した馬。代表産駒にG1を6勝したGun Runner。昨年のTDNによる北米サイアーランキング14位。今年の種付料は過去最高額となる10万ドル。

母のMona De Mommaは13戦5勝、米G1-ヒューマナディスタフS(ダ7f)、米G3-ラスフローレスH(AW6.5f)の勝ち馬。同じ牝系の活躍馬にストリートセンス(ケンタッキーダービー、トラヴァーズS、BCジュヴェナイル)。

2着:Network Effect(1馬身1/4差)

牡4、父・Mark Valeski、母・Sandy Key Gal、母父・Put It Back
調教師:Chad C Brown、騎手:Irad Ortiz Jr

・カーターHの2着馬。今回もカーターHと同じくVekomaに次ぐ2着だが、前走の7馬身1/4差と比べ今回は着差を詰めた上での2着。

3着:Code Of Honor(クビ差)

牡4、父・Noble Mission、母・Reunited、母父・Dixie Union
調教師:Claude R McGaughey III、騎手:John R Velazquez

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2020-07-04/762126

Manhattan Stakes(G1・芝1m2f・4歳以上)

・1887年創設。1994年からベルモントSのアンダーカードとして行われてきた芝のG1レースで2つある芝コースの内側にあるInner Turfで行われる。昨年の勝ち馬はブリックスアンドモルタル。

1着:Instilled Regard

牡5、父・Arch、母・Enhancing、母父・Forestry
調教師:Chad C Brown、騎手:Irad Ortiz Jr

・道中5番手追走のInstilled Regardが4角手前では内の最後方にポジションを下げる形になるも、直線鋭伸。大接戦となったゴール前、クビ差抜け出したInstilled Regardが差し切り勝ち。

・今回の勝利で通算18戦5勝、G1初制覇重賞4勝目(ダート1勝、芝3勝)。3歳時はルコントSを制し、ケンタッキーダービーでは勝ったJustifyから4馬身半差の4着。その後、転厩し徐々に軸足を芝に移していき、芝重賞を2つ制しここへ臨んでいた。昨年の年度代表馬・ブリックスアンドモルタルと厩舎、主戦騎手が同じでこの馬も今後はBCターフが目標となるか。尚、ブリックスアンドモルタルは昨年6/8にマンハッタンSを制した後は8/10のアーリントンミリオンを使い、11/2のBCターフに向かうローテーションを取っている。

 1着:[2020/07/04]マンハッタンS(米G1・芝10f・ベルモントパーク)
 1着:[2020/06/06]フォートマーシーS(米G2・芝9f・ベルモントパーク)
 1着:[2019/12/14]フォートローダーデールS(米G2・芝9f・ガルフストリームパーク)
 1着:[2018/01/13]ルコントS(米G3・ダ8.5f・フェアグラウンズ)

・父のArchは1995年米国産のKris S産駒。現役時は7戦5勝、G1-スーパーダービー(ダ10f)、G3-ファイエットS(ダ9.5f)の勝ち馬。代表産駒はBCクラシック、ホイットニーH、スティーヴンフォスターHの3つのG1を含む重賞6勝のBlame。2016年1月20日に21歳で心臓発作の疑いで既に死亡している。

・母のEnhancingは7戦1勝。祖母のHeavenly PrizeはアラバマS、ガゼルH、ベルデイムSなどG1・8勝、1994年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬に選出された活躍馬で、一昨年に米競馬殿堂入りした名馬。Heavenly Prizeの産駒(本馬の伯父)・Good Reward(父・Storm Cat)はG1-マンハッタンH、G1-ハリウッドダービーの勝ち馬。

2着:Rockemperor(クビ差)

牡4、父・Holy Roman Emperor、母・Motivation、母父・Muhtathir
調教師:Chad C Brown、騎手:John R Velazquez

3着:Sadler’s Joy(半馬身差)

牡7、父・Kitten’s Joy、母・Dynaire、母父・Dynaformer
調教師:Thomas Albertrani、騎手:Javier Castellano

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/258/belmont-park/2020-07-04/762125