現地時間8/2(日)に行われた、仏G1-ロートシルト賞、独G1-ディアナ賞(独オークス)、米G1-クレメンテ L ハーシュSのレース結果と動画をお届けする。合わせて現地時間7/30(木)に行われた、Battaashが4連覇を狙って出走した英G2-キングジョージSについても触れる。

Prix Rothschild(G1・1600m・3歳以上牝馬)

・現地時間8/2に仏ドーヴィル競馬場にて行われたロートシルト賞は、好位追走のWatch Meが勝負どころで外ラチ沿いに進路を取られると、しっかりと伸び、接戦を制して1着。

1着:Watch Me

牝4、父・Olympic Glory、母・Watchful、母父・Galileo
調教師:F-H Graffard、騎手:Pierre-Charles Boudot

・今回の勝利で通算8戦4勝、G1・2勝目重賞3勝目(仏G1-ロートシルト賞英G1-コロネーションS、仏G3-アンプリュダンス賞)。昨年6月にコロネーションSを制した後は、8/11のG1-ジャックルマロワ賞4着→10/6のG1-オペラ賞3着。今回はそれ以来、281日ぶりのレースだった。

・父のOlympic Gloryは2010年愛国産のChoisir産駒。英G1-ロッキンジS、英G1-クイーンエリザベス2世S、仏G1-フォレ賞、仏2歳G1-ジャンリュックラガルデール賞など重賞7勝。現4歳はファーストクロップになるが、重賞勝ち馬は未だ本馬のみ

・曽祖母のSharayaは仏G1-ヴェルメイユ賞の勝ち馬。Sharayaの孫にサンアディユ(セントウルS、京阪杯、アイビスサマーダッシュ)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/206/deauville/2020-08-02/763909

162nd Henkel-Preis der Diana – German Oaks(G1・2200m・3歳牝馬)

・現地時間8/2に独デュッセルドルフ競馬場にて行われたディアナ賞(独オークス)は、英国調教馬のMiss Yodaが直線で内と外から迫られるも、頑張り通し1着。世界中でG1を制してきたFrankie Dettori騎手はこのレース初制覇。

1着:Miss Yoda

牝3、父・Sea The Stars、母・Monami、母父・Sholokhov
調教師:John Gosden、騎手:Frankie Dettori

・今回の勝利で通算7戦4勝、G1初制覇。今季は6/5のリングフィールドでのL-オークストライアルフィリーズS(1m3f133yds)で1着→6/16のロイヤルアスコットでのG2-リブルスデイルS(1m3f211yds)で6着→7/9のニューマーケットでのG3-バーレーントロフィー(1m5f)で4着、としここへ臨んでいた。

・Sea The Stars産駒の中で牝馬の主な活躍馬はTaghrooda(英オークス、キングジョージ)、Sea of Class(愛オークス、ヨークシャーオークス)、Star Catcher(愛オークス、ヴェルメイユ賞、ブリティッシュチャンピオンズフィリーズアンドメアズS)がいる。本馬は14頭目の産駒G1馬となる

母のMonamiは独G2-ディアナトライアル(2000m)、独G3-ヴィンターケーニヒン賞(1600m)の勝ち馬。伯母のMeridiana(父・Lomitas)は伊G1-オークスディターリャ(伊オークス)、米G2-オーキッドH、米G3-ビウィッチSの勝ち馬。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/240/dusseldorf/2020-08-02/763919

Clement L Hirsch Stakes(G1・ダ8.5f・3歳以上牝馬)

・現地時間8/2に米デルマー競馬場にて行われたクレメンテ L ハーシュSは、ハナに立ったFighting Madがそのまま逃げ切り勝ち。

1着:Fighting Mad

牝4、父・ニューイヤーズデイ、母・Smokey’s Love、母父・Forestry
調教師:Bob Baffert、騎手:Abel Cedillo

・今回の勝利で通算8戦5勝、G1初制覇重賞3勝目(G1-クレメンテ L ハーシュS、G2-サンタマリアS、G3-トリーパインズS)。5/31の前走G2-サンタマリアSに続き重賞連覇。

・父のニューイヤーズデイは2011年米国産のStreet Cry産駒。現役時はBob Baffert師に管理され、3戦2勝。2戦1勝の身で臨んだG1-BCジュヴェナイル(ダ8.5f)で1着。代表産駒はMaximum Security(シガーマイル、ハスケル招待S、フロリダダービー、サウジカップ)。今年より社台スタリオンステーションにて供用中で種付料は300万円。

・母のSmokey’s Loveは8戦2勝。近親にアドマイヤサガス(北海道スプリントC)、シャインガーネット(ファルコンS)、High Fly(フロリダダービー、ファウンテンオブユースS)。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/444/del-mar/2020-08-03/763954

King George Qatar Stakes(G2・5f・3歳以上)

・現地時間7/30に英グッドウッド競馬場にて行われたキングジョージSは、圧倒的な1番人気に推されたBattaashが好位からラクに抜け出して、トラックレコード(55.62)にて快勝。

1着:Battaash

せん6、父・Dark Angel、母・Anna Law、母父・Lawman
調教師:Charles Hills、騎手:Jim Crowley

・今回の勝利で通算22戦12勝、重賞10勝目。ロイヤルアスコットでの前走6/16のG1-キングズスタンドS(5f)に続く勝利で、キングジョージSはこれで4連覇達成。この後はヨークのG1-ナンソープS(5f)→凱旋門賞当日のG1-アベイドロンシャン賞(1000m)という過去3年と同じ5f路線の王道ローテーションを進むものと思われるが、今季の充実ぶりを見るに、昨年のアベイドロンシャン賞のように極端な道悪馬場にならない限りは、全部持っていきそうな印象。

※レーシングポストのFULL result

https://www.racingpost.com/results/21/goodwood/2020-07-31/761630