現地時間7/18(土),7/19(日)に欧米で行われたG1レース5つ(イスパーン賞、アイリッシュオークス、ハスケル招待S、CCAオークス、ユナイテッドネーションズS)の結果と動画をまとめてお届けする。

Prix d’Ispahan(G1・芝1800m・3歳以上)

・7/19に仏シャンティイ競馬場にて行われたイスパーン賞は、1番人気のPersian Kingが番手追走から直線あっさり抜け出して快勝。

1着:Persian King

牡4、父・Kingman、母・Pretty Please、母父・Dylan Thomas
調教師:A Fabre、騎手:Pierre-Charles Boudot

・今回の勝利で通算10戦7勝、G1・2勝目、重賞5勝目(G1-イスパーン賞G1-プールデッセデプーラン、G2-ミュゲ賞、G3-フォンテーヌブロー賞、G3-オータムS)。昨年のジョッケクルブ賞以来、374日ぶりのレースだった前々走のリステッドで2着→前走6/28のG2-ミュゲ賞(1600m)で1着とし、ここへ臨んでいた。

・父のKingmanは2011年英国産のInvincible Spirit産駒。現役時はJohn Gosden師に管理され、通算8戦7勝、2着1回。G1を4勝(アイリッシュ2000ギニー、セントジェームズパレスS、サセックスS、ジャックルマロワ賞)。本馬とPalace Pier(先日のセントジェームズパレスS)の2頭のG1馬を輩出し、重賞勝ち馬は12頭輩出中。今年の種付料は昨年の2倍になる15万ポンド。

・母のPretty Pleaseは2戦1勝。伯父のPlanteurは仏G1-ガネー賞など重賞4勝。凱旋門賞、仏ダービーなど重賞4勝のPeintre Celebreと同じ牝系の出身。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/204/chantilly/2020-07-19/762991

Juddmonte Irish Oaks(G1・芝1m4f・3歳牝馬)

・7/18に愛カラ競馬場にて行われたアイリッシュオークスは、道中5番手追走、クールモアのピンクの勝負服のEven Soが直線で抜け出して1着。2着は前走プリティポリーSでMagicalの2着とし1番人気に推されていたCayenne Pepper。

1着:Even So

牝3、父・Camelot、母・Breeze Hill、母父・デインヒル
調教師:G M Lyons、騎手:Colin Keane

・今回の勝利で通算6戦3勝、重賞初制覇。6/13のG1-アイリッシュ1000ギニー(1m)で5着→7/4のL-ネースオークストライアル(1m2f)で1着、としここへ臨んでいた馬。

・父のCamelotは2009年英国産のMontjeu産駒。現役時はA P O’Brien師に管理され、英ダービー、アイリッシュダービー、英2000ギニー、レーシングポストTの4つのG1を含む重賞5勝。主な産駒にLatrobe(アイリッシュダービー)。本馬は5頭目の産駒G1馬となる。今年の種付料は4万ユーロ。

・母のBreeze Hillは6戦未勝利、ドクターデヴィアス(英ダービーなどG1・3勝)、シンコウキング(高松宮記念)の半妹。本馬の従姉にDancing Rain(英オークスなどG1・2勝)、Maybe(モイグレアスタッドS)。Maybeの産駒にSaxon Warrior(英2000ギニーなどG1・2勝)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/178/curragh/2020-07-18/744842

Coaching Club American Oaks(G1・ダ9f・3歳牝馬)

・7/18に米サラトガ競馬場にて行われたCCAオークスは、番手追走のParis Lightsが直線で逃げたCrystal Ballを競り落として1着。

1着:Paris Lights

牝3、父・Curlin、母・Paris Bikini、母父・Bernardini
調教師:William Mott、騎手:Tyler Gaffalione

・今回の勝利で通算4戦3勝、重賞初制覇。4/26のデビュー戦(ダ7f)で3着→5/31の2戦目(ダ8.5f)で1着→6/27の3戦目(ダ8.5f)で1着、としここへ臨んでいた馬。

・父のCurlinは2004年米国産のSmart Strike産駒。現役時は16戦11勝、BCクラシック、ドバイワールドC、プリークネスS、ジョッキークラブゴールドカップ(2勝)、スティーヴンフォスターH、ウッドワードSの7つのG1を含む重賞9勝。Vino Rosso(BCクラシックなどG1・2勝)、Exaggerator(プリークネスSなどG1・3勝)など本馬を含む10頭のG1馬を輩出。今年の種付料は過去最高の17万5000ドル。

・母のParis Bikiniは8戦1勝。近親にJazil(ベルモントS)、Rags to Riches(ベルモントSなどG1・4勝)、カジノドライヴPeeping Fawn(アイリッシュオークスなどG1・4勝)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/445/saratoga/2020-07-18/762971

United Nations Stakes(G1・芝1m3f・3歳以上)

・7/18に米モンマスパーク競馬場にて行われたユナイテッドネーションズSは、道中3,4番手のインを追走していたAquaphobiaが直線で抜け出して1着。

1着:Aquaphobia

牡7、父・Giant’s Causeway、母・Pussycat Doll、母父・Real Quiet
調教師:Michael J Maker、騎手:Joe Bravo

・今回の勝利で通算36戦9勝、重賞初制覇。これまでの重賞出走時の成績は11着、6着、6着、4着、4着という馬で、G1への出走は今回が初。7番人気の伏兵だったが7歳にして初のG1タイトル獲得となっている。

・父のGiant’s Causewayは1997年米国産のStorm Cat産駒。現役時はA P O’Brien師に管理され、13戦9勝、2着4回。アイリッシュチャンピオンS、インターナショナルS、サセックスS、エクリプスS、セントジェームズパレスS、サラマンドル賞の6つのG1を含む重賞8勝。代表産駒にShamardal(ジョッケクルブ賞などG1・4勝)、ブリックスアンドモルタル(BCターフなどG1・5勝)。2018年4月に21歳で死亡。

母のPussycat Dollは17戦7勝、サンタモニカH。ヒューマナディスタフH、ラブレアSの3つのG1に勝利。祖母のHookedonthefeelin(ラブレアS)、叔父のJimmy Creed(マリブS)、母の従妹のMidnight Lucky(エイコーンS、ヒューマナディスタフS)は全てG1馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/253/monmouth-park/2020-07-18/762969

TVG.com Haskell Stakes(G1・ダ9f・3歳)

・7/18に米モンマスパーク競馬場にて行われたRoad to the Kentucky Derbyのポイント対象レースのハスケル招待Sは、ハナに立った1番人気のAuthenticが直線でNy Trafficに猛追されるも、ハナ差、ギリギリ残して逃げ切り勝ち。

1着:Authentic

牡3、父・Into Mischief、母・Flawless、母父・Mr Greeley
調教師:Bob Baffert、騎手:Mike E Smith

・今回の勝利で通算5戦4勝、2着1回。G1初制覇、重賞3勝目(G1-ハスケル招待S、G2-サンフェリペS、G3-シャムS)。前走6/7のG1-サンタアニタダービー(ダ9f)では勝ったHonor A. P.から2馬身3/4差の2着と完敗し、初の敗戦を喫していた。今回の勝利を受けてウィリアムヒルでは9/5のケンタッキーダービーの前売り単オッズで本馬を5番人気(11.00倍)に評価している。

・父のInto Mischiefは2005年米国産のHarlan’s Holiday産駒。現役時は6戦3勝、2歳G1-キャッシュコールフューチュリティ(AW8.5f)の重賞1勝。半妹に名牝Beholder(G1を11勝、エクリプス賞を4度受賞)、半弟にMendelssohn(BCジュヴェナイルターフ)。これまでに本馬を含め7頭のG1馬(GoldencentsPractical JokeAudibleMia MischiefCovfefeGamine、本馬)を輩出。昨年、自身初の北米リーディングサイアーの座に就く。今年の種付料は17万5000ドル。

・母のFlawlessは現役時2戦1勝、2着1回。近親にReynaldothewizard(ドバイゴールデンシャヒーン)、Seventh Street(アップルブラッサムH、ゴーフォーワンドH)、American Gal(ヒューマナディスタフS、テストS)、Undrafted(ダイヤモンドジュビリーS)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/253/monmouth-park/2020-07-18/762970